ジーエスレインボー（2001年生、母ハッピーマドンナ）

ジーエスレインボー（2001年4月1日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のトーヨーレインボー（当時7歳）と交配したハッピーマドンナが5歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は鹿戸正幸。戦績は、地方19戦12勝2着3回。2004年のサラ・クイーンカップ(牝地方重賞)で2着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

円田修厩舎（名古屋）へ入厩。

2歳（2003年）

11月27日、デビュー戦は竹下太騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュゴールド（名古屋ダート800m 曇/稍重）に出走。馬体重は456kg。11頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。最後は、勝ったデスペハードから1馬身差の2着となった。

12月9日、中1週で迎えた2戦目は、2歳（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で竹下太騎手（1戦0勝）。9頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。最後は、2着のセンゲンピースに3馬身の差をつけて初白星を挙げた。

3歳（2004年）

1月2日、中2週で迎えた3戦目は、3歳戦のキング（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で竹下太騎手（2戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のノボリスウィートに3馬身の差をつけて2勝目を獲得した。

1月23日、中2週で迎えた4戦目は、3歳（名古屋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で竹下太騎手（3戦2勝）。6頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。最後は、勝ったメモリーキルトから2馬身差の2着となった。

2月12日、中2週で迎えた5戦目は、牝馬限定3歳戦の園田クイーンセレクション（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で竹下太騎手（4戦2勝）。12頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入った。

6月9日、約4か月の休み明けで迎えた6戦目は、3歳戦の早苗特別（名古屋ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で竹下太騎手（5戦2勝）。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のペアーキッズに1馬身半の差をつけて1着ゴールを果たした。

7月2日、中2週で迎えた7戦目は、牝馬限定3歳地方重賞の東海クイーンカップ（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で竹下太騎手（6戦3勝）。12頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。5着に敗れた。

7月19日、中1週で迎えた8戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で竹下太騎手（7戦3勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のゴールデンファンシに4馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

7月28日、連闘で迎えた9戦目は、安部幸夫騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定3歳地方重賞のサラ・クイーンカップ（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したアルトタイガーを捕まえ切れず、2馬身差の2着に敗北した。

8月26日、中3週で迎えた10戦目は、一般B12（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は竹下太騎手（8戦4勝）。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のローズヒップに1馬身の差をつけて5勝目を奪取した。

9月6日、中1週で迎えた11戦目は、一般B2（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で竹下太騎手（9戦5勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のバンナアンデルセンに2馬身の差をつけて6勝目を手にした。

9月22日、中1週で迎えた12戦目は、サルビア特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で竹下太騎手（10戦6勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のパワフルオペラに1馬身半の差をつけて7勝目を掴み取った。

10月15日、中2週で迎えた13戦目は、今野忠成騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のきんもくせい特別（大井ダート1700m 晴/稍重）に出走。11頭立ての2番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを9番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて前にいた8頭を交わし去り、最後は2着のコウジュムリョウに2馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

11月10日、中3週で迎えた14戦目は、ファンタジーナイト賞（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で今野忠成騎手（1戦1勝）。13頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のシャッターチャンスを半馬身振り切って怒涛の5連勝を決めた。

12月7日、中3週で迎えた15戦目は、一般B3四（大井ダート1600m 内回り晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で今野忠成騎手（2戦2勝）。13頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のハヤテカザンに1馬身半の差をつけて獅子奮迅の6連勝を決めた。

12月28日、中2週で迎えた16戦目は、ステンドグラス賞（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で今野忠成騎手（3戦3勝）。13頭立ての1番人気に推されて大外13番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では途轍もない末脚を弾けさせて先頭をうかがい、最後は2着のゼネラルオーを半馬身振り切って圧巻の7連勝を決めた。

4歳（2005年）

3月16日、約2か月半の間隔を開けて迎えた17戦目は、フレンドリーサドル特別（船橋ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で今野忠成騎手（4戦4勝）。14頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

4月8日、中2週で迎えた18戦目は、朧月賞（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で今野忠成騎手（5戦4勝）。14頭立ての1番人気に推されて大外14番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを7番手で通過。直線に入ると、前で粘るアイアイラッキーを次元の違う末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて勝利を手に入れた。

9月14日、約5か月半の休養明けで迎えた19戦目は、牝馬限定のハンデ地方重賞のトゥインクルレディー賞（大井ダート1600m 内回り晴/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は7戦連続で今野忠成騎手（6戦5勝）。16頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では見所を作れず14着に敗れた。