エクシードリミット（2001年生、母キンセングローリー）

エクシードリミット（2001年4月27日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のトワイニング（当時10歳）と交配したキンセングローリーが15歳のときに産んだ8番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は石郷岡雅樹。戦績は、地方37戦5勝2着4回。主な勝ち鞍は2005年の板橋区特別(一般C1一)。

経歴

デビュー前

村上頼章厩舎（大井）へ入厩。

2歳（2003年）

11月5日、デビュー戦は石崎隆之騎手を鞍上に据えて、2歳（大井ダート1000m 曇/良）に出走。馬体重は440kg。14頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では決め手に欠いて9着に終わった。

11月28日、中2週で迎えた2戦目は、2歳（大井ダート1000m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で石崎隆之騎手（1戦0勝）。10頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。果敢にハナを奪い、緩いペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のモデルチェンジに5馬身の差をつけて初白星を挙げた。

3歳（2004年）

3月16日、約3か月半の休養明けで迎えた3戦目は、達城龍次騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1500m 内回り晴/良）に出走。12頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではいいところがなく10着に終わった。

4月20日、中4週で迎えた4戦目は、3歳（大井ダート1600m 内回り晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で達城龍次騎手（1戦0勝）。14頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では伸びが劣勢になり12着に終わった。

5月21日、中3週で迎えた5戦目は、3歳（大井ダート1600m 内回り晴/重）に出走。鞍上は石崎隆之騎手（2戦1勝）。14頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では決め手が足りず9着に敗れた。

6月11日、中2週で迎えた6戦目は、森下博騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1600m 内回り雨/不良）に出走。10頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では伸びあぐねて4着に終わった。

7月6日、中3週で迎えた7戦目は、3歳（大井ダート1500m 内回り曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で森下博騎手（1戦0勝）。13頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではあとひと押しが足りず、4着に終わった。

7月22日、中1週で迎えた8戦目は、3歳（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で森下博騎手（2戦0勝）。12頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず5着に敗れた。

8月15日、中2週で迎えた9戦目は、3歳（大井ダート1600m 内回り曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で森下博騎手（3戦0勝）。13頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて悠々と抜け出し、最後は2着のジェラールに3馬身の差をつけて2勝目を手中に収めた。

11月10日、約3か月の間隔を開けて迎えた10戦目は、3歳（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で森下博騎手（4戦1勝）。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では一完歩ずつ確実に末脚を伸ばして、最後は2着のレディマニフェストに1馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

12月7日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた11戦目は、一般C1六七（大井ダート1500m 内回り晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で森下博騎手（5戦2勝）。14頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の粘り強さで最後まで脚を伸ばしたが、伸びてきたグッドフィール決め手に屈して3/4馬身差の2着に敗北した。

12月30日、中2週で迎えた12戦目は、一般C1八（大井ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は7戦連続で森下博騎手（6戦2勝）。14頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では逸出した伸び脚で猛進したが、勝ったウエルスブイにねじ伏せられて2馬身差の2着に敗北した。

4歳（2005年）

1月18日、中2週で迎えた13戦目は、一般C1五六（大井ダート1600m 内回り晴/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で森下博騎手（7戦2勝）。13頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では一気に末脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のクラトリジッコウを半馬身振り切って4勝目を獲得した。

2月2日、中1週で迎えた14戦目は、一般C1三四（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で森下博騎手（8戦3勝）。14頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

4月27日、約3か月の間隔を開けて迎えた15戦目は、さざなみスプリント（船橋ダート1000m 晴/稍重）に出走。鞍上は10戦連続で森下博騎手（9戦3勝）。12頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では天稟の負けん気を発揮してゴールまで力走したが、4着に終わった。

5月11日、中1週で迎えた16戦目は、こいぬ座特別（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。鞍上は11戦連続で森下博騎手（10戦3勝）。11頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では迫力満点の伸び脚で猛進したが、勝ったコスモトルーパーにねじ伏せられて4馬身差の2着となった。

5月30日、中2週で迎えた17戦目は、板橋区特別（大井ダート1600m 内回り雨/不良）に出走。鞍上は12戦連続で森下博騎手（11戦3勝）。13頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では強烈な末脚を爆発させて先頭に躍り出て、最後は2着のラッキーマキシマムに2馬身半の差をつけて制した。

