リッキーファラオ（2019年生、母メイクデュース）

リッキーファラオ（2019年3月1日）は、日本の競走馬。馬名の意味は「父名の一部+古代エジプトの王」。毛色は鹿毛。種牡馬のコパノリッキー（当時9歳）と交配したメイクデュースが14歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は出口牧場。主な勝ち鞍は2022年の都丸ちよさん来場記念。

経歴

デビュー前

1歳のとき、出口牧場から「北海道セレクションセールサラブレッド1歳」に上場され、中西純穂によって660万円で落札された。

久保田貴士厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2021年）

9月12日、デビュー戦は菅原明良騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中山ダート1800m 曇/良）に出走。馬体重は480kg。16頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では伸びが劣勢になり8着に敗れた。

10月10日、中3週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（新潟ダート1800m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で菅原明良騎手（1戦0勝）。15頭立ての3番人気に推されて12番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線では鋭い脚を使えず15着に敗れた。

3歳（2022年）

3月13日、約5か月の休養明けで迎えた3戦目は、小林凌大騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京ダート1800m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。12頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず9着に終わった。

3月26日、中1週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（中京ダート1900m 曇/稍重）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で小林凌大騎手（1戦0勝）。15頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを15番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず13着に終わった。

5月1日、中4週で馬体重を前走から19kg増やして迎えた5戦目は、吉本隆記騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のSAGAリベンジャーズ（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。11頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線ではパワフルな末脚を繰り出したが、4着に終わった。

5月14日、中1週で迎えた6戦目は、3歳戦の熱血!さがけいば塾!×ドリームシリーズ（佐賀ダート900m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で吉本隆記騎手（1戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では上がり1位タイの末脚を繰り出したが上位争いには参加できず7着に敗れた。

5月29日、中1週で迎えた7戦目は、3歳戦の都丸ちよさん来場記念（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で吉本隆記騎手（2戦0勝）。9頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のキリシマイイネに8馬身の差をつけて初白星を挙げた。

6月17日、中2週で迎えた8戦目は、田中直人騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のさがけいば無料ネット新聞うまかつ.net賞（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。11頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では閃光の如き末脚を披露したが、3着に終わった。

7月5日、中2週で迎えた9戦目は、3歳戦の佐賀競馬移転開設50周年うまてなし賞（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は吉本隆記騎手（3戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では長く末脚を持続させて先頭を奪い、最後は2着のトウカイルッカに1馬身半の差をつけて2勝目を掴み取った。

7月24日、中2週で迎えた10戦目は、3歳戦のさがけいば無料ネット新聞うまかつ.net賞（佐賀ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で吉本隆記騎手（4戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を見せたが上位争いには加われず4着に敗れた。

8月6日、中1週で迎えた11戦目は、3歳戦の佐賀競馬移転開設50周年うまてなし賞（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で吉本隆記騎手（5戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では物凄い伸び脚を見せたが、ミユキゲコクジョウにクビ差交わされて2着に甘んじた。

8月25日、中2週で迎えた12戦目は、3歳戦のサマーカップ（佐賀ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は4戦連続で吉本隆記騎手（6戦2勝）。10頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では末脚が冴えず9着に終わった。

9月10日、中1週で迎えた13戦目は、3歳戦の佐賀競馬移転開設50周年うまてなし賞（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で吉本隆記騎手（7戦2勝）。9頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず5着に敗れた。

9月24日、中1週で迎えた14戦目は、3歳戦のほとめきナイター賞（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で吉本隆記騎手（8戦2勝）。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず9着に敗れた。

10月15日、中2週で迎えた15戦目は、3歳以上C2-5（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で吉本隆記騎手（9戦2勝）。9頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず9着に終わった。

10月29日、中1週で迎えた16戦目は、秋日和賞（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で吉本隆記騎手（10戦2勝）。10頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず10着に終わった。

4歳（2023年）

1月15日、約2か月半の間隔を開けて迎えた17戦目は、にじゅうまる杯（佐賀ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は9戦連続で吉本隆記騎手（11戦2勝）。10頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では末脚に勢いがなく9着に終わった。

1月29日、中1週で迎えた18戦目は、金山昇馬騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2-5（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。10頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず6着に終わった。

2月11日、中1週で迎えた19戦目は、ウマ娘コラボオープニングレース（佐賀ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は吉本隆記騎手（12戦2勝）。12頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始11番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい6着に敗れた。

