ローランダー（2017年生、母ハニーダンサー）

経歴

デビュー前

1歳のとき、本田土寿から「九州1歳市場サラブレッド1歳」に上場され、山下良子によって216万円で落札された。

2歳（2019年）

7月27日、デビュー戦は国分優作騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（小倉芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は440kg。9頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後はスピードが落ちてしまい6着に終わった。

8月3日、連闘で迎えた2戦目は、幸英明騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（小倉芝1200m 晴/良）に出走。16頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。端を奪う恰好となり、激烈なハイペースで集団を牽引。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて難なく抜け出し、最後は2着のチョゴリザテソーロに4馬身の差をつけて未勝利勝ちを決めた。

8月24日、中2週で迎えた3戦目は、2歳オープンのひまわり賞（小倉芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で幸英明騎手（1戦1勝）。17頭立ての圧倒的1番人気に推されて9番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では目を引く伸び脚で猛進したが、勝ったイロゴトシにねじ伏せられて1馬身1/4差の2着に敗北した。

9月1日、連闘で迎えた4戦目は、松山弘平騎手を鞍上に迎えて、2歳G3の小倉2歳ステークス（小倉芝1200m 曇/重）に出走。重賞競走への出走は初となった。14頭立ての13番人気で1番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では伸びが鈍く12着に終わった。

3歳（2020年）

1月13日、約4か月半の休養明けで迎えた5戦目は、牝馬限定の3歳1勝クラス（京都ダート1400m 晴/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は国分優作騎手（1戦0勝）。12頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では脚を伸ばせず11着に終わった。

2月27日、中5週で迎えた6戦目は、3歳地方重賞のたんぽぽ賞（佐賀ダート1400m 晴/重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は幸英明騎手（2戦1勝）。11頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。逃げる形となり、でレースを牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では速い脚を持続できず、4着に終わった。

2020年3月5日付で地方競馬の競走馬登録を抹消した。

3月20日、中2週で迎えた7戦目は、国分恭介騎手を鞍上に迎えて、3歳1勝クラスのさわらび賞（阪神芝1200m 晴/良）に出走。15頭立ての14番人気で11番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では天稟の敢闘精神でゴールまで力走し、4着に入り込んだ。

4月18日、中3週で迎えた8戦目は、3歳1勝クラス（阪神芝1200m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で国分恭介騎手（1戦0勝）。14頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで力闘し、3着に入り込んだ。

5月2日、中1週で迎えた9戦目は、団野大成騎手を鞍上に迎えて、3歳1勝クラスのしゃくなげ賞（福島芝1200m 晴/良）に出走。16頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始8番手を追走。直線ではしぶとく脚を使って伸び続けたが、伸びてきたベッラヴォルタ決め手に屈してクビ差の2着に惜敗した。

5月31日、中3週で迎えた10戦目は、3歳1勝クラス（京都芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は幸英明騎手（3戦1勝）。16頭立ての5番人気で大外16番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では余力が残っておらず10着に敗れた。

10月10日、約4か月半の休養明けで迎えた11戦目は、中井裕二騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラスの朝日岳特別（新潟芝1200m 曇/良）に出走。14頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではゴールまでジワジワと伸び、3着に入り込んだ。

10月31日、中2週で迎えた12戦目は、牝馬限定の3歳以上1勝クラス（福島芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で中井裕二騎手（1戦0勝）。14頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線で前を交わして先頭に立つと、グングンと末脚を伸ばして、最後は2着のグッドワードに1馬身1/4の差をつけて勝利を手に入れた。

11月21日、中2週で迎えた13戦目は、牝馬限定の3歳以上2勝クラスの瀬戸内海特別（阪神芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で中井裕二騎手（2戦1勝）。15頭立ての12番人気で2番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではいい脚を見せられず10着に終わった。

12月6日、中1週で迎えた14戦目は、3歳以上2勝クラスの中京日経賞（中京芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で中井裕二騎手（3戦1勝）。18頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず14着に終わった。

12月19日、中1週で迎えた15戦目は、3歳以上2勝クラスの北摂特別（阪神芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は国分恭介騎手（2戦0勝）。14頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では脚を伸ばせず9着に終わった。

4歳（2021年）

2月13日、中7週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた16戦目は、泉谷楓真騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で4歳以上2勝クラスの大濠特別（小倉芝1200m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。16頭立ての10番人気で14番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では脚を伸ばせず9着に終わった。

2月27日、中1週で迎えた17戦目は、4歳以上2勝クラス（阪神芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は中井裕二騎手（4戦1勝）。12頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず6着に終わった。

2021年4月21日付で中央競馬の競走馬登録を抹消した。