クインラマ（1996年生、母チヨウキユウガバナ）

クインラマ（1996年4月12日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。品種はアングロアラブで、毛色は鹿毛。種牡馬のトライバルセンプー（当時19歳）と交配したチヨウキユウガバナが19歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は貞廣牧場。戦績は、地方20戦10勝2着3回。主な勝ち鞍は2000年の兵庫アラブクイーンカップ(アラ系4歳以上牝)。

経歴

デビュー前

森沢憲一郎厩舎（園田）へ入厩。

3歳（1999年）

5月11日、デビュー戦は小林克己騎手を鞍上に据えて、アラ系4歳（園田ダート1400m 晴/良）に出走。馬体重は465kg。11頭立ての1番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。最後は、2着のシンザンヒットに2馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

6月2日、中2週で迎えた2戦目は、アラ系4歳以上（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小林克己騎手（1戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。最後は、2着のハクタイトルに2馬身半の差をつけて勝利をモノにする

6月22日、中2週で迎えた3戦目は、アラ系4歳以上（園田ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で小林克己騎手（2戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のイズミエルシドに約10馬身の大差をつけて負け無しの3連勝を決めた。

7月6日、中1週で迎えた4戦目は、アラ系4歳以上（姫路ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で小林克己騎手（3戦3勝）。12頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、2着のサンダーバーグマンをクビ差制して負け知らずの4連勝を決めた。

7月29日、中2週で迎えた5戦目は、アラ系4歳以上（姫路ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で小林克己騎手（4戦4勝）。11頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のニングペナアに6馬身の差をつけて土付かずの5連勝を決めた。

8月17日、中2週で迎えた6戦目は、美方町石楠花特別（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で小林克己騎手（5戦5勝）。11頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のコノミヒットに7馬身の差をつけて無傷の6連勝を決めた。

9月7日、中2週で迎えた7戦目は、サントリーモルツカップ（園田ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は7戦連続で小林克己騎手（6戦6勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のエイユースカレットに6馬身の差をつけて無傷の7連勝を決めた。

10月1日、中2週で迎えた8戦目は、コスモス（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で小林克己騎手（7戦7勝）。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のイズミクィーンに4馬身の差をつけて無傷の8連勝を決めた。

10月14日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた9戦目は、椎堂特別（園田ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で小林克己騎手（8戦8勝）。12頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のマッキーチャンプに5馬身の差をつけて無傷の9連勝を決めた。

11月10日、中3週で迎えた10戦目は、小牧太騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の姫山菊花賞（姫路ダート2000m 晴/良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。3着に終わった。

4歳（2000年）

5月18日、約6か月半の休み明けで迎えた11戦目は、アラ系4歳以上（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は小林克己騎手（9戦9勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、勝ったサンユウラピートからハナ差の2着に甘んじた。

6月1日、中1週で迎えた12戦目は、ゆかたの似合う城崎温泉特別（園田ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は小牧太騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。3着に終わった。

6月23日、中2週で迎えた13戦目は、アラ系5歳以上（園田ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で小牧太騎手（2戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。6着に敗れた。

7月26日、中4週で迎えた14戦目は、牝馬限定戦のサマークイーン賞（姫路ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で小牧太騎手（3戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったグリンティアラからクビ差の2着に甘んじた。

8月23日、中3週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた15戦目は、アラ系4歳以上（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で小牧太騎手（4戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。最後は、勝ったユタカブレーヴから1馬身差の2着に敗北した。

9月19日、中3週で迎えた16戦目は、関宮町氷ノ山・鉢伏山紅葉特別（園田ダート1870m 晴/良）に出走。鞍上は小林克己騎手（10戦9勝）。10頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。5着に敗れた。

10月5日、中1週で迎えた17戦目は、永島太郎騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定戦の兵庫アラブクイーンカップ（園田ダート1870m 晴/稍重）に出走。12頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後はグリンティアラと並んで1着同着となった。

5歳（2001年）

6月6日、約8か月の休み明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた18戦目は、ハンデ戦のみついし昆布特別（園田ダート1870m 曇/不良）に出走。鞍上は小林克己騎手（11戦9勝）。12頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。8着に終わった。

7月3日、中3週で馬体重を前走から13kg絞って迎えた19戦目は、太子ひまわり特別（姫路ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小林克己騎手（12戦9勝）。9頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。8着に敗れた。

8月7日、中4週で迎えた20戦目は、星の都さよう特別（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で小林克己騎手（13戦9勝）。10頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。4着に終わった。