アースオーシャン（2004年生、母ジェントルスマイル）

アースオーシャン（2004年4月24日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋大海」。毛色は鹿毛。種牡馬のバイオマスター（当時8歳）と交配したジェントルスマイルが14歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は田中春美。戦績は、中央平地2戦0勝、地方18戦3勝2着4回。主な勝ち鞍は2008年の4歳以上C5二。

経歴

デビュー前

野元昭厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2006年）

11月25日、デビュー戦は野元昭嘉騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（京都ダート1400m 晴/良）に出走。馬体重は498kg。16頭立ての15番人気で2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では鋭い脚を使えず11着に終わった。

3歳（2007年）

1月13日、中6週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（京都ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で野元昭嘉騎手（1戦0勝）。16頭立ての12番人気で1番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後は脚勢が鈍り11着に終わった。

3月28日、約2か月半の間隔を開けて迎えた3戦目は、永島太郎騎手を鞍上に迎えて、3歳F2二（園田ダート1400m 晴/重）に出走。11頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには参加できず8着に敗れた。

4月25日、中3週で馬体重を前走から17kg減らして迎えた4戦目は、3歳F2二（園田ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で永島太郎騎手（1戦0勝）。11頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では速い脚を持続できず、3着に終わった。

5月16日、中2週で迎えた5戦目は、3歳F2二（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で永島太郎騎手（2戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では伸びが甘くなり、3着に終わった。

5月30日、中1週で迎えた6戦目は、3歳F2二（園田ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で永島太郎騎手（3戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では脚が上がってしまい9着に敗れた。

10月4日、約4か月の休養明けで迎えた7戦目は、有馬澄男騎手を鞍上に迎えて、3歳以上D5一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。ハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では圧倒的な末脚を炸裂させて、最後は2着のプラートゥムレクスに1馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

10月23日、中2週で迎えた8戦目は、3歳以上D3一（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で有馬澄男騎手（1戦1勝）。10頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では堅実に脚を伸ばしたが、勝ったタガノアストロジアを半馬身捉え切れず2着となった。

11月7日、中1週で迎えた9戦目は、3歳以上D1三（園田ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で有馬澄男騎手（2戦1勝）。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では迫力満点の伸び脚で追い上げたが、勝ったグッドコマチに詰め切れず、7馬身差の2着となった。

11月22日、中1週で迎えた10戦目は、3歳以上C7四（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で有馬澄男騎手（3戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。果敢に端をきり、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では別次元の末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のトーアミッシェルに2馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

12月5日、中1週で迎えた11戦目は、3歳以上C5一（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で有馬澄男騎手（4戦2勝）。11頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では持ち前の忍耐力で最後まで脚を伸ばしたが、勝ったワードフューチャーをクビ差捉え切れず2着に甘んじた。

12月30日、中3週で迎えた12戦目は、3歳以上C5一（園田ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で有馬澄男騎手（5戦2勝）。11頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではスパッとキレる脚で猛追したが、抜け出したサクラダモンを捕まえ切れず、1馬身差の2着に敗北した。

4歳（2008年）

1月17日、中2週で迎えた13戦目は、4歳以上C4二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で有馬澄男騎手（6戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では切れ味抜群の末脚を披露したが、3着に終わった。

1月30日、中1週で迎えた14戦目は、4歳以上C4一（園田ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は8戦連続で有馬澄男騎手（7戦2勝）。11頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では脚が残っておらず9着に敗れた。

2月21日、中2週で迎えた15戦目は、4歳以上C5二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で有馬澄男騎手（8戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では豪快な末脚を弾けさせて先頭に躍り出て、最後は2着のプラートゥムレクスに2馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

3月12日、中2週で迎えた16戦目は、4歳以上C2二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で有馬澄男騎手（9戦3勝）。11頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では目立つような脚を使えず7着に敗れた。

3月21日、連闘で迎えた17戦目は、4歳以上C2二（園田ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は11戦連続で有馬澄男騎手（10戦3勝）。9頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では見せ場を作れず9着に敗れた。

5月13日、中7週で迎えた18戦目は、淡路島牛乳特別（園田ダート1400m 雨/良）に出走。鞍上は12戦連続で有馬澄男騎手（11戦3勝）。10頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では末脚が冴えず7着に終わった。

5月27日、中1週で迎えた19戦目は、4歳以上C4一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は13戦連続で有馬澄男騎手（12戦3勝）。11頭立ての9番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではいいところがなく5着に終わった。

6月10日、中1週で迎えた20戦目は、吉村智洋騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C4一（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。11頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では末脚にキレが無く9着に終わった。