8月13日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から12kg増やして迎えた18戦目は、カノープス賞（大井ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は13戦連続で森下博騎手（12戦4勝）。13頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。他馬と併走しながら先陣を切る恰好となり、ややスローペースでレースを牽引。道中で単騎先頭に変わり、1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では目を引く伸びを見せたが、エイシンカッパーに交わされて1馬身差の2着となった。

8月28日、中1週で迎えた19戦目は、野馬追賞（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。鞍上は14戦連続で森下博騎手（13戦4勝）。11頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。果敢に端をきり、遅いペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではもうワンパンチ足りず、3着に終わった。

9月12日、中1週で迎えた20戦目は、リエンダ賞（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は15戦連続で森下博騎手（14戦4勝）。13頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では天稟の敢闘精神でゴールまで力走し、3着に入った。

9月25日、中1週で迎えた21戦目は、地方重賞のOROカップ（盛岡芝1600m 曇/不良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は16戦連続で森下博騎手（15戦4勝）。13頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線ではいい脚を見せられず10着に敗れた。

12月26日、約3か月の休み明けで馬体重を前走から23kg増やして迎えた22戦目は、ステンドグラス賞（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は17戦連続で森下博騎手（16戦4勝）。14頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では天稟のガッツでゴールまで力走し、5着を確保した。

5歳（2006年）

1月17日、中2週で迎えた23戦目は、ジャニュアリー賞（大井ダート1600m 内回り曇/重）に出走。鞍上は18戦連続で森下博騎手（17戦4勝）。14頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では伸びを欠き8着に敗れた。

2月3日、中1週で迎えた24戦目は、早春賞（大井ダート1600m 内回り晴/重）に出走。鞍上は19戦連続で森下博騎手（18戦4勝）。12頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は脚勢が鈍り9着に終わった。

2月14日、中1週で迎えた25戦目は、フレンドリービット特別（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は達城龍次騎手（2戦0勝）。13頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず7着に終わった。

2月27日、中1週で迎えた26戦目は、一般B3三 C1三（大井ダート1600m 内回り曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で達城龍次騎手（3戦0勝）。13頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では末脚が振るわず9着に終わった。

5月7日、中9週で迎えた27戦目は、エメラルド賞（大井ダート1200m 雨/良）に出走。鞍上は3戦連続で達城龍次騎手（4戦0勝）。14頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではいいところがなく8着に終わった。

6月4日、中3週で迎えた28戦目は、オメガ賞（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で達城龍次騎手（5戦0勝）。14頭立ての10番人気で13番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では脚が残っておらず11着に終わった。

6月25日、中2週で迎えた29戦目は、今野忠成騎手を鞍上に迎えて、万緑賞（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。13頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では目立つような脚を使えず11着に敗れた。

7月10日、中1週で迎えた30戦目は、酒井忍騎手を鞍上に迎えて、ロマンティックナイト賞（大井ダート1600m 内回り曇/稍重）に出走。10頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず4着に終わった。

8月18日、中5週で迎えた31戦目は、水野貴史騎手を鞍上に迎えて、ファンタスティックナイト賞（大井ダート1800m 晴/稍重）に出走。14頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では上がり2位タイの末脚を見せたが上位争いには絡めず9着に終わった。

8月28日、中0週で迎えた32戦目は、ドラマティックナイト賞（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で水野貴史騎手（1戦0勝）。12頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では速い脚を使えず9着に終わった。

9月4日、連闘で迎えた33戦目は、入間川特別（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で水野貴史騎手（2戦0勝）。12頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線ではパワフルな末脚を繰り出し、4着に入り込んだ。

9月27日、中2週で迎えた34戦目は、星月夜特別（川崎ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で水野貴史騎手（3戦0勝）。12頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり10着に終わった。

10月10日、中1週で迎えた35戦目は、マルチフェア特別（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で水野貴史騎手（4戦0勝）。12頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では上がり2位タイの伸び脚を披露したが上位争いには絡めず10着に終わった。

11月9日、中3週で迎えた36戦目は、矢吹誠騎手を鞍上に迎えて、紅葉賞（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。14頭立ての14番人気で10番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり10着に終わった。

6歳（2007年）

1月15日、中9週で迎えた37戦目は、福寿草特別（浦和ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は森下博騎手（19戦4勝）。11頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では目立つような脚を使えず11着に終わった。