コアタイム（1995年生、母リアルクリード）

コアタイム（1995年4月21日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のスキャン（当時7歳）と交配したリアルクリードが11歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）浦河小林牧場。戦績は、中央平地10戦0勝、地方32戦4勝2着3回。主な勝ち鞍は2000年の白菊特別(一般C1イ)。

経歴

デビュー前

佐々木亜良厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1998年）

4月4日、デビュー戦は柴田善臣騎手を鞍上に据えて、4歳未出走（中山芝1200m 外回り晴/稍重）に出走。馬体重は484kg。16頭立ての7番人気で大外16番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では全く伸びず11着に敗れた。

4月19日、中1週で迎えた2戦目は、4歳未出走（中山ダート1200m 晴/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で柴田善臣騎手（1戦0勝）。14頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では瞬発力に富んだ末脚を繰り出し、3着に入り込んだ。

5月2日、中1週で迎えた3戦目は、4歳未勝利（東京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で柴田善臣騎手（2戦0勝）。13頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では伸びが鈍く8着に敗れた。

7月18日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から14kg増やして迎えた4戦目は、4歳未勝利（新潟ダート1000m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は4戦連続で柴田善臣騎手（3戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで力闘したが、4着に終わった。

8月16日、中3週で迎えた5戦目は、4歳未勝利（新潟ダート1700m 雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で柴田善臣騎手（4戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では終いが甘くなり、3着に終わった。

9月20日、中4週で迎えた6戦目は、蛯名正義騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では上がり2位タイの末脚を見せたが上位争いには絡めず9着に敗れた。

10月3日、中1週で迎えた7戦目は、田中勝春騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（中山ダート1800m 晴/稍重）に出走。14頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では鋭さ光る末脚を繰り出し、3着に入り込んだ。

11月1日、中3週で迎えた8戦目は、土谷智紀騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（福島ダート1700m 曇/良）に出走。13頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではキレのいい末脚を繰り出したが、3着に終わった。

11月7日、連闘で迎えた9戦目は、4歳未勝利（福島ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で土谷智紀騎手（1戦0勝）。13頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、4着に終わった。

11月15日、連闘で馬体重を前走から14kg減らして迎えた10戦目は、4歳未勝利（福島ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で土谷智紀騎手（2戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを7番手で通過。直線ではキレのある末脚を披露したが、4着に終わった。

4歳（1999年）

4月25日、約5か月半の休養明けで馬体重を前走から14kg戻して迎えた11戦目は、松下裕樹騎手を鞍上に迎えて、一般B3（金沢ダート1500m 雨/不良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず4着に敗れた。

5月10日、中1週で迎えた12戦目は、一般B3（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で松下裕樹騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには参加できず9着に敗れた。

5月24日、中1週で迎えた13戦目は、加藤和義騎手を鞍上に迎えて、一般B3（金沢ダート1500m 雨/稍重）に出走。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

6月6日、中1週で迎えた14戦目は、一般B3（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で加藤和義騎手（1戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るスミノジョテイを上がり0位の末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

6月21日、中1週で迎えた15戦目は、アルデバラン特別（金沢ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で加藤和義騎手（2戦1勝）。9頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には届かず5着に終わった。

7月6日、中1週で迎えた16戦目は、アルタイル特別（金沢ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で加藤和義騎手（3戦1勝）。9頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず5着に敗れた。

7月20日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた17戦目は、一般B2（金沢ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で加藤和義騎手（4戦1勝）。8頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

8月2日、中1週で迎えた18戦目は、一般B2（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で加藤和義騎手（5戦1勝）。7頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したノーザングレーを捕まえ切れず、2馬身差の2着となった。

8月15日、中1週で迎えた19戦目は、米倉知騎手を鞍上に迎えて、一般B1（金沢ダート1500m 雨/不良）に出走。8頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したドバイノホシを捕まえ切れず、アタマ差の2着に甘んじた。

9月12日、中3週で迎えた20戦目は、アルタイル特別（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で米倉知騎手（1戦0勝）。8頭立ての8番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず5着に終わった。

