アルファジェス（1981年生、母フジノシヤーク）

アルファジェス（1981年4月13日）は、日本の競走馬、種牡馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のリイフオー（当時6歳）と交配したフジノシヤークが7歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）秋田牧場。戦績は、中央平地26戦8勝2着5回。1987年の六甲ステークス(オープン)で2着に入るなどの活躍をした。

経歴

2歳（1984年）

1月7日、11頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。3着に終わった。

1月22日、8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。3着に終わった。

2月19日、11頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。3着に終わった。

3月10日、8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。3着に終わった。

4月1日、7頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。最後は、勝ったアカツキボーイから半馬身差の2着となった。

4月22日、11頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。5着に敗れた。

5月13日、9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。最後は、2着のフジノタイゼンに6馬身の差をつけてトップでゴールを駆け抜けた。

6月9日、14頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。最後は、勝ったナナヨーテイターから3/4馬身差の2着となった。

9月8日、7頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。最後は、2着のオサイチセンプーに1馬身1/4の差をつけて勝利を決めた。

9月29日、12頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったゴールドサイトから3/4馬身差の2着に敗北した。

10月21日、18頭立ての10番人気で大外18番ゲートからスタート。最後は、勝ったニシノライデンからアタマ差の2着となった。

5歳（1986年）

3月15日、5歳以上900万下（阪神ダート1800m 曇/重）に出走。鞍上は松永昌博騎手。18頭立ての4番人気に推されて1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線では切れ味抜群の末脚を発揮したが、4着に終わった。

10月19日、4歳以上900万下の岩倉特別（京都芝1400m 外回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で松永昌博騎手。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線に入ると、前で粘るワンモアジョイを別次元の末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて勝利を物にした。

11月1日、4歳以上900万下の衣笠特別（京都芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で松永昌博騎手。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線で前を交わして先頭に立つと、ぐいぐいと末脚を伸ばして、最後は2着のヒダカシュートに1馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

12月6日、4歳以上900万下の鳥羽特別（中京芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で松永昌博騎手。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線に入ると、前で粘るヒシノリフオーを豪快な末脚で交わし去り、最後は2馬身の差をつけて勝利を掴み取った。

6歳（1987年）

1月5日、ハンデG3の金杯（京都芝2000m 雨/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で松永昌博騎手。15頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、馬場の外目を回って4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではいい脚を見せられず10着に敗れた。

1月24日、5歳以上900万下の石清水特別（京都芝2200m 外回り晴/不良）に出走。鞍上は6戦連続で松永昌博騎手。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るマルカイッキを次元の違う末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけてトップでゴールに飛び込んだ。

2月22日、ハンデG2の京都記念（京都芝2400m 外回り雨/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で松永昌博騎手。12頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら3番手で通過。直線では決め手が足りず、4着に終わった。

11月14日、4歳以上1400万下の比叡特別（京都芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で松永昌博騎手。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて悠々と抜け出し、最後は2着のマヤノオリンピアに4馬身の差をつけて勝利を手にした。

12月6日、ハンデG2の鳴尾記念（阪神芝2500m 曇/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で松永昌博騎手。13頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では見せ場なく7着に敗れた。

12月26日、六甲ステークス（阪神芝2200m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で松永昌博騎手。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では迫力十分の伸び脚で追い上げたが、勝ったスピードヒーローに詰め切れず、2馬身半差の2着に敗北した。

7歳（1988年）

1月16日、5歳以上1400万下の寿賞（京都芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で松永昌博騎手。16頭立ての1番人気に推されて大外16番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に立ち、最後は2着のローズイバロンをハナ差振り切ってトップでゴールに飛び込んだ。

12月24日、六甲ステークス（阪神芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は12戦連続で松永昌博騎手。11頭立ての5番人気で大外11番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では伸びを欠き11着に敗れた。

8歳（1989年）

1月20日、洛陽ステークス（京都芝1600m 外回り雨/不良）に出走。鞍上は13戦連続で松永昌博騎手。10頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず9着に終わった。

9歳（1990年）

2月24日、アメジストステークス（中山芝1600m 外回り晴/不良）に出走。鞍上は中舘英二騎手。9頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では末脚が振るわず6着に終わった。

3月18日、ハンデG3の中京記念（中京芝2000m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は蛯名信広騎手。16頭立ての15番人気で12番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは16番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず15着に終わった。