アイノドウシ（2004年生、母ブリッジマドンナ）

アイノドウシ（2004年4月7日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「愛の同志」。毛色は栗毛。種牡馬のタバスコキャット（当時13歳）と交配したブリッジマドンナが16歳のときに産んだ8番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は中村理恵。戦績は、中央平地5戦0勝、地方32戦2勝2着3回。主な勝ち鞍は2006年のアタックチャレンジ。

経歴

デビュー前

1歳のとき、中村農場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。

若松平厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（2006年）

5月4日、デビュー戦は亀井洋司騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュチャレンジ（札幌(地)ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は414kg。9頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず4着に終わった。

5月10日、連闘で迎えた2戦目は、2歳戦のルーキーチャレンジ（札幌(地)ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で亀井洋司騎手（1戦0勝）。9頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入り込んだ。

5月24日、中1週で迎えた3戦目は、2歳戦のアタックチャレンジ（札幌(地)ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で亀井洋司騎手（2戦0勝）。8頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず5着に終わった。

6月8日、中1週で迎えた4戦目は、2歳戦のアタックチャレンジ（札幌(地)ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で亀井洋司騎手（3戦0勝）。7頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず6着に終わった。

6月21日、中1週で迎えた5戦目は、佐々木国明騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のアタックチャレンジ（札幌(地)ダート1700m 曇/良）に出走。11頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では見せ場を作れず10着に終わった。

7月25日、中4週で馬体重を前走から16kg増やして迎えた6戦目は、2歳（旭川ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は亀井洋司騎手（4戦0勝）。8頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。3着に終わった。

8月8日、中1週で迎えた7戦目は、2歳（旭川ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で亀井洋司騎手（5戦0勝）。7頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。6着に終わった。

8月22日、中1週で迎えた8戦目は、2歳（旭川ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は佐々木国明騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。最後は、2着のフレンチスマイルに4馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

9月5日、中1週で迎えた9戦目は、2歳戦のアタックチャレンジ（旭川ダート1000m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で佐々木国明騎手（2戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のラブベリーに3馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

9月20日、中1週で迎えた10戦目は、2歳オープンのグラスワンダー賞（旭川ダート1000m 晴/稍重）に出走。鞍上は亀井洋司騎手（6戦0勝）。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。6着に敗れた。

11月10日、中6週で迎えた11戦目は、御神本訓史騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のファイナルナイト特別（大井ダート1200m 曇/良）に出走。14頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始5番手を追走。最後は脚勢が悪くなり11着に敗れた。

11月29日、中2週で迎えた12戦目は、2歳（大井ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で御神本訓史騎手（1戦0勝）。14頭立ての13番人気で11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり、馬場の大外を通りながら4コーナーを6番手で通過。直線では鋭い脚を使えず10着に終わった。

3歳（2007年）

2月20日、約3か月の間隔を開けて迎えた13戦目は、張田京騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1400m 雨/重）に出走。14頭立ての8番人気で13番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。最後は脚色が悪くなり14着に終わった。

3月12日、中2週で迎えた14戦目は、3歳（大井ダート1200m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で張田京騎手（1戦0勝）。14頭立ての13番人気で8番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く6着に終わった。

3月29日、中1週で迎えた15戦目は、森下博騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定3歳戦のたんぽぽ特別（大井ダート1200m 晴/良）に出走。13頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず6着に終わった。

4月17日、中2週で迎えた16戦目は、3歳（大井ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で森下博騎手（1戦0勝）。14頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では余力が残っておらず13着に敗れた。

5月7日、中2週で迎えた17戦目は、3歳（大井ダート1200m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で森下博騎手（2戦0勝）。12頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち味の強靭な心肺能力で最後まで奮闘したが、勝ったティーケーハイツに詰め切れず、1馬身半差の2着となった。