9月28日、中1週で迎えた21戦目は、一般B2（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で米倉知騎手（2戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには加われず5着に敗れた。

11月8日、中5週で迎えた22戦目は、長嶋和彦騎手を鞍上に迎えて、一般B2（金沢ダート1500m 雨/不良）に出走。9頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず5着に終わった。

11月22日、中1週で迎えた23戦目は、山本益男騎手を鞍上に迎えて、一般B2（金沢ダート1400m 晴/重）に出走。9頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず6着に敗れた。

12月31日、中5週で迎えた24戦目は、坂口重政騎手を鞍上に迎えて、一般C1ロ（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線に入ると、前で粘るガニエを次元の違う末脚で交わし去り、最後は3馬身の差をつけて2勝目を手にした。

5歳（2000年）

1月9日、連闘で迎えた25戦目は、めいほう杯（笠松ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で坂口重政騎手（1戦1勝）。10頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず8着に敗れた。

2月7日、中3週で迎えた26戦目は、雪割草特別（笠松ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で坂口重政騎手（2戦1勝）。10頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず6着に敗れた。

2月22日、中1週で迎えた27戦目は、一般C1ロ（笠松ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で坂口重政騎手（3戦1勝）。10頭立ての5番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く4着に敗れた。

3月6日、中1週で迎えた28戦目は、一般C1ロ（笠松ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で坂口重政騎手（4戦1勝）。9頭立ての6番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず4着に終わった。

4月2日、中3週で迎えた29戦目は、恵那特別（笠松ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で坂口重政騎手（5戦1勝）。9頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位争いには絡めず4着に終わった。

4月23日、中2週で迎えた30戦目は、一般C1ロ（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で坂口重政騎手（6戦1勝）。10頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線に入ると、前で粘るベッスルダンサーを次元の違う末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて3勝目を奪取した。

5月16日、中2週で迎えた31戦目は、仙道光男騎手を鞍上に迎えて、一般B2 C1（笠松ダート1800m 晴/良）に出走。10頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず4着に敗れた。

6月20日、中4週で迎えた32戦目は、一般B2 C1（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は坂口重政騎手（7戦2勝）。9頭立ての3番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず6着に敗れた。

7月10日、中2週で迎えた33戦目は、槍ケ岳特別（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で坂口重政騎手（8戦2勝）。10頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず7着に終わった。

7月28日、中2週で迎えた34戦目は、飛水峡特別（笠松ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で坂口重政騎手（9戦2勝）。10頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず4着に終わった。

8月13日、中1週で迎えた35戦目は、岐阜ヤクルトカップ（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で坂口重政騎手（10戦2勝）。8頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず6着に終わった。

8月29日、中1週で迎えた36戦目は、一般B2 C1（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で坂口重政騎手（11戦2勝）。8頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位争いには参加できず4着に終わった。

9月10日、中1週で迎えた37戦目は、すすき特別（笠松ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で坂口重政騎手（12戦2勝）。8頭立ての5番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで力走し、3着に入り込んだ。

9月24日、中1週で迎えた38戦目は、陣屋特別（笠松ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は7戦連続で坂口重政騎手（13戦2勝）。10頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではスパッと切れる脚で追い上げたが、抜け出したドルドキッドに半馬身届かず2着となった。

10月16日、中2週で迎えた39戦目は、白菊特別（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で坂口重政騎手（14戦2勝）。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では途轍もない末脚を爆発させて先頭をうかがい、最後は2着のヤマノオーロラを3/4馬身振り切って4勝目を奪取した。

11月6日、中2週で迎えた40戦目は、虎渓山特別（笠松ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で坂口重政騎手（15戦3勝）。7頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位には届かず3着に敗れた。

12月13日、中4週で迎えた41戦目は、畜産フェア特別（笠松ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は10戦連続で坂口重政騎手（16戦3勝）。8頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず5着に敗れた。

6歳（2001年）

1月1日、中2週で迎えた42戦目は、元旦特別（笠松ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は11戦連続で坂口重政騎手（17戦3勝）。8頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。競走中止となった。