タマモショパン（2009年生、母ノクターン）

タマモショパン（2009年3月30日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋作曲家名。母名より連想」。毛色は鹿毛。種牡馬のアドマイヤムーン（当時6歳）と交配したノクターンが14歳のときに産んだ8番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）岡田牧場。戦績は、中央平地7戦0勝、中央障害17戦1勝2着3回、地方4戦3勝。主な勝ち鞍は2013年の障害3歳以上未勝利。

経歴

デビュー前

南井克巳厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2012年）

1月22日、デビュー戦は渡辺薫彦騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（小倉芝1800m 雨/稍重）に出走。馬体重は494kg。16頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では上がり3位タイの末脚を繰り出したが上位には割り込めず6着に敗れた。

2月5日、中1週で迎えた2戦目は、古川吉洋騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉ダート1700m 曇/良）に出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい7着に敗れた。

2月26日、中2週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1800m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で古川吉洋騎手（1戦0勝）。16頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。先頭に立つ形となり、若干遅いペースでレースを進める。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では末脚にキレが無く7着に終わった。

4月15日、中6週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（福島ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で古川吉洋騎手（2戦0勝）。15頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線ではパワフルな末脚を発揮し、3着に入った。

6月23日、中9週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（函館ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で古川吉洋騎手（3戦0勝）。11頭立ての5番人気で大外11番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では決め手が足りず8着に敗れた。

12月30日、約6か月半の休み明けで馬体重を前走から17kg増やして迎えた6戦目は、木村健騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2三（園田ダート1400m 雨/不良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では切れる脚を使えず6着に敗れた。

4歳（2013年）

1月10日、中1週で迎えた7戦目は、4歳以上C3二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で木村健騎手（1戦0勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のバトルロワイヤルに2馬身半の差をつけて初白星を挙げた。

1月29日、中2週で迎えた8戦目は、4歳以上C2二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で木村健騎手（2戦1勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のワイルドゲッツに6馬身の差をつけて断トツの支持に応えた。

2月14日、中1週で迎えた9戦目は、板野央騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2一（園田ダート1400m 晴/重）に出走。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて、最後は2着のウインドワードに1馬身1/4の差をつけて断然人気に応えた。

3月16日、中3週で迎えた10戦目は、和田翼騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（阪神ダート1400m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。15頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では末脚が冴えず6着に終わった。

4月13日、中3週で迎えた11戦目は、4歳以上500万下（阪神ダート1400m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で和田翼騎手（1戦0勝）。16頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず8着に終わった。

6月8日、中7週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた12戦目は、熊沢重文騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート2970m 晴）に出走。8頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。4着に終わった。

6月29日、中2週で迎えた13戦目は、障害3歳以上未勝利（中京障害芝3000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で熊沢重文騎手（1戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。5着に終わった。

7月28日、中3週で迎えた14戦目は、障害3歳以上未勝利（小倉障害芝2900m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で熊沢重文騎手（2戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、勝ったマンノプロジェクトからクビ差の2着に甘んじた。

9月8日、中5週で迎えた15戦目は、障害3歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート2970m 雨）に出走。鞍上は4戦連続で熊沢重文騎手（3戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったアラタマユニバースから1馬身3/4差の2着に敗北した。

9月21日、中1週で迎えた16戦目は、障害3歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート2970m 晴）に出走。鞍上は5戦連続で熊沢重文騎手（4戦0勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、2着のバードバーニングに2馬身半の差をつけて断然人気に応えた。

5歳（2014年）

8月23日、約11か月の休み明けで迎えた17戦目は、障害3歳以上オープン（小倉障害芝2900m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で熊沢重文騎手（5戦1勝）。10頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。8着に終わった。

9月6日、中1週で迎えた18戦目は、林満明騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上オープン（小倉障害芝2900m 曇/良）に出走。12頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。7着に終わった。

9月27日、中2週で迎えた19戦目は、田村太雅騎手を鞍上に迎えて、清秋ジャンプステークス（新潟障害芝3250m 外→内晴/良）に出走。14頭立ての13番人気で3番ゲートからスタート。8着に終わった。

6歳（2015年）

1月17日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた20戦目は、障害4歳以上オープン（中京障害芝3330m 曇/稍重）に出走。鞍上は熊沢重文騎手（6戦1勝）。14頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。10着に終わった。

1月31日、中1週で迎えた21戦目は、牛若丸ジャンプステークス（京都障害芝→ダート3170m 晴）に出走。鞍上は田村太雅騎手（1戦0勝）。13頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。8着に終わった。

3月8日、中4週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた22戦目は、障害4歳以上オープン（中山障害芝→ダート3200m 小雨）に出走。鞍上は熊沢重文騎手（7戦1勝）。12頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。3着に入った。

4月11日、中4週で迎えた23戦目は、障害4歳以上オープン（福島障害芝2750m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で熊沢重文騎手（8戦1勝）。14頭立ての2番人気に推されて12番ゲートからスタート。最後は、勝ったテイエムオペラドンから1馬身3/4差の2着に敗北した。

4月25日、中1週で迎えた24戦目は、五十嵐雄祐騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上オープン（福島障害芝3380m 晴/良）に出走。14頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。8着に敗れた。

7月25日、約3か月の休養明けで迎えた25戦目は、障害3歳以上オープン（福島障害芝3380m 曇/良）に出走。鞍上は熊沢重文騎手（9戦1勝）。8頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。4着に敗れた。

8月22日、中3週で迎えた26戦目は、障害3歳以上オープン（小倉障害芝2900m 晴/稍重）に出走。鞍上は林満明騎手（1戦0勝）。9頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。5着に敗れた。

9月5日、中1週で迎えた27戦目は、障害3歳以上オープン（小倉障害芝2900m 曇/良）に出走。鞍上は熊沢重文騎手（10戦1勝）。12頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。8着に終わった。

12月26日、約3か月半の休養明けで迎えた28戦目は、J・G1の中山大障害（中山障害芝4100m 晴/良）に63kgの斤量を背負って出走。G1級競走への出走は初となった。鞍上は2戦連続で熊沢重文騎手（11戦1勝）。14頭立ての13番人気で大外14番ゲートからスタート。12着に終わった。