シュンサクリイフォ（1993年生、母タカハギ）

シュンサクリイフォ（1993年2月28日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のスキャン（当時5歳）と交配したタカハギが11歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は高岸順一。戦績は、中央平地29戦2勝2着6回、地方16戦5勝2着6回。主な勝ち鞍は1996年の4歳以上500万下。

経歴

デビュー前

島崎宏厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（1995年）

11月11日、デビュー戦は田原成貴騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（京都ダート1400m 晴/良）に出走。馬体重は440kg。13頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では速い脚を使えず7着に敗れた。

11月26日、中1週で迎えた2戦目は、3歳新馬（京都芝1400m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は2戦連続で田原成貴騎手（1戦0勝）。9頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では見所を作れず7着に敗れた。

12月10日、中1週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（阪神芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で田原成貴騎手（2戦0勝）。10頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後はスピードが落ちてしまい7着に敗れた。

12月24日、中1週で迎えた4戦目は、大崎昭一騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神芝1600m 曇/良）に出走。15頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。逃げを打つ形となり、やや遅いペースで馬群を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では力強い脚運びでゴールまで走り切り、3着を確保した。

3歳（1996年）

1月13日、中2週で迎えた5戦目は、4歳未勝利（京都ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で大崎昭一騎手（1戦0勝）。13頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったロックパラダイスに詰め切れず、2馬身半差の2着となった。

1月27日、中1週で迎えた6戦目は、4歳未勝利（京都ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は田原成貴騎手（3戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて12番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では矢のような伸びを見せたが、伸びてきたトーヨーガルチ決め手に屈してアタマ差の2着に甘んじた。

2月11日、中1週で迎えた7戦目は、4歳未勝利（京都ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田原成貴騎手（4戦0勝）。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、平均ペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて、最後は2着のオールラウンドに1馬身半の差をつけて未勝利戦を制した。

6月9日、約4か月の休養明けで迎えた8戦目は、4歳500万下（中京ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は大崎昭一騎手（2戦0勝）。15頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では決め手が足りず、5着に終わった。

6月23日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた9戦目は、4歳500万下（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で大崎昭一騎手（3戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後はタレてしまい14着に敗れた。

7月6日、中1週で迎えた10戦目は、河内洋騎手を鞍上に迎えて、4歳500万下（阪神ダート1200m 曇/良）に出走。12頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。先頭に立つ形となり、少々速いペースでレースを進める。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚が止まってしまい8着に敗れた。

9月8日、中8週で馬体重を前走から16kg増やして迎えた11戦目は、4歳以上500万下（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は田原成貴騎手（5戦1勝）。13頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、平均ペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のマルイチダイユウを3/4馬身振り切って2勝目を手中に収めた。

10月6日、中3週で迎えた12戦目は、熊沢重文騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で4歳以上900万下の藤森特別（京都ダート1200m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。16頭立ての11番人気で12番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は脚色が鈍り15着に終わった。

10月19日、中1週で迎えた13戦目は、4歳以上900万下（京都ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は田原成貴騎手（6戦2勝）。9頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びあぐねて5着に終わった。

11月3日、中1週で迎えた14戦目は、ハンデ戦で4歳以上900万下の天王山特別（京都ダート1400m 晴/稍重）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で田原成貴騎手（7戦2勝）。15頭立ての12番人気で12番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では脚が残っておらず7着に終わった。

11月17日、中1週で迎えた15戦目は、4歳以上900万下（京都ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で田原成貴騎手（8戦2勝）。11頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では見せ場を作れず6着に終わった。

12月7日、中2週で迎えた16戦目は、ハンデ戦で4歳以上900万下の夙川特別（阪神ダート1400m 晴/稍重）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で田原成貴騎手（9戦2勝）。15頭立ての12番人気で13番ゲートからスタート。ハナに立つ恰好となり、速いペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では稟性の闘志でゴールまでタレずに走り切り、4着を確保した。

12月21日、中1週で迎えた17戦目は、4歳以上900万下（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で田原成貴騎手（10戦2勝）。16頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。先手を取り、平均的なペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前のタフネスで根気強く脚を伸ばしたが、レイホーチャンスに交わされて1馬身1/4差の2着となった。

4歳（1997年）

1月15日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた18戦目は、5歳以上900万下の八坂特別（京都ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で田原成貴騎手（11戦2勝）。8頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。果敢に端をきり、若干速いペースで一団を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘り切れず4着に沈んだ。

2月2日、中2週で迎えた19戦目は、5歳以上900万下の宇治川特別（京都芝1400m 外回り曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で田原成貴騎手（12戦2勝）。14頭立ての9番人気で大外14番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後はガス欠状態になり10着に終わった。

7月12日、約5か月半の休養明けで迎えた20戦目は、塩村克己騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下の豊前特別（小倉ダート1700m 雨/不良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。13頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では脚を伸ばせず7着に終わった。

