にじゅうまる杯

レース展開

サイモンシナモンがレースを牽引、そのすぐ後ろに続くノーブルアイランド

サイモンシナモンが前に出て、後続との差を1馬身ほど保って馬群を先導。単独の2番手にノーブルアイランドが続く。続いて、ルーチェビアンカが3番手の絶好位につける。その1馬身後ろ、ナタラディーヴァは中団前目。クリストバウムは中団馬群の真ん中あたりを追走。フークキリカチャンは中団後方の位置。その直後、ユラが7番手。後方3番手でジックリと折り合いをつけるのはモンテモナコ。後方2番手の位置で末脚を温存するのはキタサンガイセン。シンガリにリッキーファラオがいる隊列で最初のコーナーを通過。

にじゅうまる杯、キタサンガイセンが途中で位置を押し上げるメリハリのある取り口でファンの高評価に応える

先頭はノーブルアイランドでリードは1馬身。単独の2番手にサイモンシナモンが続く。その後ろ、キタサンガイセンが3番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースを迎えて、依然として先頭で粘り続ける2番人気のノーブルアイランド。そのまま押し切る態勢だったが、絶好位まで進出していた1番人気のキタサンガイセンが次元の違う末脚を炸裂させてノーブルアイランドを差し切ると、最後は3/4馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。2着のノーブルアイランドから1馬身差の3着には、2番手の位置から力感溢れる脚捌きでゴールまで頑張ったサイモンシナモンが入った。