ビーマイナカヤマ（1994年生、母ビーマイフアイア）

ビーマイナカヤマ（1994年5月25日）は、日本の競走馬、種牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のエブロス（当時8歳）と交配したビーマイフアイアが9歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は永田克之。戦績は、中央平地36戦7勝2着3回、地方17戦6勝2着1回。2000年、2001年とガーネットステークス(G3)を連覇した他、1999年のマーチステークス(ハンデG3)で2着に入るなど、重賞8勝を挙げた。

経歴

デビュー前

高市圭二厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1997年）

3月1日、デビュー戦は谷中公一騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（中山芝2000m 曇/良）に出走。馬体重は452kg。11頭立ての4番人気で12番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では脚が残っておらず8着に敗れた。

3月29日、中3週で迎えた2戦目は、4歳未勝利（中山芝1600m 外回り曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で谷中公一騎手（1戦0勝）。16頭立ての6番人気で13番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず9着に敗れた。

4月26日、中3週で迎えた3戦目は、鹿戸雄一騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（新潟芝1400m 外回り晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。14頭立ての3番人気に推されて大外14番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、平均ペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では驚異的な末脚を爆発させて悠々と抜け出し、最後は2着のアグネススタオーに4馬身の差をつけて未勝利戦を制した。

5月18日、中2週で迎えた4戦目は、橋本広喜騎手を鞍上に迎えて、4歳500万下の牡丹賞（東京芝1600m 晴/良）に出走。12頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。最後はバタバタになってしまい11着に終わった。

6月1日、中1週で迎えた5戦目は、4歳500万下（東京ダート1400m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は鹿戸雄一騎手（1戦1勝）。14頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。端をきる形となり、速いペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に沈み6着に敗れた。

7月13日、中5週で迎えた6戦目は、4歳以上500万下（函館芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で鹿戸雄一騎手（2戦1勝）。15頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、終始4番手を追走。最後は脚色が悪くなり15着に敗れた。

7月19日、連闘で迎えた7戦目は、4歳以上500万下（函館ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で鹿戸雄一騎手（3戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線に入ると、前で粘るサンエムショウリを次元の違う末脚で交わし去り、最後は7馬身の差をつけて制した。

8月3日、中1週で迎えた8戦目は、4歳以上900万下の北斗賞（札幌ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で鹿戸雄一騎手（4戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では伸びが鈍く7着に敗れた。

8月17日、中1週で迎えた9戦目は、ハンデ戦で4歳以上900万下のオホーツクハンデキャップ（札幌ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で鹿戸雄一騎手（5戦2勝）。12頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では見事な伸び脚で猛追したが、抜け出したニーニャデガルチに半馬身届かず2着に敗北した。

12月21日、約4か月の休み明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた10戦目は、4歳以上900万下のハッピーエンドカップ（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で鹿戸雄一騎手（6戦2勝）。16頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線で前を交わして先頭に立つと、圧倒的な末脚を爆発させて、最後は2着のトウショウヒューマに1馬身1/4の差をつけて久しぶりの一戦を制した。

4歳（1998年）

1月10日、中2週で迎えた11戦目は、G3のガーネットステークス（中山ダート1200m 曇/不良）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は7戦連続で鹿戸雄一騎手（7戦3勝）。14頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち前の粘り強さで最後まで脚を伸ばしたが、スーパーナカヤマに交わされて2馬身差の2着となった。

2月7日、中3週で迎えた12戦目は、ハンデ戦でオープンのすばるステークス（京都ダート1400m 雨/良）に54kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は8戦連続で鹿戸雄一騎手（8戦3勝）。16頭立ての4番人気に推されて15番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線で前を交わして先頭に立つと、鮮やかな末脚を爆発させて、最後は2着のエイシングランツに3馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

3月14日、中4週で迎えた13戦目は、ハンデG3のマーチステークス（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で鹿戸雄一騎手（9戦4勝）。14頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。先手を取り、少し速いペースで一団を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では最後まで息が続かず7着に敗れた。

4月18日、中4週で迎えた14戦目は、G3のプロキオンステークス（阪神ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は10戦連続で鹿戸雄一騎手（10戦4勝）。16頭立ての4番人気に推されて7番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

5月17日、中3週で迎えた15戦目は、四位洋文騎手を鞍上に迎えて、栗東ステークス（京都ダート1200m 晴/稍重）に出走。11頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚に勢いがなく6着に敗れた。

6月11日、中3週で迎えた16戦目は、G3の北海道スプリントカップ（札幌(地)ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で四位洋文騎手（1戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて12番ゲートからスタート。3着に終わった。

