ハギサカブルース（2001年生、母シンメイサコン）

ハギサカブルース（2001年5月10日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋母母名の一部」。毛色は鹿毛。種牡馬のトワイニング（当時10歳）と交配したシンメイサコンが10歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は（有）エムエム、ヤマダファーム。戦績は、中央平地3戦0勝、地方30戦8勝2着5回。主な勝ち鞍は2003年の新馬チャレンジ（3）。

経歴

デビュー前

伊藤強一厩舎（笠松）へ入厩。

2歳（2003年）

7月15日、デビュー戦は川原正一騎手を鞍上に据えて、2歳戦の新馬チャレンジ（3）（笠松ダート800m 晴/稍重）に出走。馬体重は450kg。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のキヌガサミスターに1馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

12月15日、約5か月の休養明けで馬体重を前走から23kg増やして迎えた2戦目は、2歳（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で川原正一騎手（1戦1勝）。10頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず6着に終わった。

3歳（2004年）

1月13日、中3週で馬体重を前走から13kg絞って迎えた3戦目は、3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で川原正一騎手（2戦1勝）。6頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず3着に敗れた。

2月15日、中4週で迎えた4戦目は、3歳戦のバレンタイン特別（笠松ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で川原正一騎手（3戦1勝）。6頭立ての2番人気で1番ゲートからスタート。端に立つ形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前のタフネスでしぶとく脚を伸ばしたが、シャンハイハニーに半馬身交わされて2着に敗れた。

3月21日、中4週で迎えた5戦目は、3歳500万下（阪神ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で川原正一騎手（4戦1勝）。12頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は脚色が衰えて12着に終わった。

4月4日、中1週で迎えた6戦目は、3歳500万下（阪神ダート1200m 雨/不良）に出走。鞍上は6戦連続で川原正一騎手（5戦1勝）。14頭立ての13番人気で11番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり、馬場の外目を通りながら4コーナーを7番手で通過。最後はバタバタになってしまい14着に終わった。

4月26日、中2週で迎えた7戦目は、3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で川原正一騎手（6戦1勝）。7頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のキヌガサマッハオーに1馬身半の差をつけて2勝目を挙げた。

5月17日、中2週で迎えた8戦目は、3歳（笠松ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は8戦連続で川原正一騎手（7戦2勝）。7頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。先頭に立ち、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、リトルグローリアスに交わされて3馬身差の2着に敗北した。

6月5日、中2週で迎えた9戦目は、3歳500万下（中京ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で川原正一騎手（8戦2勝）。16頭立ての13番人気で1番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず15着に終わった。

6月26日、中2週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた10戦目は、3歳（笠松ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は10戦連続で川原正一騎手（9戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。端を取り切り、でレースを引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚勢が衰えて9着に敗れた。

7月11日、中1週で馬体重を前走から11kg絞って迎えた11戦目は、坂口重政騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のアルプス特別（笠松ダート1600m 晴/重）に出走。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。先手を取り、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のクリアーストーンに4馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

7月28日、中1週で迎えた12戦目は、牝馬限定3歳地方重賞のサラ・クイーンカップ（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で坂口重政騎手（1戦1勝）。10頭立ての5番人気で大外10番ゲートからスタート。逃げを打つ形となり、で馬群を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は垂れてしまい6着に敗れた。

8月15日、中2週で迎えた13戦目は、3歳戦の金の弩標特別（笠松ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は川原正一騎手（10戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ミラクルマッハに交わされて1馬身半差の2着に敗北した。

8月31日、中1週で迎えた14戦目は、安藤光彰騎手を鞍上に迎えて、3歳（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には割り込めず4着に敗れた。

9月15日、中1週で迎えた15戦目は、3歳（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で安藤光彰騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。先陣を切る恰好となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、シノブホマレに3/4馬身交わされて2着に敗北した。

10月1日、中1週で迎えた16戦目は、3歳地方重賞の岐阜金賞（笠松ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は坂口重政騎手（2戦1勝）。10頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では末脚がパッとせず9着に終わった。

10月14日、中1週で迎えた17戦目は、一般B11（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は川原正一騎手（11戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。先陣を切る恰好となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のミヤノガイセンに5馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

11月4日、中2週で迎えた18戦目は、中山七里特別（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で川原正一騎手（12戦3勝）。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。端を奪う恰好となり、で集団を牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ダイショウクイーンに交わされて2馬身半差の2着に敗北した。

11月26日、中2週で迎えた19戦目は、一般B9（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で川原正一騎手（13戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。先頭に立つ格好となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のタモノステルスに4馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

12月14日、中2週で迎えた20戦目は、アサヒビールカップ（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は安藤光彰騎手（2戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、で馬群を先導。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では伸びあぐねて5着に敗れた。

12月29日、中1週で迎えた21戦目は、シクラメン特別（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は川原正一騎手（14戦4勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。先手を奪う形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のパレスホークに1馬身半の差をつけて6勝目を収める

4歳（2005年）

1月10日、中1週で迎えた22戦目は、一般B2（笠松ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で川原正一騎手（15戦5勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。先手を取る形となり、で馬群を先導。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。最後は減速してしまい8着に敗れた。

1月23日、中1週で迎えた23戦目は、一般B2（笠松ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で川原正一騎手（16戦5勝）。10頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。ハナを奪い、で一団を先導。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。最後は力尽きて8着に終わった。

2月6日、中1週で迎えた24戦目は、一般B2（笠松ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は安藤光彰騎手（3戦0勝）。10頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。主導権を握る恰好となり、で集団を先導。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線ではいいところがなく6着に敗れた。

4月3日、中7週で迎えた25戦目は、大原浩司騎手を鞍上に迎えて、奈良津桜特別（笠松ダート1800m 晴/良）に出走。10頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では伸びが鈍く9着に終わった。

4月24日、中2週で迎えた26戦目は、菜の花特別（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で大原浩司騎手（1戦0勝）。10頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では末脚がパッとせず7着に終わった。

5月17日、中2週で迎えた27戦目は、一般B4（笠松ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で大原浩司騎手（2戦0勝）。10頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は垂れてしまい7着に終わった。

5月31日、中1週で迎えた28戦目は、一般B4（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は川原正一騎手（17戦5勝）。8頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では見所を作れず6着に終わった。

6月21日、中2週で迎えた29戦目は、一般B4（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は大原浩司騎手（3戦0勝）。10頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。先陣を切る形となり、でレースを進める。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて先頭をうかがい、最後は2着のマルヨスポットをハナ差振り切って1着ゴールを果たした。

7月10日、中2週で迎えた30戦目は、飛騨牛カップ（笠松ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で大原浩司騎手（4戦1勝）。6頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず3着に敗れた。

7月28日、中2週で迎えた31戦目は、岡部誠騎手を鞍上に迎えて、笠松町商工会正副会長賞（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。果敢に端を奪い、で一団を引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線に入ると、粘り切れず4着に沈んだ。

8月14日、中1週で迎えた32戦目は、浜口楠彦騎手を鞍上に迎えて、ほていや賞（笠松ダート1600m 曇/良）に出走。8頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線で前を交わして先頭に立つと、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のサツマオゴジョに2馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

8月28日、中1週で迎えた33戦目は、キリンクラシックラガー杯（笠松ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で浜口楠彦騎手（1戦1勝）。8頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には届かず4着に敗れた。