2月25日、中1週で迎えた20戦目は、4歳以上C2-5（佐賀ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は金山昇馬騎手（1戦0勝）。10頭立ての7番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり5着に終わった。

3月11日、中1週で迎えた21戦目は、さがけいば無料ネット新聞うまかつ.net賞（佐賀ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は吉本隆記騎手（13戦2勝）。10頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではいいところがなく最後はモンテモナコと並んで7着同着となった。

3月25日、中1週で迎えた22戦目は、飛田愛斗騎手を鞍上に迎えて、うまかつジョッキーズカップFINALC2-4組（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。11頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

4月8日、中1週で迎えた23戦目は、4歳以上C2 12（佐賀ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は吉本隆記騎手（14戦2勝）。9頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず7着に敗れた。

4月24日、中1週で迎えた24戦目は、4歳以上C2 12（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉本隆記騎手（15戦2勝）。10頭立ての9番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり10着に終わった。

5月8日、中1週で迎えた25戦目は、4歳以上C2 11（佐賀ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で吉本隆記騎手（16戦2勝）。9頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず9着に終わった。

8月31日、約4か月の休養明けで迎えた26戦目は、地方競馬教養センターで騎手を目指そう!競走（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は金山昇馬騎手（2戦0勝）。11頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では天稟の負けん気を発揮してゴールまで力走し、4着に入り込んだ。

9月18日、中2週で迎えた27戦目は、4歳以上C2-8（佐賀ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で金山昇馬騎手（3戦0勝）。11頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではキレのある末脚を披露したが、3着に終わった。

10月8日、中2週で迎えた28戦目は、3歳以上C2 18（佐賀ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で金山昇馬騎手（4戦0勝）。12頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて、最後は2着のモンテコルノを半馬身振り切って3勝目を手にした。

10月28日、中2週で迎えた29戦目は、田中純騎手を鞍上に迎えて、SAGAリベンジャーズ（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず5着に終わった。

11月11日、中1週で迎えた30戦目は、3歳以上C2-10（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は田中直人騎手（1戦0勝）。10頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず7着に終わった。

11月26日、中1週で迎えた31戦目は、佐賀の誇り佐賀海苔杯（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は金山昇馬騎手（5戦1勝）。11頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず7着に終わった。

12月4日、連闘で迎えた32戦目は、大雪賞（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で金山昇馬騎手（6戦1勝）。11頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで走り切り、4着に入り込んだ。

12月24日、中2週で迎えた33戦目は、馬産地協賛（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で金山昇馬騎手（7戦1勝）。12頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では素晴らしい伸び脚で急追したが、抜け出したサトノミネルヴァを差し切れず、1馬身1/4差の2着となった。

5歳（2024年）

1月13日、中2週で迎えた34戦目は、一般C2-8（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で金山昇馬騎手（8戦1勝）。11頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり2位タイの末脚を繰り出したが上位には割り込めず6着に敗れた。

1月28日、中1週で迎えた35戦目は、一般C2-9（佐賀ダート1400m 小雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で金山昇馬騎手（9戦1勝）。11頭立ての4番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したエイシンスマッシュを差し切れず、1馬身半差の2着となった。

2月12日、中1週で迎えた36戦目は、やるぜ、JBC賞（佐賀ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で金山昇馬騎手（10戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では決め手に欠いて7着に敗れた。

2月25日、中1週で迎えた37戦目は、一般C2-8（佐賀ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は田中直人騎手（2戦0勝）。12頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では上々の伸びを見せたが、勝ったボールドロイに詰め切れず、6馬身差の2着となった。

3月9日、中1週で迎えた38戦目は、さがけいば無料ネット新聞うまかつ.net賞（佐賀ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は金山昇馬騎手（11戦1勝）。11頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず5着に敗れた。

3月24日、中1週で迎えた39戦目は、一般C2-5（佐賀ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は田中直人騎手（3戦0勝）。11頭立ての4番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず6着に敗れた。

4月20日、中3週で迎えた40戦目は、一般C2-5（佐賀ダート1300m 小雨/稍重）に出走。鞍上は金山昇馬騎手（12戦1勝）。9頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位には食い込めず4着に敗れた。

5月3日、中1週で迎えた41戦目は、一般C2-5（佐賀ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で金山昇馬騎手（13戦1勝）。10頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では切れ味鋭い末脚を繰り出したが、3着に終わった。