ジェブロスター（1993年生、母キートウザキープ）

経歴

デビュー前

3歳（1996年）

4月6日、デビュー戦は松本達也騎手を鞍上に据えて、4歳未出走（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は466kg。15頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。主導権を奪う形となり、やや厳しいペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では途轍もない末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のマルイチダイユウに1馬身3/4の差をつけて初勝利を挙げた。

4月20日、中1週で迎えた2戦目は、4歳500万下（京都ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で松本達也騎手（1戦1勝）。14頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を見せたが、伸びてきたマチカネライメイ決め手に屈して半馬身差の2着に敗北した。

5月5日、中1週で迎えた3戦目は、4歳500万下（京都ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で松本達也騎手（2戦1勝）。14頭立ての2番人気に推されて13番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線では迫力のある伸び脚で猛進したが、勝ったミナミノテスコにねじ伏せられて1馬身3/4差の2着に敗北した。

5月25日、中2週で迎えた4戦目は、4歳500万下のマカオ・ジョッキークラブ・トロフィー（中京芝1200m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は4戦連続で松本達也騎手（3戦1勝）。15頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では脚が残っておらず6着に敗れた。

6月15日、中2週で迎えた5戦目は、4歳500万下のアマリリス賞（中山ダート1200m 曇/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は5戦連続で松本達也騎手（4戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、激烈なハイペースで集団を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に飲まれ4着に沈んだ。

7月6日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた6戦目は、武豊騎手を鞍上に迎えて、4歳500万下（阪神ダート1200m 曇/良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るマルカジャンプを驚異的な末脚で交わし去り、最後は5馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

4歳（1997年）

3月9日、約8か月の休み明けで迎えた7戦目は、5歳以上900万下の伊丹特別（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は松本達也騎手（5戦1勝）。10頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では切れる脚を使えず5着に敗れた。

3月22日、中1週で迎えた8戦目は、5歳以上900万下（阪神ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で松本達也騎手（6戦1勝）。16頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では天性の闘争心でゴールまで力闘したが、4着に終わった。

4月13日、中2週で迎えた9戦目は、5歳以上900万下の赤穂特別（阪神芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で松本達也騎手（7戦1勝）。18頭立ての8番人気で16番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では天賦のガッツでゴールまで勇戦し、3着に入った。

5月4日、中2週で迎えた10戦目は、5歳以上900万下の高瀬川特別（京都芝1400m 外回り晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で松本達也騎手（8戦1勝）。14頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。先手を奪い、遅いペースで一団を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではやや伸びを欠き、3着に終わった。

6月21日、中6週で迎えた11戦目は、武幸四郎騎手を鞍上に迎えて、5歳以上900万下（阪神芝1200m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。14頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く9着に敗れた。

7月26日、中4週で迎えた12戦目は、4歳以上500万下の栃尾特別（新潟芝1200m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は松本達也騎手（9戦1勝）。13頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の外目を通りながら4コーナーを7番手で通過。直線では異次元の末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のタイトルタイムに3馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

5歳（1998年）

5月10日、約9か月半の休み明けで迎えた13戦目は、秋山真一郎騎手を鞍上に迎えて、5歳以上900万下（京都ダート1400m 曇/良）に出走。16頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では物凄い伸び脚で急追したが、勝ったキングスウッドに詰め切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

5月30日、中2週で迎えた14戦目は、竹之下智昭騎手を鞍上に迎えて、5歳以上900万下（中京ダート1000m 晴/重）に54kgの軽斤量で出走。13頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では見所を作れず7着に敗れた。

6月21日、中2週で迎えた15戦目は、松田大作騎手を鞍上に迎えて、5歳以上900万下（阪神ダート1200m 雨/不良）に出走。16頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に立ち、最後は2着のテイエムベンチャーに2馬身半の差をつけて4勝目を収める

8月16日、中7週で迎えた16戦目は、ハンデ戦で4歳以上900万下の円山特別（京都ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は松本達也騎手（10戦2勝）。16頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では見所を作れず9着に敗れた。

6歳（1999年）

4月17日、約8か月の休み明けで迎えた17戦目は、5歳以上900万下の赤穂特別（阪神芝1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で松本達也騎手（11戦2勝）。13頭立ての5番人気で12番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では余力が残っておらず8着に敗れた。

5月9日、中2週で迎えた18戦目は、5歳以上900万下の高瀬川特別（京都芝1400m 外回り晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で松本達也騎手（12戦2勝）。13頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、伸びてきたキクノスカーレット決め手に屈して半馬身差の2着に敗北した。

7月11日、中8週で迎えた19戦目は、5歳以上900万下の舞子特別（阪神芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で松本達也騎手（13戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。先陣を切る形となり、ミドルペースでレースを進める。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一歩一歩着実に終いの脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のベストタイランドに1馬身半の差をつけて1着ゴールを果たした。

8月8日、中3週で迎えた20戦目は、ハンデ戦で4歳以上1600万下のやまなみステークス（小倉芝1200m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は5戦連続で松本達也騎手（14戦3勝）。17頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。壮絶なハイペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線ではいい脚を見せられず7着に敗れた。

7歳（2000年）

6月24日、約10か月半の休養明けで迎えた21戦目は、北沢伸也騎手を鞍上に迎えて、5歳以上1600万下の夏至ステークス（東京芝1600m 雨/不良）に出走。13頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は減速してしまい13着に終わった。

7月8日、中1週で迎えた22戦目は、F.サンチェス騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で5歳以上1600万下のルビーステークス（東京ダート1200m 晴/重）に54kgの軽斤量で出走。15頭立ての9番人気で14番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では余力が残っておらず14着に終わった。

7月30日、中2週で迎えた23戦目は、ハンデ戦で4歳以上1600万下のサマーステークス（小倉芝1800m 雨/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は松本達也騎手（15戦3勝）。13頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい5着に終わった。

9月10日、中5週で迎えた24戦目は、4歳以上1600万下の涼秋ステークス（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で松本達也騎手（16戦3勝）。16頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では最後まで息が続かず11着に敗れた。