レットミーゴー（1999年生、母クワント）

レットミーゴー（1999年3月10日）は、アメリカ合衆国で生まれ、日本で調教された競走馬。牡馬。馬名の意味は「放っておいて」。毛色は栗毛。種牡馬のMiswaki（当時21歳）と交配したクワントが8歳のときに産んだ初仔が本馬である。戦績は、中央平地3戦0勝、地方28戦7勝2着6回。主な勝ち鞍は2004年のつつじ特別(一般C2 C3)。

経歴

デビュー前

小林常泰厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2002年）

8月17日、デビュー戦は横山義行騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（新潟芝1000m 曇/良）に出走。馬体重は468kg。18頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。18着に敗れた。

9月1日、中1週で迎えた2戦目は、五十嵐雄祐騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟芝1000m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。16頭立ての14番人気で1番ゲートからスタート。10着に終わった。

10月5日、中4週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた3戦目は、伊藤直人騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島ダート1000m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。12頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後は脚勢が衰えて10着に終わった。

11月17日、中5週で迎えた4戦目は、木村芳晃騎手を鞍上に迎えて、一般C5（高崎ダート1330m 曇/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったホッカイアンジーから1馬身半差の2着に敗北した。

12月30日、中5週で迎えた5戦目は、藤塚聡子騎手を鞍上に迎えて、ブロンズサドル特別（高崎ダート1400m 晴/稍重）に出走。12頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。3着に終わった。

4歳（2003年）

1月14日、中1週で迎えた6戦目は、一般C4（高崎ダート1330m 晴/良）に出走。鞍上は木村芳晃騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。4着に敗れた。

1月27日、中1週で迎えた7戦目は、一般C4（高崎ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で木村芳晃騎手（2戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったパリスカラノテガミから3/4馬身差の2着に敗北した。

2月14日、中2週で迎えた8戦目は、一般C4（高崎ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で木村芳晃騎手（3戦0勝）。11頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。最後は、2着のレッドライトブルーに1馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

3月30日、中5週で迎えた9戦目は、たんぽぽ特別（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で木村芳晃騎手（4戦1勝）。11頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。4着に終わった。

8月23日、約5か月の休み明けで馬体重を前走から17kg減らして迎えた10戦目は、金井正幸騎手を鞍上に迎えて、一般C4 17（高崎ダート1330m 晴/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。4着に敗れた。

9月22日、中3週で迎えた11戦目は、茂呂菊次郎騎手を鞍上に迎えて、一般C4 14（高崎ダート1330m 曇/不良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のイーストポイントに4馬身の差をつけて2勝目をマークした。

10月11日、中2週で迎えた12戦目は、いちょう特別（高崎ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は金井正幸騎手（1戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。10着に敗れた。

10月26日、中1週で迎えた13戦目は、コスモス特別（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で金井正幸騎手（2戦0勝）。12頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。5着に敗れた。

11月24日、中3週で迎えた14戦目は、丸山侯彦騎手を鞍上に迎えて、寒椿特別（高崎ダート1500m 曇/良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。4着に終わった。

11月30日、連闘で迎えた15戦目は、一般C4 11（高崎ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は金井正幸騎手（3戦0勝）。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。最後は、2着のラクンパルシータに4馬身の差をつけて3勝目をマークした。

12月23日、中2週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた16戦目は、一般C3 C4-9（高崎ダート1330m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で金井正幸騎手（4戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったシャープクリアーから1馬身差の2着に敗北した。

12月31日、連闘で迎えた17戦目は、シルバーステッキ賞（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で金井正幸騎手（5戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。6着に敗れた。

5歳（2004年）

1月31日、中3週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた18戦目は、一般C3 C4-10（高崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は茂呂菊次郎騎手（1戦1勝）。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。9着に敗れた。

2月12日、中1週で迎えた19戦目は、一般C3 C4-14（高崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で茂呂菊次郎騎手（2戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のエプソムソレイユに5馬身の差をつけて4勝目を手中に収めた。

3月2日、中2週で迎えた20戦目は、一般C3-9（高崎ダート1330m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で茂呂菊次郎騎手（3戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったサミットパワーから半馬身差の2着に敗北した。

3月13日、中1週で迎えた21戦目は、もくれん特別（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で茂呂菊次郎騎手（4戦2勝）。9頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。4着に敗れた。

4月6日、中2週で迎えた22戦目は、光徳賞（宇都宮ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は木村芳晃騎手（5戦1勝）。11頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。4着を確保した。

4月17日、中1週で迎えた23戦目は、ライラック特別（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は金井正幸騎手（6戦1勝）。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。最後は、2着のシャープクリアーに1馬身半の差をつけて優勝

5月9日、中2週で迎えた24戦目は、つつじ特別（高崎ダート1500m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で金井正幸騎手（7戦2勝）。8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のムラテツモーリに半馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

6月5日、中3週で迎えた25戦目は、初夏特別（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で金井正幸騎手（8戦3勝）。10頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。最後は、勝ったオンワードクウガから1馬身差の2着となった。

6月19日、中1週で迎えた26戦目は、烏川特別（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で金井正幸騎手（9戦3勝）。12頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、勝ったコアレスブームから1馬身差の2着に敗北した。

6月25日、連闘で迎えた27戦目は、竜頭賞（宇都宮ダート1500m 雨/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で金井正幸騎手（10戦3勝）。11頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。4着に終わった。

7月18日、中2週で迎えた28戦目は、涼風特別（高崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で金井正幸騎手（11戦3勝）。11頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。8着に敗れた。

8月15日、中3週で迎えた29戦目は、残暑特別（高崎ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で金井正幸騎手（12戦3勝）。10頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。6着に終わった。

8月30日、中1週で迎えた30戦目は、晩夏特別（高崎ダート1500m 雨/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で金井正幸騎手（13戦3勝）。12頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。7着に敗れた。

9月26日、中3週で迎えた31戦目は、一般C2-7（高崎ダート1330m 曇/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で金井正幸騎手（14戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のアイティーウエルズに3馬身の差をつけて制した。