ミッドナイトメテオ（1993年生、母Midnight Pumpkin）

経歴

デビュー前

3歳（1996年）

5月11日、デビュー戦は中舘英二騎手を鞍上に据えて、4歳未勝利（東京ダート1600m 曇/稍重）に出走。馬体重は518kg。13頭立ての2番人気に推されて大外13番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始2番手を追走。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に立ち、最後は2着のアイスバーンをクビ差振り切って初白星を挙げた。

10月27日、約5か月半の休み明けで迎えた2戦目は、4歳以上500万下（東京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で中舘英二騎手（1戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始4番手を追走。直線では天稟の闘志でゴールまで力走したが、3着に終わった。

11月9日、中1週で迎えた3戦目は、田中勝春騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（東京ダート2100m 曇/不良）に出走。16頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びが続かず、5着に終わった。

12月8日、中3週で迎えた4戦目は、吉田豊騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中山ダート1800m 晴/稍重）に出走。16頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。先手を奪う形となり、やや厳しいペースで馬群を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のコバノスコッチに2馬身半の差をつけて2勝目を収める

12月21日、中1週で迎えた5戦目は、坂本勝美騎手を鞍上に迎えて、4歳以上900万下の霞ケ浦特別（中山ダート1800m 晴/重）に出走。16頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では鋭い脚を使えず9着に敗れた。

4歳（1997年）

1月18日、中3週で迎えた6戦目は、5歳以上900万下の頌春賞（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は吉田豊騎手（1戦1勝）。10頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線ではいいところがなく8着に敗れた。

4月13日、約3か月の間隔を開けて迎えた7戦目は、大塚栄三郎騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で5歳以上900万下の舞浜特別（中山ダート1800m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。16頭立ての9番人気で15番ゲートからスタート。ハナに立つ恰好となり、平均ペースで馬群を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では豪脚を炸裂させてすんなりと抜け出し、最後は2着のエーブサンデーサンに3馬身の差をつけて3勝目を手にした。

5月4日、中2週で迎えた8戦目は、薫風ステークス（東京芝1800m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は2戦連続で大塚栄三郎騎手（1戦1勝）。13頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では切れる脚を使えず7着に敗れた。

5月18日、中1週で迎えた9戦目は、後藤浩輝騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦のメイステークス（東京芝1800m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。13頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後はタレてしまい9着に敗れた。

6月14日、中3週で迎えた10戦目は、橋本広喜騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦の福島市制施行90周年記念（福島芝2000m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。16頭立ての16番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち前の勝負根性でしぶとく走り抜いたが、メジロスティードにクビ差交わされて2着となった。

7月19日、中4週で迎えた11戦目は、ハンデ戦で4歳以上900万下の信濃川特別（新潟芝2200m 外回り晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で橋本広喜騎手（1戦0勝）。13頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では弾けるような伸びで驀進したが、伸びてきたマウントリッチ決め手に屈して半馬身差の2着に敗北した。

8月24日、中4週で迎えた12戦目は、4歳以上900万下の三面川特別（新潟芝2200m 外回り晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で橋本広喜騎手（2戦0勝）。13頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。前に出て、非常に遅いペースでレースを引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘りを欠いて5着に沈んだ。

9月27日、中4週で迎えた13戦目は、4歳以上900万下の九十九里特別（中山芝2500m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で橋本広喜騎手（3戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、ユッタリとしたペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではしっかりと末脚を伸ばして、最後は2着のアクイローネをハナ差振り切って4勝目を奪取した。

10月11日、中1週で迎えた14戦目は、4歳以上1600万下の赤富士ステークス（東京ダート2100m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で橋本広喜騎手（4戦1勝）。9頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では見所を作れず4着に敗れた。

11月8日、中3週で迎えた15戦目は、4歳以上1600万下の奥多摩ステークス（東京芝2400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で橋本広喜騎手（5戦1勝）。12頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚勢が衰えて10着に敗れた。

12月14日、中4週で迎えた16戦目は、ハンデ戦で4歳以上1600万下の冬至ステークス（中山芝2500m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で橋本広喜騎手（6戦1勝）。10頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり7着に終わった。

5歳（1998年）

2月7日、中7週で迎えた17戦目は、ハンデ戦で5歳以上1600万下の金蹄ステークス（東京ダート2100m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で橋本広喜騎手（7戦1勝）。16頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後はスピードが落ちてしまい12着に敗れた。

5月17日、約3か月半の休み明けで迎えた18戦目は、5歳以上1600万下の緑風ステークス（東京芝2400m 晴/稍重）に出走。鞍上は後藤浩輝騎手（1戦0勝）。9頭立ての8番人気で大外9番ゲートからスタート。主導権を握り、若干緩いペースで一団を牽引。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線では最後まで息が続かず5着に終わった。

6月7日、中2週で迎えた19戦目は、ハンデ戦で5歳以上1600万下のむらさき賞（東京芝2000m 曇/稍重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で後藤浩輝騎手（2戦0勝）。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。主導権を握る恰好となり、後続との差を2馬身以上確保して、少し緩いペースで集団を先導。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の忍耐力で最後まで脚を伸ばしたが、マリアジュダムールに交わされて1馬身1/4差の2着となった。

6月20日、中1週で迎えた20戦目は、5歳以上1600万下の福島競馬場開設80周年記念安達太良ステークス（福島芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で後藤浩輝騎手（3戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず6着に敗れた。

7月18日、中3週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた21戦目は、4歳以上1600万下の日本海ステークス（新潟芝2000m 外回り晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で後藤浩輝騎手（4戦0勝）。9頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では最後まで息が続かず9着に敗れた。

10月10日、約3か月の間隔を開けて迎えた22戦目は、ハンデ戦で4歳以上1600万下のオクトーバーステークス（東京芝2200m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は5戦連続で後藤浩輝騎手（5戦0勝）。9頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。端を奪う恰好となり、後続との差を5馬身以上確保して、ユッタリとしたペースで集団を牽引。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚色が鈍り9着に終わった。

10月17日、連闘で迎えた23戦目は、4歳以上1600万下の赤富士ステークス（東京ダート2100m 雨/不良）に出走。鞍上は大塚栄三郎騎手（2戦1勝）。15頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、ユッタリとしたペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では矢のような伸びを見せたが、マジックゲームに交わされて2馬身半差の2着となった。