ブラックノヴァ（2012年生、母ペルルノワール）

ブラックノヴァ（2012年4月10日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「黒き新星」。毛色は青鹿毛。種牡馬のゴールドアリュール（当時13歳）と交配したペルルノワールが9歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（株）松浦牧場。戦績は、中央平地2戦0勝、地方15戦1勝2着7回。主な勝ち鞍は2015年の一般C2十三。

経歴

デビュー前

ローレルクラブにて総額1,000万円（5万×200口）で一口馬主が募集された。

高橋康之厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2014年）

12月14日、デビュー戦は幸英明騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の2歳新馬（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。馬体重は430kg。15頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、終始4番手を追走。最後は脚が止まってしまい10着に敗れた。

3歳（2015年）

4月18日、約4か月の休み明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた2戦目は、四位洋文騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神芝1400m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。17頭立ての13番人気で13番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線では天性の勝負根性でゴールまで力闘し、6着に入り込んだ。

8月29日、約4か月半の休養明けで馬体重を前走から13kg絞って迎えた3戦目は、山本聡哉騎手を鞍上に迎えて、一般C2十七（水沢ダート1300m 曇/不良）に出走。8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では堅実に脚を伸ばしたが、クドースに交わされて4馬身差の2着に敗北した。

9月5日、連闘で迎えた4戦目は、一般C2十六（水沢ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で山本聡哉騎手（1戦0勝）。6頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。端をきる恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前のタフネスで根気強く脚を伸ばしたが、ギミックに3/4馬身交わされて2着に敗れた。

9月19日、中1週で迎えた5戦目は、一般C2十三（盛岡ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で山本聡哉騎手（2戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。端をきる形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では迫力満点の伸びを見せたが、スプリングムサシに交わされて4馬身差の2着に敗北した。

9月26日、連闘で迎えた6戦目は、一般C2十三（盛岡ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で山本聡哉騎手（3戦0勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。主導権を奪い、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では異次元の末脚を爆発させてあっさりと抜け出し、最後は2着のフクノアングレームに3馬身の差をつけて初白星を挙げた。

10月11日、中1週で迎えた7戦目は、一般C2九（盛岡ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で山本聡哉騎手（4戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚が振るわず5着に敗れた。

10月25日、中1週で迎えた8戦目は、陶文峰騎手を鞍上に迎えて、一般C2一（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。逃げる恰好となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では迫力満点の伸び脚で猛進したが、エクセレントガールにハナ差交わされて2着に甘んじた。

11月15日、中2週で迎えた9戦目は、一般C2十（水沢ダート1300m 小雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で陶文峰騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。逃げる恰好となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚勢が鈍り5着に敗れた。

11月29日、中1週で迎えた10戦目は、一般C2十（水沢ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で陶文峰騎手（2戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。逃げを打ち、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では末脚が続かず、3着に終わった。

12月12日、中1週で迎えた11戦目は、一般C2十三（水沢ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は4戦連続で陶文峰騎手（3戦0勝）。7頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。先頭に立ち、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚勢が衰えて5着に敗れた。

4歳（2016年）

4月3日、約4か月の休み明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた12戦目は、一般C2十（水沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は山本聡哉騎手（5戦1勝）。9頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ジャーフライトにクビ差交わされて2着となった。

4月10日、連闘で迎えた13戦目は、一般C2十（水沢ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は陶文峰騎手（4戦0勝）。7頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線に入ると、馬群に飲まれ3着に沈んだ。

4月17日、連闘で迎えた14戦目は、一般C2十一（水沢ダート1300m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で陶文峰騎手（5戦0勝）。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず4着に敗れた。

5月2日、中1週で迎えた15戦目は、一般C2十一（盛岡ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で陶文峰騎手（6戦0勝）。7頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の豊富なスタミナで最後まで敢闘したが、サトノハンナに交わされて6馬身差の2着に敗北した。

5月15日、中1週で迎えた16戦目は、一般C2九（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で陶文峰騎手（7戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。果敢に端を奪い、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘り切れず4着に沈んだ。

5月22日、連闘で迎えた17戦目は、一般C2十（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で陶文峰騎手（8戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の忍耐力で最後まで脚を伸ばしたが、勝ったココクイーンに詰め切れず、1馬身1/4差の2着に敗北した。