5月21日、中1週で迎えた18戦目は、3歳（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で森下博騎手（3戦0勝）。10頭立ての5番人気で大外10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では忍耐力が光る走りを見せたが、ハナマイに交わされて4馬身差の2着となった。

6月3日、中1週で迎えた19戦目は、3歳（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で森下博騎手（4戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち前の心肺能力で最後まで敢闘したが、抜け出したロイヤルゴッドに半馬身届かず2着に敗北した。

6月25日、中2週で迎えた20戦目は、3歳戦のユスラウメ特別（大井ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で森下博騎手（5戦0勝）。13頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は脚色が鈍り12着に敗れた。

7月13日、中2週で迎えた21戦目は、牝馬限定3歳戦の乙女ゆり特別（大井ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は7戦連続で森下博騎手（6戦0勝）。10頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では余力が残っておらず9着に敗れた。

7月30日、中1週で迎えた22戦目は、石崎駿騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のはまゆう特別（大井ダート1200m 曇/不良）に出走。14頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始4番手を追走。最後は脚勢が鈍り10着に敗れた。

9月7日、中5週で迎えた23戦目は、牝馬限定3歳戦の撫子特別（大井ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は御神本訓史騎手（2戦0勝）。14頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。最後は勢いを失って13着に敗れた。

9月21日、中1週で迎えた24戦目は、加藤和博騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のすすき特別（大井ダート1200m 晴/良）に出走。14頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では天性の闘争本能でゴールまで力闘し、3着に入り込んだ。

10月1日、中0週で迎えた25戦目は、3歳戦の江戸菊特別（大井ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で加藤和博騎手（1戦0勝）。13頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は減速してしまい8着に敗れた。

11月17日、中6週で馬体重を前走から20kg減らして迎えた26戦目は、安藤光彰騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（福島ダート1000m 晴/良）に出走。12頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では末脚にキレが無く9着に終わった。

12月9日、中2週で迎えた27戦目は、牝馬限定の3歳以上500万下（中京ダート1000m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で安藤光彰騎手（1戦0勝）。16頭立ての16番人気で5番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では速い脚を使えず15着に終わった。

4歳（2008年）

2月11日、中8週で迎えた28戦目は、見沢譲治騎手を鞍上に迎えて、マルチスター特別（浦和ダート1400m 晴/不良）に出走。12頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず10着に終わった。

3月8日、中3週で迎えた29戦目は、西田雄一郎騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中京芝1200m 晴/良）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。17頭立ての17番人気で13番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では脚を伸ばせず8着に終わった。

4月12日、中4週で迎えた30戦目は、丸田恭介騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（福島芝1200m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。16頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では今一つ伸び切れず9着に終わった。

5月4日、中2週で迎えた31戦目は、4歳以上500万下（新潟芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は西田雄一郎騎手（1戦0勝）。16頭立ての16番人気で14番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始5番手を追走。最後は脚色が悪くなり16着に終わった。

6月24日、中6週で迎えた32戦目は、杉村一樹騎手を鞍上に迎えて、一般C3（荒尾ダート1400m 曇/重）に出走。8頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。5着に敗れた。

7月19日、中3週で迎えた33戦目は、吉留孝司騎手を鞍上に迎えて、パチ☆チャンスカップ（荒尾ダート1400m 晴/不良）に出走。8頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。4着に終わった。

8月9日、中2週で迎えた34戦目は、喰堂特設（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は杉村一樹騎手（1戦0勝）。7頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。3着に敗れた。

8月26日、中1週で迎えた35戦目は、田中良明騎手を鞍上に迎えて、不知火賞（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。7頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。5着に敗れた。

10月7日、中5週で迎えた36戦目は、林陽介騎手を鞍上に迎えて、セカンドジェネレーション騎手招待（第2戦）（荒尾ダート1500m 曇/稍重）に出走。10頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。10着に終わった。

10月29日、中2週で迎えた37戦目は、佐藤智久騎手を鞍上に迎えて、一般C3（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。9着に終わった。