カマロシロー（1983年生、母ニシノピツト）

Camaro Ciro

1983.05.09

カマロシロー（1983年5月9日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は青鹿毛。種牡馬のフェアスポート（当時10歳）と交配したニシノピツトが13歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道勇払郡鵡川町、生産者は（株）西山牧場。戦績は、中央平地9戦0勝2着2回。

経歴

デビュー前

矢野幸夫厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1986年）

3月2日、デビュー戦は4歳新馬（中山芝1200m 外回り 晴/良）に出走。馬体重は446kg。鞍上は大崎昭一騎手。13頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を繰り出したが上位には届かず7着に終わった。

3月15日、4歳新馬（中山芝2000m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で大崎昭一騎手。16頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを11番手で通過。直線では上がり3位の末脚を見せたが上位には割り込めず8着に敗れた。

3月30日、4歳未勝利（中山芝2200m 外回り 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で大崎昭一騎手。9頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったオンワードデュークに詰め切れず、1馬身1/4差の2着となった。

4月20日、4歳未勝利（新潟芝2000m 外回り 晴/良）に出走。鞍上は中野渡清一騎手。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを5番手で通過。直線ではパワフルな末脚を発揮したが、3着に終わった。

5月4日、4歳未勝利（新潟芝2000m 外回り 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で中野渡清一騎手。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではシャープな伸び脚で驀進したが、勝ったダイナタイフーンにねじ伏せられて1馬身半差の2着に敗北した。

11月2日、4歳未勝利（福島芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は大崎昭一騎手。14頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では脚を伸ばせず9着に敗れた。

11月15日、4歳未勝利（福島芝1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で大崎昭一騎手。14頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを3番手で通過。最後は脚色が衰えて9着に敗れた。

12月6日、4歳以上400万下（中京ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は大江原隆騎手。15頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では末脚が振るわず15着に敗れた。

4歳（1987年）

2月7日、5歳以上400万下（小倉芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で大江原隆騎手。16頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、16番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを14番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず11着に敗れた。