ハヤテカザン（1999年生、母ノーザンエビス）

経歴

デビュー前

中村護厩舎（大井）へ入厩。

3歳（2002年）

1月25日、デビュー戦は荒山勝徳騎手を鞍上に据えて、3歳（大井ダート1000m 晴/稍重）に出走。馬体重は528kg。7頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。主導権を握る恰好となり、かなりのスローペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではぐいぐいと末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のタカオライアンに1馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

8月19日、約7か月の休み明けで迎えた2戦目は、石崎隆之騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1490m 内回り雨/不良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。端に立ち、遅いペースで一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のジョウテンウイングに5馬身の差をつけて久々の実戦をモノにした。

9月23日、中4週で迎えた3戦目は、3歳（大井ダート1590m 内回り曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で石崎隆之騎手（1戦1勝）。14頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では矢のような伸びを見せたが、デュブワにアタマ差交わされて2着に甘んじた。

10月19日、中3週で迎えた4戦目は、3歳戦のぎんもくせい特別（大井ダート1590m 内回り雨/重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で石崎隆之騎手（2戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では凄まじい末脚を爆発させて突き抜け、最後は2着のシゲノキャプテンに3馬身の差をつけて3勝目を掴み取った。

11月21日、中4週で迎えた5戦目は、一般C1五六（大井ダート1590m 内回り曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で石崎隆之騎手（3戦2勝）。13頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではもうワンパンチ足りず、4着に終わった。

12月12日、中2週で迎えた6戦目は、一般C1四（大井ダート1190m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で石崎隆之騎手（4戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。先手を取り、緩いペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではやや伸びを欠き、3着に終わった。

12月30日、中2週で迎えた7戦目は、師走特別（大井ダート1690m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で石崎隆之騎手（5戦2勝）。14頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では圧倒的な末脚を弾けさせて先頭をうかがい、最後は2着のマキノヒーローをクビ差振り切って4勝目を掴み取った。

5歳（2004年）

8月15日、約20か月の休み明けで迎えた8戦目は、一般C1八（大井ダート1600m 内回り曇/不良）に出走。鞍上は7戦連続で石崎隆之騎手（6戦3勝）。14頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。先頭に立ち、ややスローペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では卓抜な伸びを見せたが、アエノティアラに半馬身交わされて2着に敗北した。

9月14日、中3週で迎えた9戦目は、一般C1六七（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で石崎隆之騎手（7戦3勝）。12頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。端に立つ形となり、平均ペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一気に末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のナルチーゾに1馬身半の差をつけて久方ぶりに勝利を挙げた。

9月28日、中1週で迎えた10戦目は、みなみのうお座特別（大井ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は9戦連続で石崎隆之騎手（8戦4勝）。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったタカエイチフジにねじ伏せられて1馬身差の2着に敗北した。

10月18日、中2週で迎えた11戦目は、オリオン座特別（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で石崎隆之騎手（9戦4勝）。12頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では迫力のある伸び脚で猛追したが、勝ったデアテンビーに詰め切れず、1馬身差の2着に敗北した。

11月14日、中3週で迎えた12戦目は、森下博騎手を鞍上に迎えて、一般B3四（大井ダート1600m 内回り曇/稍重）に出走。14頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、平均ペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では伸びが甘くなり、3着に終わった。

12月7日、中2週で迎えた13戦目は、一般B3四（大井ダート1600m 内回り晴/稍重）に出走。鞍上は石崎隆之騎手（10戦4勝）。13頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では物凄い伸び脚で猛進したが、勝ったジーエスレインボーにねじ伏せられて1馬身半差の2着に敗北した。

6歳（2005年）

1月7日、中3週で迎えた14戦目は、初春賞（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で石崎隆之騎手（11戦4勝）。11頭立ての1番人気に推されて12番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では堅調な伸びを見せたが、伸びてきたグリフォンゲイル決め手に屈してクビ差の2着に甘んじた。

2月4日、中3週で迎えた15戦目は、早田秀治騎手を鞍上に迎えて、如月特別（大井ダート1200m 晴/良）に出走。14頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。逃げを打ち、緩やかなペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘りを欠いて6着に沈んだ。

3月10日、中4週で迎えた16戦目は、若葉特別（大井ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は石崎隆之騎手（12戦4勝）。13頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は垂れてしまい7着に敗れた。

4月8日、中3週で迎えた17戦目は、石崎駿騎手を鞍上に迎えて、おとめ座特別（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。12頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では我慢強くタフに走り抜いたが、勝ったアンフィーイモンを半馬身捉え切れず2着となった。

7歳（2006年）

9月15日、約17か月半の休み明けで馬体重を前走から28kg増やして迎えた18戦目は、真島大輔騎手を鞍上に迎えて、一般C1四五（大井ダート1500m 内回り曇/重）に出走。14頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚勢が衰えて13着に敗れた。

10月19日、中4週で迎えた19戦目は、一般C1四五（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で真島大輔騎手（1戦0勝）。12頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びあぐねて5着に敗れた。