9月30日、約3か月半の休養明けで迎えた17戦目は、田中勝春騎手を鞍上に迎えて、G2の東京盃（大井ダート1200m 雨/重）に出走。14頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では長くいい脚を使ってゴールまで頑張ったが、5着に終わった。

10月24日、中2週で迎えた18戦目は、岡部幸雄騎手を鞍上に迎えて、神無月ステークス（東京ダート1600m 小雨/重）に出走。12頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら4番手で通過。最後は脚を失くしてしまい10着に敗れた。

11月15日、中2週で迎えた19戦目は、G3の根岸ステークス（東京ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岡部幸雄騎手（1戦0勝）。13頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで力闘し、3着に入り込んだ。

12月12日、中3週で迎えた20戦目は、ハンデG3のシリウスステークス（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は鹿戸雄一騎手（11戦4勝）。16頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では力強い脚運びでゴールまで走り切り、3着に入り込んだ。

5歳（1999年）

2月6日、中7週で迎えた21戦目は、ハンデ戦でオープンのすばるステークス（京都ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で鹿戸雄一騎手（12戦4勝）。16頭立ての3番人気に推されて15番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では驚異的な末脚を炸裂させてあっさりと抜け出し、最後は2着のファンドリリョウマに3馬身の差をつけて優勝

3月13日、中4週で迎えた22戦目は、ハンデG3のマーチステークス（中山ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で鹿戸雄一騎手（13戦5勝）。16頭立ての4番人気に推されて1番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを先頭で通過。直線では持ち前のスタミナでしぶとく走り抜いたが、タヤスケーポイントに交わされて1馬身1/4差の2着に敗北した。

4月17日、中4週で迎えた23戦目は、G3のプロキオンステークス（阪神ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で鹿戸雄一騎手（14戦5勝）。16頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では天稟の勝負根性でゴールまで力走したが、4着に終わった。

5月5日、中2週で迎えた24戦目は、G3の群馬記念（高崎ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で鹿戸雄一騎手（15戦5勝）。12頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったスノーエンデバーから1馬身半差の2着に敗北した。

6月10日、中4週で迎えた25戦目は、G3の北海道スプリントカップ（旭川ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で鹿戸雄一騎手（16戦5勝）。14頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のメイショウヒダカに3馬身の差をつけて悲願の重賞初制覇を果たした。

9月23日、約3か月半の休養明けで迎えた26戦目は、G2の東京盃（大井ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で鹿戸雄一騎手（17戦6勝）。15頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では伸びあぐねて7着に敗れた。

11月14日、中6週で迎えた27戦目は、G3の根岸ステークス（東京ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で鹿戸雄一騎手（18戦6勝）。16頭立ての4番人気に推されて7番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では天稟の負けじ魂を発揮してゴールまで力走したが、4着に終わった。

12月11日、中3週で迎えた28戦目は、ハンデG3のシリウスステークス（阪神ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で鹿戸雄一騎手（19戦6勝）。16頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では鋭い脚を使えず7着に敗れた。

6歳（2000年）

1月9日、中3週で迎えた29戦目は、G3のガーネットステークス（中山ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は10戦連続で鹿戸雄一騎手（20戦6勝）。14頭立ての7番人気で大外14番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線ではしっかりと末脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のセレクトグリーンをハナ差振り切って2つ目の重賞タイトルを獲得した。

2月20日、中5週で迎えた30戦目は、G1のフェブラリーステークス（東京ダート1600m 曇/良）に出走。G1級競走への出走は初となった。鞍上は11戦連続で鹿戸雄一騎手（21戦7勝）。16頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚に勢いがなく8着に終わった。

3月21日、中3週で迎えた31戦目は、G3の黒船賞（高知ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で鹿戸雄一騎手（22戦7勝）。12頭立ての2番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。最後は、2着のメイショウモトナリに4馬身の差をつけて重賞3勝目をマークした。

5月5日、中5週で迎えた32戦目は、G3の群馬記念（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は13戦連続で鹿戸雄一騎手（23戦8勝）。12頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のオースミジェットに4馬身の差をつけて重賞4勝目を挙げた。

5月24日、中2週で迎えた33戦目は、G3のかしわ記念（船橋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は14戦連続で鹿戸雄一騎手（24戦9勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線に入ると、前で粘るレディブライティアを途轍もない末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて3連勝で5つ目の重賞タイトルを獲得した。

9月2日、約3か月半の休養明けで迎えた34戦目は、G3のエルムステークス（札幌ダート1700m 雨/不良）に出走。鞍上は15戦連続で鹿戸雄一騎手（25戦10勝）。13頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、4着に終わった。

