マルイチダイユウ（1993年生、母モガミアンヌ）

Maruichi Daiyu

1993.06.05

マルイチダイユウ（1993年6月5日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のニッポーテイオー（当時10歳）と交配したモガミアンヌが9歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者はWing Farm。戦績は、中央平地10戦1勝2着3回。主な勝ち鞍は1996年の4歳未勝利。

経歴

デビュー前

内藤繁春厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1996年）

3月24日、デビュー戦は熊沢重文騎手を鞍上に据えて、4歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は448kg。13頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では余力が残っておらず7着に敗れた。

4月6日、中1週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた2戦目は、金折知則騎手を鞍上に迎えて、4歳未出走（阪神ダート1200m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。15頭立ての5番人気で大外15番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではものすごい伸び脚で猛追したが、勝ったジェブロスターに詰め切れず、1馬身3/4差の2着となった。

4月27日、中2週で迎えた3戦目は、4歳未勝利（京都芝1400m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は2戦連続で金折知則騎手（1戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて9番ゲートからスタート。端をきる形となり、やや遅いペースで馬群を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではあとひと踏ん張りが利かず、3着に終わった。

5月11日、中1週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（京都芝1600m 曇/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で金折知則騎手（2戦0勝）。15頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では弾けるような伸びで驀進したが、勝ったライデンダーリンにねじ伏せられて2馬身差の2着に敗北した。

5月25日、中1週で迎えた5戦目は、4歳未勝利（中京芝1200m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で金折知則騎手（3戦0勝）。18頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではあとひと踏ん張りが利かず、4着に終わった。

6月8日、中1週で迎えた6戦目は、4歳未勝利（中京芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は熊沢重文騎手（1戦0勝）。14頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。端を奪い、少々速いペースで一団を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではぐんぐんと末脚を伸ばして、最後は2着のマルトヨヴィミーをクビ差振り切って初勝利を挙げた。

9月8日、約3か月の休養明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた7戦目は、4歳以上500万下（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は金折知則騎手（4戦0勝）。13頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前のタフネスでしぶとく脚を伸ばしたが、抜け出したシュンサクリイフォを捕まえ切れず、3/4馬身差の2着となった。

9月22日、中1週で迎えた8戦目は、4歳以上500万下（阪神芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で金折知則騎手（5戦0勝）。14頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではゴールまでじわりじわりと伸び、3着に入った。

10月6日、中1週で迎えた9戦目は、4歳以上500万下（京都ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で金折知則騎手（6戦0勝）。9頭立ての4番人気で大外9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚が残っておらず4着に敗れた。

10月20日、中1週で迎えた10戦目は、4歳以上500万下（京都ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で金折知則騎手（7戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず6着に敗れた。