トーアアステリオス（2014年生、母トーアミッシェル）

トーアアステリオス（2014年2月16日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋星、雷光（ギリシャ語）」。毛色は栗毛。種牡馬のアルデバランⅡ（当時16歳）と交配したトーアミッシェルが11歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道虻田郡豊浦町、生産者は（有）トーア牧場。主な勝ち鞍は2019年の一般C1-3。

経歴

デビュー前

作田誠二厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2016年）

11月26日、デビュー戦は北村友一騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（京都ダート1400m 晴/良）に出走。馬体重は480kg。15頭立ての14番人気で8番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず10着に終わった。

3歳（2017年）

3月29日、約4か月の休み明けで迎えた2戦目は、岩田康誠騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の広峰山特別（園田ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての3番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では脚色がやや衰え、3着に終わった。

4月30日、中4週で迎えた3戦目は、松若風馬騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟ダート1800m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら6番手で通過。直線では伸びが劣勢になり8着に敗れた。

6月6日、中4週で迎えた4戦目は、青柳正義騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の能登舳倉島賞（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。7頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚がパッとせず3着に敗れた。

7月12日、中4週で迎えた5戦目は、桑村真明騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のデネブ特別（門別ダート1200m 晴/良）に出走。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず5着に敗れた。

8月20日、中5週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（札幌ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で桑村真明騎手（1戦0勝）。14頭立ての14番人気で3番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では末脚が振るわず14着に終わった。

4歳（2018年）

3月3日、約6か月半の休み明けで迎えた7戦目は、柴田未崎騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（小倉芝1200m 曇/良）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての15番人気で12番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず15着に終わった。

4月17日、中5週で迎えた8戦目は、大畑雅章騎手を鞍上に迎えて、祝☆かおりん&ゆーこりん誕生祭（名古屋ダート1400m 雨/重）に出走。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。逃げる形となり、でレースを牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では我慢強くタフに走り抜いたが、スーサンフェアリーに交わされて1馬身半差の2着に敗北した。

5月2日、中1週で迎えた9戦目は、一般C15（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で大畑雅章騎手（1戦0勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。競走中止となった。

6月30日、中7週で迎えた10戦目は、別府真衣騎手を鞍上に迎えて、一般C3 13（高知ダート800m 雨/不良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではいいところがなく7着に敗れた。

7月16日、中1週で迎えた11戦目は、西川敏弘騎手を鞍上に迎えて、一般C3 13（高知ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったサクラヴァローレに詰め切れず、7馬身差の2着に敗北した。

7月28日、中1週で迎えた12戦目は、水樹奈々高知公演特別（高知ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で西川敏弘騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち前のタフネスでしぶとく脚を伸ばしたが、勝ったサクラエールに詰め切れず、約12馬身差の2着に敗北した。

8月18日、中2週で迎えた13戦目は、晃弘一恵結婚記念特別（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で西川敏弘騎手（2戦0勝）。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったサクラヴァローレに詰め切れず、3馬身差の2着となった。

9月2日、中1週で迎えた14戦目は、一般C3 11（高知ダート1300m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で西川敏弘騎手（3戦0勝）。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るサクラヴァローレを圧倒的な末脚で交わし去り、最後は2馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

9月16日、中1週で迎えた15戦目は、一般C3-8（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で西川敏弘騎手（4戦1勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に立ち、最後は2着のハッピーダンサーに2馬身半の差をつけて圧倒的人気に応えた。

9月29日、中1週で迎えた16戦目は、結婚おめでとう特別（高知ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は6戦連続で西川敏弘騎手（5戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では目の覚めるような末脚を弾けさせて楽々と抜け出し、最後は2着のマロンスライムに3馬身の差をつけて3勝目を収める

10月14日、中1週で迎えた17戦目は、一般C3-5（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は7戦連続で西川敏弘騎手（6戦3勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のモーヴに4馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

10月28日、中1週で迎えた18戦目は、ソナレノギク特別（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は8戦連続で西川敏弘騎手（7戦4勝）。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では伸びが鈍く4着に敗れた。

11月11日、中1週で迎えた19戦目は、ポインセチア特別（高知ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で西川敏弘騎手（8戦4勝）。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では伸びが劣勢になり6着に敗れた。

11月25日、中1週で迎えた20戦目は、はちきん特別（高知ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は10戦連続で西川敏弘騎手（9戦4勝）。12頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線では勝負根性が光る走りを見せたが、勝ったレッドリュンヌに詰め切れず、約11馬身差の2着に敗北した。

