トーセンライブリー（2002年生、母エアリュージュ）

トーセンライブリー（2002年5月17日）は、日本の競走馬。馬名の意味は「冠名＋はきはきした」。毛色は栗毛。種牡馬のジェニュイン（当時10歳）と交配したエアリュージュが11歳のときに産んだ6番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は岡田スタッド。戦績は、中央平地4戦0勝、地方28戦5勝2着7回。主な勝ち鞍は2005年の立冬特別(一般F)。

経歴

デビュー前

佐々木亜良厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2004年）

10月24日、デビュー戦は石橋脩騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の2歳新馬（東京芝1600m 晴/良）に出走。馬体重は414kg。10頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始6番手を追走。直線では末脚に勢いがなく9着に終わった。

12月11日、中6週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた2戦目は、田中勝春騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての13番人気で6番ゲートからスタート。極端なハイペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では目立つような脚を使えず13着に終わった。

3歳（2005年）

4月10日、約4か月の休養明けで迎えた3戦目は、田中剛騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山芝2000m 晴/良）に出走。10頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず9着に終わった。

5月8日、中3週で迎えた4戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（東京ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は石橋脩騎手（1戦0勝）。15頭立ての15番人気で13番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。最後は脚色が悪くなり12着に終わった。

7月10日、中8週で馬体重を前走から20kg増やして迎えた5戦目は、赤岡修次騎手を鞍上に迎えて、一般F11（高知ダート1300m 雨/不良）に出走。7頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ゲンパチザパンチに交わされて2馬身半差の2着に敗北した。

7月17日、連闘で迎えた6戦目は、一般Fニ（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で赤岡修次騎手（1戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びを欠き5着に敗れた。

7月24日、連闘で迎えた7戦目は、一般F12（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で赤岡修次騎手（2戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、マイネルダッフルにクビ差交わされて2着に甘んじた。

8月6日、中1週で迎えた8戦目は、一般F10（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で赤岡修次騎手（3戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線に入ると、前で粘るタイキサマンサを上がり0位の末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて待望の初白星を挙げた。

8月21日、中1週で迎えた9戦目は、緒方洋介騎手を鞍上に迎えて、一般F10（高知ダート1300m 雨/不良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

9月4日、中1週で迎えた10戦目は、一般F9（高知ダート1000m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で緒方洋介騎手（1戦0勝）。5頭立ての2番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したブリリアントアルマを捕まえ切れず、2馬身半差の2着に敗れた。

10月2日、中3週で迎えた11戦目は、一般F5（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で緒方洋介騎手（2戦0勝）。7頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて先頭をうかがい、最後は2着のブリリアントアルマを3/4馬身振り切って勝利を手に入れた。

10月16日、中1週で迎えた12戦目は、横倉山特別（高知ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は赤岡修次騎手（4戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したベイリーズロックを捕まえ切れず、2馬身半差の2着に敗北した。

11月6日、中2週で迎えた13戦目は、立冬特別（高知ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で赤岡修次騎手（5戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のシンコーヘリオスを3/4馬身振り切って1着ゴールを果たした。

11月20日、中1週で迎えた14戦目は、一般E7（高知ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で赤岡修次騎手（6戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のクロシオタイガーに2馬身の差をつけて4勝目を奪取した。

12月10日、中2週で馬体重を前走から13kg増やして迎えた15戦目は、一般E5（高知ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で赤岡修次騎手（7戦3勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では見せ場を作れず7着に敗れた。

4歳（2006年）

1月1日、中2週で迎えた16戦目は、一般E5（高知ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で赤岡修次騎手（8戦3勝）。8頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず5着に敗れた。

1月8日、連闘で迎えた17戦目は、一般E5（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は緒方洋介騎手（3戦1勝）。7頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したミーシャトウショウを捕まえ切れず、4馬身差の2着となった。

1月28日、中2週で迎えた18戦目は、一般E4（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は赤岡修次騎手（9戦3勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したクロシオタイガーを捕まえ切れず、クビ差の2着に甘んじた。

2月11日、中1週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた19戦目は、一般E3（高知ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で赤岡修次騎手（10戦3勝）。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線に入ると、前で粘るタイキクールを上がり0位の末脚で交わし去り、最後は1馬身の差をつけて制した。

2月26日、中1週で迎えた20戦目は、一般D8（高知ダート1000m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で赤岡修次騎手（11戦4勝）。8頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

3月11日、中1週で迎えた21戦目は、一般D7（高知ダート1000m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で赤岡修次騎手（12戦4勝）。8頭立ての3番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には食い込めず5着に敗れた。

4月29日、中6週で迎えた22戦目は、一般D7（高知ダート1300m 雨/重）に出走。鞍上は緒方洋介騎手（4戦1勝）。8頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚にキレが無く6着に終わった。

5月14日、中1週で迎えた23戦目は、不死鳥ホリエモン特別（高知ダート1000m 晴/不良）に出走。鞍上は赤岡修次騎手（13戦4勝）。7頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には届かず6着に終わった。

5月21日、連闘で迎えた24戦目は、一般D7（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は緒方洋介騎手（5戦1勝）。6頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。主導権を奪い、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、フジタカテッシュウに交わされて1馬身差の2着となった。

5月28日、連闘で迎えた25戦目は、一般Dロ（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は赤岡修次騎手（14戦4勝）。7頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線ではいいところがなく7着に終わった。

6月4日、連闘で迎えた26戦目は、一般D7（高知ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は緒方洋介騎手（6戦1勝）。8頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚がパッとせず6着に終わった。

6月10日、連闘で迎えた27戦目は、一般Dロ（高知ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は赤岡修次騎手（15戦4勝）。9頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く8着に終わった。

6月24日、中1週で迎えた28戦目は、一般D7（高知ダート1300m 小雨/不良）に出走。鞍上は緒方洋介騎手（7戦1勝）。7頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には届かず6着に終わった。

7月8日、中1週で迎えた29戦目は、一般D6（高知ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で緒方洋介騎手（8戦1勝）。8頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には割り込めず7着に終わった。

7月22日、中1週で迎えた30戦目は、上田将司騎手を鞍上に迎えて、一般D5（高知ダート1300m 小雨/不良）に出走。9頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず5着に終わった。

8月5日、中1週で迎えた31戦目は、一般D5（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で上田将司騎手（1戦0勝）。9頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では末脚にキレが無く6着に終わった。

9月16日、中5週で迎えた32戦目は、森井美香騎手を鞍上に迎えて、一般D5（高知ダート1400m 雨/不良）に出走。9頭立ての9番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず5着に終わった。