リトルグローリアス（2001年生、母シュンレイカ）

リトルグローリアス（2001年5月20日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のキンググローリアス（当時15歳）と交配したシュンレイカが16歳のときに産んだ7番仔が本馬である。産地は北海道勇払郡早来町、生産者は吉田牧場。戦績は、地方42戦10勝2着4回。2004年のキングに勝利するなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

鈴木良文厩舎（笠松）へ入厩。

2歳（2003年）

11月25日、デビュー戦は向山牧騎手を鞍上に据えて、2歳戦の新馬チャレンジ（17）（笠松ダート1400m 雨/不良）に出走。馬体重は444kg。8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では今一つ伸び切れず4着に敗れた。

12月17日、中2週で迎えた2戦目は、柴山雄一騎手を鞍上に迎えて、2歳（笠松ダート1400m 晴/重）に出走。8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではキレのいい末脚を披露したが、3着に終わった。

3歳（2004年）

1月1日、中1週で迎えた3戦目は、3歳（笠松ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は向山牧騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では迫力満点の伸び脚で急追したが、抜け出したクロノスキーを捕まえ切れず、クビ差の2着に甘んじた。

2月1日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた4戦目は、3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で向山牧騎手（2戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では驚異的な末脚を爆発させて悠々と抜け出し、最後は2着のミスアルカイに3馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

2月19日、中2週で迎えた5戦目は、3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で向山牧騎手（3戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。先手を奪う形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のダークミストに6馬身の差をつけて2勝目を収める

3月3日、中1週で迎えた6戦目は、3歳（笠松ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で向山牧騎手（4戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のダイナマイトスキーに2馬身半の差をつけて1着ゴールを果たした。

3月25日、中2週で迎えた7戦目は、3歳オープンのキング（名古屋ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は柴山雄一騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。最後は、2着のペアーキッズに6馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

4月5日、中1週で迎えた8戦目は、3歳（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は向山牧騎手（5戦3勝）。7頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るモリトラオテンバを上がり2位の末脚で半馬身差し切って怒涛の5連勝を決めた。

4月26日、中2週で迎えた9戦目は、3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で向山牧騎手（6戦4勝）。7頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では見所を作れず5着に敗れた。

5月17日、中2週で迎えた10戦目は、3歳（笠松ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で向山牧騎手（7戦4勝）。7頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るハギサカブルースを上がり0位の末脚で交わし去り、最後は3馬身の差をつけて6勝目をマークした。

6月1日、中1週で迎えた11戦目は、3歳（笠松ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で向山牧騎手（8戦5勝）。8頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。逃げる恰好となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のキヌガサマッハオーを半馬身振り切って先頭ゴールを果たした。

6月22日、中2週で迎えた12戦目は、一般B7（笠松ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で向山牧騎手（9戦6勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るイーフラッシュを上がり0位の末脚で半馬身差し切って8勝目を手にした。

7月12日、中2週で迎えた13戦目は、穂高特別（笠松ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で向山牧騎手（10戦7勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったマネートークスにねじ伏せられて1馬身半差の2着に敗北した。

7月28日、中1週で迎えた14戦目は、牝馬限定3歳地方重賞のサラ・クイーンカップ（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で向山牧騎手（11戦7勝）。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず5着に敗れた。

9月15日、中6週で迎えた15戦目は、一般B7（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で向山牧騎手（12戦7勝）。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したフレイムを捕まえ切れず、4馬身差の2着に敗北した。

4歳（2005年）

4月7日、約7か月の休み明けで迎えた16戦目は、的場直之騎手を鞍上に迎えて、一般C2九十11（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。14頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では末脚にキレが無く14着に敗れた。

11月18日、約7か月半の休養明けで馬体重を前走から25kg増やして迎えた17戦目は、一般C3二（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で的場直之騎手（1戦0勝）。14頭立ての4番人気で13番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では伸びあぐねて9着に敗れた。

12月9日、中2週で迎えた18戦目は、一般C3一二（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で的場直之騎手（2戦0勝）。14頭立ての7番人気で13番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。最後はバタバタになってしまい14着に敗れた。

12月30日、中2週で迎えた19戦目は、一般C3一二（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で的場直之騎手（3戦0勝）。14頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は脚色が悪くなり13着に敗れた。

5歳（2006年）

1月18日、中2週で迎えた20戦目は、牝馬限定の4歳C3（大井ダート1600m 内回り曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で的場直之騎手（4戦0勝）。13頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線に入ると、前で粘るヤマショウブランチを次元の違う末脚で半馬身差し切って久しぶりに美酒を浴びた。