11月9日、中2週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた20戦目は、一般C1四五（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で真島大輔騎手（2戦0勝）。14頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、やや遅いペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚を失くしてしまい7着に敗れた。

11月30日、中2週で迎えた21戦目は、一般C1五（大井ダート1600m 内回り晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で真島大輔騎手（3戦0勝）。14頭立ての4番人気で13番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端に立つ形となり、平均ペースで馬群を牽引。道中で単騎先頭に変わり、1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は勢いを失って9着に敗れた。

12月29日、中3週で迎えた22戦目は、一般C1六七（大井ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で真島大輔騎手（4戦0勝）。13頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。主導権を握り、遅いペースで一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では脚が上がってしまい9着に敗れた。

8歳（2007年）

1月25日、中3週で迎えた23戦目は、石川駿介騎手を鞍上に迎えて、一般C1四五（大井ダート1200m 晴/良）に出走。13頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。端を奪う恰好となり、平均的なペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚色が衰えて7着に終わった。

2月21日、中3週で迎えた24戦目は、一般C1四五（大井ダート1600m 内回り晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で石川駿介騎手（1戦0勝）。12頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚色が衰えて9着に終わった。

3月15日、中2週で迎えた25戦目は、町田直希騎手を鞍上に迎えて、一般C1四五（大井ダート1400m 曇/良）に出走。14頭立ての12番人気で大外14番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では伸びを欠き8着に終わった。

3月28日、中1週で迎えた26戦目は、一般C1四五（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は石川駿介騎手（2戦0勝）。14頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで走り切り、3着を確保した。

4月18日、中2週で迎えた27戦目は、一般C1四五（大井ダート1600m 内回り雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で石川駿介騎手（3戦0勝）。13頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを先頭で通過。直線では余力が残っておらず7着に敗れた。

5月10日、中2週で迎えた28戦目は、一般C1四五（大井ダート1400m 雨/良）に出走。鞍上は3戦連続で石川駿介騎手（4戦0勝）。12頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では一歩一歩確実に末脚を伸ばして楽々と抜け出し、最後は2着のマイネルガルニエに3馬身半の差をつけて久方ぶりに勝利を挙げた。

5月23日、中1週で迎えた29戦目は、いるか座特別（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で石川駿介騎手（5戦1勝）。14頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚に勢いがなく6着に敗れた。

6月24日、中4週で迎えた30戦目は、りゅう座特別（大井ダート1200m 雨/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で石川駿介騎手（6戦1勝）。12頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では天性の負けん性を発揮してゴールまで力闘し、最後はキャバックガールと並んで3着同着となった。

7月8日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた31戦目は、こと座特別（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で石川駿介騎手（7戦1勝）。13頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では全く伸びず7着に敗れた。

8月3日、中3週で馬体重を前走から17kg絞って迎えた32戦目は、港区特別（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で石川駿介騎手（8戦1勝）。14頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では余力が残っておらず12着に終わった。

9月30日、中7週で馬体重を前走から12kg戻して迎えた33戦目は、こうま座特別（大井ダート1200m 雨/不良）に出走。鞍上は8戦連続で石川駿介騎手（9戦1勝）。11頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では伸びを欠き10着に終わった。

10月28日、中3週で迎えた34戦目は、うさぎ座特別（大井ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は9戦連続で石川駿介騎手（10戦1勝）。14頭立ての10番人気で大外14番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。最後はガス欠状態になり12着に終わった。

11月27日、中3週で迎えた35戦目は、木枯特別（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。鞍上は10戦連続で石川駿介騎手（11戦1勝）。13頭立ての13番人気で5番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、4着に入り込んだ。

12月27日、中3週で迎えた36戦目は、グッドラック特別（大井ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は11戦連続で石川駿介騎手（12戦1勝）。16頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では驚異的な末脚を爆発させて先頭に立ち、最後は2着のカゴヤセイコーをクビ差振り切って7勝目を獲得した。

9歳（2008年）

2月20日、中7週で迎えた37戦目は、アーバンステージ如月賞（大井ダート1200m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は12戦連続で石川駿介騎手（13戦2勝）。14頭立ての13番人気で1番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では鋭い脚を使えず11着に終わった。

3月26日、中4週で迎えた38戦目は、スターロード賞（大井ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は13戦連続で石川駿介騎手（14戦2勝）。14頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では決め手が足りず12着に終わった。

4月11日、中1週で迎えた39戦目は、一般B3四（大井ダート1200m 晴/不良）に出走。鞍上は14戦連続で石川駿介騎手（15戦2勝）。14頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では伸びが鈍く11着に終わった。

4月21日、中0週で迎えた40戦目は、ダイヤモンド賞（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は15戦連続で石川駿介騎手（16戦2勝）。14頭立ての13番人気で8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始6番手を追走。最後は勢いを失って12着に終わった。

5月12日、中2週で迎えた41戦目は、エメラルド賞（大井ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は16戦連続で石川駿介騎手（17戦2勝）。14頭立ての13番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。最後は失速してしまい13着に終わった。