7月26日、中1週で迎えた21戦目は、4歳以上500万下の日向特別（小倉ダート1700m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で塩村克己騎手（1戦0勝）。13頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では末脚に勢いがなく5着に敗れた。

8月17日、中2週で迎えた22戦目は、4歳以上500万下（小倉ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で塩村克己騎手（2戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では一際目立つ伸び脚で猛追したが、勝ったビコーミニスターに詰め切れず、6馬身差の2着に敗北した。

9月20日、中4週で迎えた23戦目は、4歳以上500万下（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で塩村克己騎手（3戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。先頭に立ち、タフなペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では脚勢がやや鈍り、3着に終わった。

10月11日、中2週で迎えた24戦目は、4歳以上500万下（京都ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で塩村克己騎手（4戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。端を奪う形となり、やや速いペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では素晴らしい伸び脚で猛進したが、スナークジュニアーに半馬身交わされて2着に敗北した。

11月16日、中4週で馬体重を前走から22kg増やして迎えた25戦目は、4歳以上500万下（京都ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で塩村克己騎手（5戦0勝）。15頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。端をきり、若干速いペースで一団を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はガス欠状態になり7着に敗れた。

11月30日、中1週で迎えた26戦目は、石崎隆之騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中京ダート1000m 晴/重）に出走。15頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではものすごい伸び脚で驀進したが、伸びてきたフェイマスケイ決め手に屈してクビ差の2着に甘んじた。

5歳（1998年）

11月22日、約12か月の休養明けで迎えた27戦目は、安藤勝己騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（京都ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。最後はタレてしまい16着に敗れた。

12月6日、中1週で迎えた28戦目は、4歳以上500万下（中京ダート1000m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で安藤勝己騎手（1戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では切れる脚を使えず7着に敗れた。

12月20日、中1週で迎えた29戦目は、幸英明騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中京ダート1000m 曇/良）に出走。16頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。最後はタレてしまい13着に敗れた。

6歳（1999年）

8月7日、約7か月半の休養明けで迎えた30戦目は、西川敏弘騎手を鞍上に迎えて、一般C1-2（高知ダート1400m 雨/不良）に出走。7頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のブラックヨシツネに2馬身の差をつけて休み明け初戦をモノにした。

8月23日、中1週で迎えた31戦目は、一般B4（高知ダート1400m 小雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で西川敏弘騎手（1戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったジャッジアズマから3/4馬身差の2着に敗北した。

9月13日、中2週で迎えた32戦目は、倉富隆一郎騎手を鞍上に迎えて、全日本新人王争覇戦（高知ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。8着に敗れた。

9月26日、中1週で迎えた33戦目は、一般C1（高知ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は西川敏弘騎手（2戦1勝）。8頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。7着に終わった。

10月2日、連闘で迎えた34戦目は、一般C2-2（高知ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で西川敏弘騎手（3戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。3着に終わった。

7歳（2000年）

1月1日、約3か月の休養明けで迎えた35戦目は、一般C2-4（高知ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で西川敏弘騎手（4戦1勝）。10頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。8着に終わった。

1月17日、中1週で迎えた36戦目は、一般C2-4（高知ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は4戦連続で西川敏弘騎手（5戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。最後は、勝ったサンオウビゼンから3/4馬身差の2着に敗北した。

2月6日、中2週で迎えた37戦目は、一般C2-4（高知ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で西川敏弘騎手（6戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のオグリトロメオに2馬身の差をつけて4勝目を収める

3月18日、中5週で迎えた38戦目は、一般C2-3（高知ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で西川敏弘騎手（7戦2勝）。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。最後は、勝ったロコンから2馬身半差の2着となった。

4月16日、中3週で迎えた39戦目は、一般C5-1（高知ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は7戦連続で西川敏弘騎手（8戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったツキノキャメルから1馬身半差の2着に敗北した。

5月4日、中2週で迎えた40戦目は、一般C3-4（高知ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で西川敏弘騎手（9戦2勝）。11頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、勝ったミラーズエイトからクビ差の2着に甘んじた。

5月15日、中1週で迎えた41戦目は、一般C4-4（高知ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で西川敏弘騎手（10戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のエンペラーキャップに4馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

6月12日、中3週で迎えた42戦目は、一般C4-2（高知ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は10戦連続で西川敏弘騎手（11戦3勝）。8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。3着に終わった。

7月2日、中2週で迎えた43戦目は、北野真弘騎手を鞍上に迎えて、一般C3-3（高知ダート1300m 晴/良）に出走。11頭立ての2番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。最後は、勝ったクリヤームテキから半馬身差の2着に敗北した。

7月16日、中1週で迎えた44戦目は、一般C3-2（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は西川敏弘騎手（12戦3勝）。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のタシロチェリーに2馬身の差をつけて優勝

8月6日、中2週で迎えた45戦目は、一般C3-2（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で西川敏弘騎手（13戦4勝）。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のコマノボーイに1馬身半の差をつけて7勝目を手にした。