エプソムソレイユ（2000年生、母ミリオンスマイル）
Epsom Soleil
2000.03.07
エプソムソレイユ（2000年3月7日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋太陽（仏）」。毛色は鹿毛。種牡馬のエブロス（当時14歳）と交配したミリオンスマイルが16歳のときに産んだ9番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）西川富岡牧場。戦績は、中央平地19戦0勝、地方15戦2勝2着3回。主な勝ち鞍は2004年の百合特別(一般C3)。
経歴
デビュー前
1歳のとき、西川富岡牧場から「北海道8月市場サラブレッド1歳」に上場され、マギーファームによって367.5万円で落札された。2歳のとき、マギーファームから「北海道5月トレーニングセールサラブレッド2歳」に上場され、エプソム愛馬会によって1,039.5万円で落札された。
エプソム愛馬会にて総額2,000万円（20万×100口）で一口馬主が募集された。
菊川正達厩舎（美浦）へ入厩。
2歳（2002年）
7月20日、デビュー戦は中舘英二騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（函館芝1200m 雨/稍重）に出走。馬体重は416kg。10頭立ての10番人気で大外10番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では伸びを欠き6着に終わった。
8月4日、中1週で迎えた2戦目は、勝浦正樹騎手を鞍上に迎えて、2歳新馬（函館芝1200m 曇/良）に出走。9頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。最後は減速してしまい7着に終わった。
8月24日、中2週で迎えた3戦目は、江田照男騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（新潟芝1000m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。5着に敗れた。
12月14日、約3か月半の休み明けで迎えた4戦目は、D.バルジュー騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（中山ダート1200m 晴/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。14頭立ての13番人気で大外14番ゲートからスタート。非常に速いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では脚が残っておらず9着に終わった。
3歳（2003年）
1月5日、中2週で迎えた5戦目は、二本柳壮騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/重）に出走。16頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。かなり厳しいペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では伸びが鈍く16着に終わった。
1月19日、中1週で迎えた6戦目は、伊藤直人騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉芝1800m 曇/良）に出走。16頭立ての16番人気で12番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では切れる脚を使えず12着に終わった。
2月1日、中1週で迎えた7戦目は、石神深一騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に出走。16頭立ての14番人気で2番ゲートからスタート。端を奪う形となり、後続との差を2馬身以上キープして、平均ペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではゴールまでじわりじわりと伸び、3着を確保した。
2月16日、中1週で迎えた8戦目は、3歳未勝利（中山ダート1200m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で石神深一騎手（1戦0勝）。16頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。かなり厳しいペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず8着に終わった。
3月8日、中2週で迎えた9戦目は、3歳未勝利（中山ダート1800m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で石神深一騎手（2戦0勝）。16頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線ではいいところがなく13着に敗れた。
3月23日、中1週で迎えた10戦目は、3歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で石神深一騎手（3戦0勝）。10頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では切れる脚を使えず9着に終わった。
4月5日、中1週で迎えた11戦目は、大塚栄三郎騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島芝2000m 雨/良）に出走。15頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。先陣を切る形となり、リードを2馬身以上確保して、ミドルペースでレースを進める。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚が止まってしまい11着に終わった。
5月10日、中4週で迎えた12戦目は、3歳未勝利（東京芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は石神深一騎手（4戦0勝）。15頭立ての13番人気で7番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、リードを2馬身以上確保して、若干遅いペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘りを欠いて6着に敗れた。
5月24日、中1週で迎えた13戦目は、3歳未勝利（東京芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は江田照男騎手（1戦0勝）。18頭立ての14番人気で15番ゲートからスタート。主導権を奪い、平均的なペースで一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では脚が上がってしまい17着に終わった。
6月8日、中1週で迎えた14戦目は、3歳未勝利（東京芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で江田照男騎手（2戦0勝）。18頭立ての13番人気で11番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを17番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず15着に終わった。