10月31日、中7週で迎えた35戦目は、G3のさくらんぼ記念（上山ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は16戦連続で鹿戸雄一騎手（26戦10勝）。12頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。3着に終わった。

11月8日、連闘で迎えた36戦目は、G3の朱鷺大賞典（新潟(地)ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は17戦連続で鹿戸雄一騎手（27戦10勝）。11頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のレイズスズランに半馬身の差をつけて6つ目の重賞タイトルをゲットした。

11月25日、中1週で迎えた37戦目は、G1のジャパンカップダート（東京ダート2100m 晴/良）に出走。鞍上は18戦連続で鹿戸雄一騎手（28戦11勝）。15頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを10番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい6着に終わった。

7歳（2001年）

1月7日、中5週で迎えた38戦目は、G3のガーネットステークス（中山ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は19戦連続で鹿戸雄一騎手（29戦11勝）。13頭立ての6番人気で12番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では目の覚めるような末脚を爆発させて先頭に立ち、最後は2着のブロードアピールをクビ差振り切って連覇達成

1月29日、中2週で迎えた39戦目は、G3の根岸ステークス（東京ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は20戦連続で鹿戸雄一騎手（30戦12勝）。13頭立ての7番人気で14番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では見所を作れず8着に敗れた。

2月18日、中2週で迎えた40戦目は、G1のフェブラリーステークス（東京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は21戦連続で鹿戸雄一騎手（31戦12勝）。16頭立ての13番人気で4番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では鋭い脚を使えず9着に終わった。

3月25日、中4週で馬体重を前走から16kg減らして迎えた41戦目は、G1の高松宮記念（中京芝1200m 小雨/良）に出走。鞍上は22戦連続で鹿戸雄一騎手（32戦12勝）。18頭立ての15番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、16番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを14番手で通過。直線では切れる脚を使えず15着に終わった。

5月5日、中5週で迎えた42戦目は、G3の群馬記念（高崎ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は23戦連続で鹿戸雄一騎手（33戦12勝）。12頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。5着に敗れた。

6月14日、中5週で迎えた43戦目は、G3の北海道スプリントカップ（札幌(地)ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は24戦連続で鹿戸雄一騎手（34戦12勝）。12頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。3着に入った。

9月1日、約2か月半の間隔を開けて迎えた44戦目は、G3のエルムステークス（札幌ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は25戦連続で鹿戸雄一騎手（35戦12勝）。13頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では見せ場なく7着に敗れた。

9月27日、中3週で迎えた45戦目は、G2の東京盃（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は26戦連続で鹿戸雄一騎手（36戦12勝）。16頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では見所を作れず10着に敗れた。

12月10日、約2か月半の間隔を開けて迎えた46戦目は、G3のとちぎマロニエカップ（宇都宮ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は27戦連続で鹿戸雄一騎手（37戦12勝）。12頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。最後は、2着のノボジャックをクビ差制して8つ目の重賞タイトルを獲得した。

8歳（2002年）

1月6日、中3週で迎えた47戦目は、G3のガーネットステークス（東京ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は28戦連続で鹿戸雄一騎手（38戦13勝）。16頭立ての7番人気で大外16番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは、大外に持ち出して8番手で通過。直線では決め手に欠いて8着に敗れた。

5月5日、約4か月の休み明けで馬体重を前走から17kg減らして迎えた48戦目は、G3の群馬記念（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は29戦連続で鹿戸雄一騎手（39戦13勝）。12頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。3着に終わった。

6月13日、中5週で迎えた49戦目は、G3の北海道スプリントカップ（札幌(地)ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は30戦連続で鹿戸雄一騎手（40戦13勝）。12頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。4着に終わった。

10月26日、約4か月半の休養明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた50戦目は、G3の武蔵野ステークス（中山ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は31戦連続で鹿戸雄一騎手（41戦13勝）。16頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではいいところがなく9着に終わった。

11月23日、中3週で迎えた51戦目は、G1のジャパンカップダート（中山ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は32戦連続で鹿戸雄一騎手（42戦13勝）。16頭立ての15番人気で大外16番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを12番手で通過。直線では決め手が足りず10着に終わった。

12月10日、中1週で迎えた52戦目は、G3のとちぎマロニエカップ（宇都宮ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は33戦連続で鹿戸雄一騎手（43戦13勝）。12頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。5着に敗れた。

9歳（2003年）

1月12日、中4週で迎えた53戦目は、ハンデG3のガーネットステークス（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は34戦連続で鹿戸雄一騎手（44戦13勝）。16頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では力強い脚捌きでゴールまで頑張り、5着に入り込んだ。