12月9日、中1週で迎えた21戦目は、カトレア特別（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は11戦連続で西川敏弘騎手（10戦4勝）。10頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず5着に終わった。

12月30日、中2週で迎えた22戦目は、シクラメン特別（高知ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は12戦連続で西川敏弘騎手（11戦4勝）。12頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではいい脚を見せられず10着に終わった。

5歳（2019年）

1月6日、連闘で迎えた23戦目は、一般C3-2（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は13戦連続で西川敏弘騎手（12戦4勝）。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のアタゴタイゼンに4馬身の差をつけて5勝目をつかんだ。

1月13日、連闘で迎えた24戦目は、ID地方競馬特別（高知ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は14戦連続で西川敏弘騎手（13戦5勝）。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るグレートヒットを圧倒的な末脚で交わし去り、最後は2馬身半の差をつけて6勝目をつかんだ。

1月27日、中1週で迎えた25戦目は、厳冬特別（高知ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は15戦連続で西川敏弘騎手（14戦6勝）。8頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では見所を作れず5着に敗れた。

2月3日、連闘で迎えた26戦目は、岡村卓弥騎手を鞍上に迎えて、節分特別（高知ダート1300m 雨/重）に出走。11頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では一完歩ずつ着実に前との差を詰めて先頭に立ち、最後は2着のピースフルリバティをハナ差振り切って雨下の激闘を制した。

2月13日、中0週で迎えた27戦目は、宮川実騎手を鞍上に迎えて、一般C1-3（高知ダート1400m 晴/不良）に出走。7頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではきっちりと終いの脚を伸ばして、最後は2着のマジックバラードに1馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

2月27日、中1週で迎えた28戦目は、上田将司騎手を鞍上に迎えて、楠山公園特別（高知ダート1600m 雨/重）に出走。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では今一つ伸び切れず5着に敗れた。

3月5日、連闘で迎えた29戦目は、土佐紬特別（高知ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は宮川実騎手（1戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

5月12日、中9週で迎えた30戦目は、早明浦ダム特別（高知ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は西川敏弘騎手（15戦6勝）。10頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず10着に終わった。

5月26日、中1週で迎えた31戦目は、一般C1-4（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で西川敏弘騎手（16戦6勝）。10頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では切れる脚を使えず5着に終わった。

6月16日、中2週で迎えた32戦目は、みんなのくらしと地方競馬特別（高知ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で西川敏弘騎手（17戦6勝）。11頭立ての7番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では目立つような脚を使えず8着に終わった。

6月30日、中1週で迎えた33戦目は、一般C1-4（高知ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で西川敏弘騎手（18戦6勝）。12頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では脚を伸ばせず9着に終わった。

7月14日、中1週で迎えた34戦目は、今年もはむはむ特別（高知ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で西川敏弘騎手（19戦6勝）。8頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず6着に終わった。

7月28日、中1週で迎えた35戦目は、ベイリーフ9周年特別（高知ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は上田将司騎手（1戦0勝）。11頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前のタフネスでしぶとく脚を伸ばしたが、勝ったミュッセンに詰め切れず、3馬身差の2着となった。

8月18日、中2週で迎えた36戦目は、樽の滝特別（高知ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は宮川実騎手（2戦1勝）。12頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では決め手に欠いて12着に終わった。

9月1日、中1週で迎えた37戦目は、一般C1-3（高知ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は西川敏弘騎手（20戦6勝）。9頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では一歩一歩着実に終いの脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のロキに1馬身の差をつけて9勝目を獲得した。

9月16日、中1週で迎えた38戦目は、織田公園特別（高知ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で西川敏弘騎手（21戦7勝）。10頭立ての10番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず8着に終わった。

10月6日、中2週で迎えた39戦目は、落合橋特別（高知ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で西川敏弘騎手（22戦7勝）。10頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では末脚がパッとせず10着に終わった。

10月20日、中1週で迎えた40戦目は、藤盛夫妻新婚旅行特別（高知ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は4戦連続で西川敏弘騎手（23戦7勝）。11頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では天稟の闘争心でゴールまで力走し、3着に入り込んだ。

11月17日、中3週で迎えた41戦目は、べふ峡特別（高知ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は上田将司騎手（2戦0勝）。11頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。最後は脚を失くしてしまい8着に終わった。

12月1日、中1週で迎えた42戦目は、黒バラコウタロー特別（高知ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は西川敏弘騎手（24戦7勝）。12頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では末脚がパッとせず11着に敗れた。