6月15日、連闘で迎えた15戦目は、藤原英幸騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京芝1600m 曇/稍重）に出走。17頭立ての13番人気で大外17番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、馬場の外目を回って11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線では目立つような脚を使えず9着に終わった。
8月16日、中8週で迎えた16戦目は、3歳未勝利（新潟芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は石神深一騎手（5戦0勝）。18頭立ての14番人気で6番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、平均ペースで馬群を先導。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。最後は失速してしまい18着に終わった。
10月5日、中6週で迎えた17戦目は、3歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は藤原英幸騎手（1戦0勝）。16頭立ての14番人気で14番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを15番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず15着に終わった。
12月14日、中9週で馬体重を前走から20kg増やして迎えた18戦目は、矢野貴之騎手を鞍上に迎えて、一般C4-9（高崎ダート1330m 晴/良）に出走。9頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。5着に敗れた。
12月21日、連闘で迎えた19戦目は、高橋文雄騎手を鞍上に迎えて、一般C4 11（高崎ダート1400m 晴/重）に出走。9頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。6着に終わった。
4歳（2004年）
1月3日、中1週で迎えた20戦目は、丸山侯彦騎手を鞍上に迎えて、一般C3 C4-9（高崎ダート1330m 晴/良）に出走。10頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。最後は、勝ったデルマヨッシーから1馬身半差の2着となった。
2月12日、中5週で迎えた21戦目は、一般C3 C4-14（高崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は矢野貴之騎手（1戦0勝）。9頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。最後は、勝ったレットミーゴーから5馬身差の2着となった。
2月19日、連闘で迎えた22戦目は、一般C4（宇都宮ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で矢野貴之騎手（2戦0勝）。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。9着に敗れた。
2月29日、中0週で迎えた23戦目は、久保田政弘騎手を鞍上に迎えて、一般C4 11（高崎ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。8着に終わった。
3月28日、中3週で迎えた24戦目は、一般C3 C4-9（高崎ダート1330m 晴/良）に出走。鞍上は矢野貴之騎手（3戦0勝）。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。5着に敗れた。
4月17日、中2週で迎えた25戦目は、一般C4-10（高崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で矢野貴之騎手（4戦0勝）。7頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。5着に終わった。
5月9日、中2週で迎えた26戦目は、一般C3 C4-8（高崎ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で矢野貴之騎手（5戦0勝）。8頭立ての4番人気で大外8番ゲートからスタート。最後は、勝ったダイゼンロイヤルからクビ差の2着となった。
5月30日、中2週で迎えた27戦目は、一般C3 C4-11（高崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は丸山侯彦騎手（1戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。6着に敗れた。
6月21日、中2週で迎えた28戦目は、鈴木正騎手を鞍上に迎えて、一般C2 C3-7（高崎ダート1400m 曇/良）に出走。10頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。9着に敗れた。
7月3日、中1週で迎えた29戦目は、一般C3 C4-6（高崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で鈴木正騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のパーリーティースに半馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。
7月17日、中1週で迎えた30戦目は、百合特別（高崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で鈴木正騎手（2戦1勝）。9頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。最後は、2着のラクンパルシータに2馬身の差をつけて勝利を手に入れた。
8月15日、中3週で迎えた31戦目は、残暑特別（高崎ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で鈴木正騎手（3戦2勝）。10頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。3着に終わった。
8月29日、中1週で迎えた32戦目は、菅沼特別（高崎ダート1900m 雨/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で鈴木正騎手（4戦2勝）。10頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。7着に敗れた。
11月6日、中9週で馬体重を前走から19kg減らして迎えた33戦目は、小林淳一騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（東京芝1600m 晴/良）に出走。13頭立ての13番人気で大外13番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず11着に終わった。
12月4日、中3週で迎えた34戦目は、横山賀一騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下の沓掛特別（中京ダート1700m 小雨/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての16番人気で3番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では決め手に欠いて14着に終わった。