レッドジェイビー（2010年生、母リビングデイライツ）

レッドジェイビー（2010年3月7日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋母名の映画に登場する主人公のイニシャル」。毛色は青毛。種牡馬のシンボリクリスエス（当時11歳）と交配したリビングデイライツが14歳のときに産んだ6番仔が本馬である。産地は北海道安平町、生産者はノーザンファーム。戦績は、中央平地4戦0勝、地方7戦3勝2着2回。主な勝ち鞍は2014年の一般C9。

経歴

デビュー前

東京サラブレッドクラブにて総額2,000万円（5万×400口）で一口馬主が募集された。

石坂正厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2013年）

9月28日、デビュー戦は和田竜二騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。馬体重は512kg。16頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず13着に敗れた。

11月13日、中6週で馬体重を前走から30kg増やして迎えた2戦目は、柿原翔騎手を鞍上に迎えて、一般C16（名古屋ダート800m 晴/稍重）に出走。8頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず5着に敗れた。

12月3日、中2週で迎えた3戦目は、一般C21（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で柿原翔騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く5着に敗れた。

4歳（2014年）

1月1日、中3週で迎えた4戦目は、市川豊馬術一級審判員賞（名古屋ダート800m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で柿原翔騎手（2戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。端に立つ形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鬼脚を爆発させて悠々と抜け出し、最後は2着のケンブリッジリアルに4馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

1月28日、中3週で迎えた5戦目は、一般C22（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で柿原翔騎手（3戦1勝）。7頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。最後はウイングロリオサと並んで2着同着となった。

2月19日、中2週で迎えた6戦目は、一般C18（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で柿原翔騎手（4戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では途轍もない末脚を炸裂させて、最後は2着のメイショウジンベエに1馬身半の差をつけて2勝目を奪取した。

3月5日、中1週で迎えた7戦目は、宇都英樹騎手を鞍上に迎えて、一般C14（名古屋ダート1400m 雨/不良）に出走。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではしぶとく脚を伸ばしたが、ランギロアに交わされて2馬身半差の2着となった。

3月20日、中1週で迎えた8戦目は、一般C9（名古屋ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は柿原翔騎手（5戦2勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて9番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一気に末脚を伸ばして、最後は2着のエドノマツカゼをハナ差振り切って圧倒的支持に応えた。

7月6日、約3か月半の休養明けで迎えた9戦目は、和田翼騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（中京ダート1400m 曇/稍重）に54kgの軽斤量で出走。16頭立ての13番人気で11番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始8番手を追走。最後はタレてしまい14着に終わった。

7月27日、中2週で迎えた10戦目は、3歳以上500万下（中京ダート1800m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で和田翼騎手（1戦0勝）。16頭立ての15番人気で4番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では余力が残っておらず15着に終わった。

8月31日、中4週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた11戦目は、藤懸貴志騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（小倉ダート1700m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての15番人気で2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを15番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず15着に終わった。