ビービーバラード（2007年生、母ラブチューン）

ビービーバラード（2007年4月22日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は栗毛。種牡馬のバブルガムフェロー（当時14歳）と交配したラブチューンが15歳のときに産んだ7番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者はサンバマウンテンファーム。戦績は、地方25戦2勝2着1回。主な勝ち鞍は2010年の一般C3-5。

経歴

デビュー前

1歳のとき、サンバマウンテンファームから「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、坂東牧場によって315万円で落札された。

武井栄一厩舎（川崎）へ入厩。

2歳（2009年）

12月18日、デビュー戦は酒井忍騎手を鞍上に据えて、2歳（川崎ダート1400m 晴/稍重）に出走。馬体重は459kg。6頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、やや厳しいペースで馬群を牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを3番手で通過。直線では末脚を伸ばせず5着に敗れた。

3歳（2010年）

1月28日、中5週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた2戦目は、3歳（川崎ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で酒井忍騎手（1戦0勝）。11頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。ハナに立つ恰好となり、やや遅いペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はタレてしまい7着に敗れた。

2月24日、中3週で馬体重を前走から22kg戻して迎えた3戦目は、3歳（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で酒井忍騎手（2戦0勝）。9頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では末脚がパッとせず9着に終わった。

7月14日、約4か月半の休み明けで馬体重を前走からさらに13kg増やして迎えた4戦目は、服部茂史騎手を鞍上に迎えて、一般C3-6（門別ダート1000m 曇/稍重）に出走。12頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端をきり、で一団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線ではしぶとく伸び続けたが、勝ったサーディンランに詰め切れず、1馬身差の2着に敗北した。

8月3日、中2週で迎えた5戦目は、一般C3-5（門別ダート1000m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で服部茂史騎手（1戦0勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。主導権を握り、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では圧倒的な末脚を弾けさせて先頭に躍り出て、最後は2着のユウジロウダンディに1馬身半の差をつけて初白星を挙げた。

8月12日、連闘で迎えた6戦目は、田中博康騎手を鞍上に迎えて、サッポロアイスラガー賞（門別ダート1200m 雨/不良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後は脚色が悪くなり10着に敗れた。

9月1日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた7戦目は、一般C3-5（門別ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は服部茂史騎手（2戦1勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。果敢にハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のヤナギナンヨウソウに4馬身の差をつけて断然の支持に応えた。

9月28日、中3週で馬体重を前走から8kg戻して迎えた8戦目は、鬼束亮騎手を鞍上に迎えて、3歳B4（金沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。先手を奪い、で一団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では鋭い脚を使えず5着に敗れた。

10月5日、連闘で馬体重を前走から13kg減らして迎えた9戦目は、3歳B1-1（金沢ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で鬼束亮騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では決め手が足りず、3着に終わった。

10月11日、連闘で迎えた10戦目は、3歳B5（金沢ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で鬼束亮騎手（2戦0勝）。8頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。端をきり、で一団を牽引。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では伸びが鈍く6着に敗れた。

10月24日、中1週で迎えた11戦目は、大野醤油特別（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で鬼束亮騎手（3戦0勝）。6頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい5着に終わった。

11月9日、中1週で迎えた12戦目は、葛山晃平騎手を鞍上に迎えて、一般C3八（金沢ダート1300m 雨/不良）に出走。10頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では脚を伸ばせず8着に敗れた。

11月16日、連闘で迎えた13戦目は、宮下瞳騎手を鞍上に迎えて、一般C3十（金沢ダート1300m 晴/不良）に出走。8頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では決め手に欠いて5着に敗れた。

11月21日、連闘で迎えた14戦目は、能登垂水滝特別（金沢ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は鬼束亮騎手（4戦0勝）。9頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。端をきり、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着を確保した。

12月5日、中1週で迎えた15戦目は、藤田弘治騎手を鞍上に迎えて、UFOの町特別（金沢ダート1500m 晴/重）に出走。10頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。先陣を切る恰好となり、でレースを牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では末脚に勢いがなく8着に終わった。

12月19日、中1週で迎えた16戦目は、一般C3七（金沢ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で藤田弘治騎手（1戦0勝）。9頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。先陣を切る恰好となり、でレースを牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着を確保した。

4歳（2011年）

1月2日、中1週で迎えた17戦目は、一般C3七（金沢ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は鬼束亮騎手（5戦0勝）。9頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では全く伸びず7着に敗れた。

4月3日、約3か月の休養明けで迎えた18戦目は、田知弘久騎手を鞍上に迎えて、一般C3五（金沢ダート1300m 晴/良）に出走。10頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず8着に敗れた。

4月17日、中1週で迎えた19戦目は、一般C3六（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田知弘久騎手（1戦0勝）。12頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい11着に終わった。

5月4日、中1週で迎えた20戦目は、一般C3五（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で田知弘久騎手（2戦0勝）。10頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず10着に終わった。

5月29日、中3週で迎えた21戦目は、一般C3六（金沢ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は鬼束亮騎手（6戦0勝）。10頭立ての7番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では決め手が足りず10着に終わった。

6月28日、中3週で迎えた22戦目は、増穂浦特別（金沢ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で鬼束亮騎手（7戦0勝）。10頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。他馬と併走しながら先陣を切る恰好となり、でレースを牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では末脚に勢いがなく8着に終わった。

7月12日、中1週で迎えた23戦目は、輪島あわびまつり特別（金沢ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で鬼束亮騎手（8戦0勝）。11頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚勢が鈍り10着に敗れた。

7月26日、中1週で迎えた24戦目は、一般C4二（金沢ダート1500m 晴/不良）に出走。鞍上は4戦連続で鬼束亮騎手（9戦0勝）。12頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では末脚が振るわず11着に終わった。

8月23日、中3週で迎えた25戦目は、吉田晃浩騎手を鞍上に迎えて、一般C4二（金沢ダート1500m 雨/不良）に出走。10頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では決め手に欠いて10着に終わった。