2月3日、中1週で迎えた21戦目は、一般C3二三（大井ダート1600m 内回り晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で的場直之騎手（5戦1勝）。13頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを7番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず7着に敗れた。

2月17日、中1週で迎えた22戦目は、一般C3二ア（船橋ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で的場直之騎手（6戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線で前を交わして先頭に立つと、凄まじい末脚を爆発させて、最後は2着のモエレジャスティスに1馬身の差をつけて10勝目を達成した。

3月3日、中1週で迎えた23戦目は、納谷和玖騎手を鞍上に迎えて、一般C3二三（大井ダート1500m 内回り曇/重）に出走。14頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線ではビュッと切れる脚を見せたが、勝ったネイティブキングにねじ伏せられて1馬身半差の2着となった。

3月24日、中2週で迎えた24戦目は、一般C3一二（大井ダート1600m 内回り曇/稍重）に出走。鞍上は的場直之騎手（7戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず4着に敗れた。

4月14日、中2週で迎えた25戦目は、一般C2十11（大井ダート1500m 内回り曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で的場直之騎手（8戦2勝）。14頭立ての4番人気で12番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入った。

5月12日、中3週で迎えた26戦目は、一般C2-11 12（大井ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で的場直之騎手（9戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚色が鈍り10着に敗れた。

5月26日、中1週で迎えた27戦目は、一般C2九十（大井ダート1600m 内回り曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で的場直之騎手（10戦2勝）。12頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後は脚を失くしてしまい10着に敗れた。

6月9日、中1週で迎えた28戦目は、安藤光彰騎手を鞍上に迎えて、一般C2-13 14（大井ダート1600m 内回り曇/不良）に出走。9頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では鋭い脚を使えず7着に敗れた。

6月30日、中2週で迎えた29戦目は、一般C2-13 14（大井ダート1500m 内回り曇/良）に出走。鞍上は納谷和玖騎手（1戦0勝）。12頭立ての7番人気で大外12番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり8着に終わった。

7月13日、中1週で迎えた30戦目は、一般C3三四（大井ダート1400m 雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で納谷和玖騎手（2戦0勝）。12頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では伸びが劣勢になり10着に終わった。

8月2日、中2週で迎えた31戦目は、吉井竜一騎手を鞍上に迎えて、一般C3三四（大井ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では見所を作れず11着に終わった。

8月16日、中1週で迎えた32戦目は、一般C3五六七（大井ダート1600m 内回り晴/重）に出走。鞍上は納谷和玖騎手（3戦0勝）。10頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで頑張り、3着を確保した。

8月30日、中1週で迎えた33戦目は、一般C3三四（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で納谷和玖騎手（4戦0勝）。9頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では見所を作れず8着に敗れた。

9月15日、中1週で迎えた34戦目は、一般C3三四（大井ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で納谷和玖騎手（5戦0勝）。13頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを先頭で通過。最後は脚色が鈍り8着に終わった。

10月5日、中2週で迎えた35戦目は、一般C3三四（大井ダート1600m 内回り雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で納谷和玖騎手（6戦0勝）。8頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。先手を取り、若干緩いペースで一団を先導。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線に入ると、粘り切れず4着に敗れた。

10月20日、中1週で迎えた36戦目は、一般C3一二（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で納谷和玖騎手（7戦0勝）。11頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では決め手に欠いて7着に終わった。

11月9日、中2週で迎えた37戦目は、一般C3一二（大井ダート1500m 内回り晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で納谷和玖騎手（8戦0勝）。13頭立ての11番人気で大外13番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く9着に終わった。

12月1日、中2週で迎えた38戦目は、一般C3一二（大井ダート1600m 内回り晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で納谷和玖騎手（9戦0勝）。13頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで走り切り、3着に入り込んだ。

12月31日、中3週で迎えた39戦目は、一般C3一二（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で納谷和玖騎手（10戦0勝）。11頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。最後は脚色が衰えて11着に敗れた。

6歳（2007年）

1月24日、中2週で迎えた40戦目は、一般C3三（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で納谷和玖騎手（11戦0勝）。13頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで頑張り、3着に入り込んだ。

2月7日、中1週で迎えた41戦目は、一般C3二イ（船橋ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は10戦連続で納谷和玖騎手（12戦0勝）。9頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。逃げる形となり、ミドルペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘りを欠いて4着に沈んだ。

2月20日、中1週で迎えた42戦目は、一般C3四五六（大井ダート1500m 内回り雨/重）に出走。鞍上は11戦連続で納谷和玖騎手（13戦0勝）。14頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では天性の敢闘精神でゴールまで力闘し、5着を確保した。