ルーチェビアンカ（2018年生、母ボーナスチャンス）

ルーチェビアンカ（2018年3月8日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「光り輝く白い線(伊)。父名より連想」。毛色は鹿毛。種牡馬のディープブリランテ（当時9歳）と交配したボーナスチャンスが6歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は栃木県、生産者は恵比寿興業株式会社那須野牧場。主な勝ち鞍は2022年の一般C2。

経歴

デビュー前

グリーンファーム愛馬会にてで一口馬主が募集された。

今野貞一厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2020年）

8月29日、デビュー戦は和田竜二騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（小倉芝2000m 晴/良）に出走。馬体重は438kg。17頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを13番手で通過。直線では伸びが鈍く16着に終わった。

3歳（2021年）

3月27日、約7か月の休養明けで迎えた2戦目は、国分恭介騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神芝1600m 外回り晴/良）に出走。17頭立ての13番人気で1番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、やや緩いペースで馬群を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は失速してしまい11着に終わった。

6月12日、約2か月半の間隔を開けて迎えた3戦目は、荻野琢真騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（札幌芝1200m 小雨/良）に出走。16頭立ての10番人気で15番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始12番手を追走。直線では末脚に勢いがなく13着に終わった。

6月27日、中1週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（札幌ダート1700m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で荻野琢真騎手（1戦0勝）。13頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く13着に終わった。

4歳（2022年）

4月3日、約9か月半の休み明けで馬体重を前走から18kg増やして迎えた5戦目は、鈴木祐騎手を鞍上に迎えて、HORSE&HOPE（水沢ダート1300m 晴/良）に出走。7頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。先手を取り、で一団を先導。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを3番手で通過。直線では最後まで息が続かず7着に敗れた。

4月17日、中1週で迎えた6戦目は、一般C2十二（水沢ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で鈴木祐騎手（1戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では全く伸びず7着に敗れた。

5月9日、中2週で迎えた7戦目は、一般C2（水沢ダート850m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で鈴木祐騎手（2戦0勝）。6頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前のしぶとさで最後まで脚を伸ばしたが、ナカハマチークに交わされて2馬身差の2着となった。

5月23日、中1週で迎えた8戦目は、村上忍騎手を鞍上に迎えて、一般C2（水沢ダート850m 曇/良）に出走。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

6月6日、中1週で迎えた9戦目は、山本政聡騎手を鞍上に迎えて、一般C2（水沢ダート850m 雨/稍重）に出走。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。ハナを奪う恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では息長く末脚を伸ばして、最後は2着のブルートブロッサムを半馬身振り切って待望の初白星を挙げた。

6月20日、中1週で迎えた10戦目は、一般C2（水沢ダート850m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山本政聡騎手（1戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。端をきる恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では途轍もない末脚を弾けさせて悠々と抜け出し、最後は2着のユニティコに4馬身の差をつけて1番人気に応えた。

7月16日、中3週で迎えた11戦目は、加茂飛翔騎手を鞍上に迎えて、チャレンジシリーズ（佐賀ダート1300m 曇/重）に52kgの軽斤量で出走。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では逸出した伸び脚で猛追したが、勝ったボンバーガールに詰め切れず、3馬身差の2着に敗北した。

7月30日、中1週で迎えた12戦目は、4歳以上C2-8（佐賀ダート1400m 曇/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で加茂飛翔騎手（1戦0勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させてすんなりと抜け出し、最後は2着のドラコテソーロに4馬身の差をつけて圧倒的支持に応えた。

8月20日、中2週で迎えた13戦目は、てんびん座特選（佐賀ダート1400m 曇/重）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で加茂飛翔騎手（2戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち味のタフネスで最後まで奮闘したが、勝ったシューネスリヒトに詰め切れず、7馬身差の2着に敗北した。

10月16日、中7週で馬体重を前走から21kg減らして迎えた14戦目は、金山昇馬騎手を鞍上に迎えて、ペガスス座特選（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。11頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。主導権を奪い、で一団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では詰めが甘くなり、3着に終わった。

10月30日、中1週で迎えた15戦目は、株式会社DNSカップ（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は加茂飛翔騎手（3戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では終いの伸びを欠き、3着に終わった。

11月20日、中2週で迎えた16戦目は、3歳以上C2-7（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で加茂飛翔騎手（4戦1勝）。8頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では天性の闘争心でゴールまで力闘したが、3着に終わった。

12月3日、中1週で迎えた17戦目は、3歳以上C2-6（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は金山昇馬騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず5着に敗れた。

12月24日、中2週で迎えた18戦目は、3歳以上C2-4（佐賀ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で金山昇馬騎手（2戦0勝）。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。最後は垂れてしまい9着に敗れた。

5歳（2023年）

1月15日、中2週で迎えた19戦目は、にじゅうまる杯（佐賀ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は加茂飛翔騎手（5戦1勝）。10頭立ての6番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では末脚に勢いがなく10着に終わった。

1月29日、中1週で迎えた20戦目は、4歳以上C2-5（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で加茂飛翔騎手（6戦1勝）。10頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は失速してしまい8着に終わった。

2月11日、中1週で迎えた21戦目は、ウマ娘コラボオープニングレース（佐賀ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で加茂飛翔騎手（7戦1勝）。12頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず8着に終わった。

2月25日、中1週で迎えた22戦目は、4歳以上C2-5（佐賀ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で加茂飛翔騎手（8戦1勝）。10頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では末脚がパッとせず6着に終わった。

3月11日、中1週で迎えた23戦目は、長田進仁騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2-5（佐賀ダート1400m 晴/重）に出走。10頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。先陣を切る形となり、でレースを進める。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く10着に終わった。

4月2日、中2週で迎えた24戦目は、青海大樹騎手を鞍上に迎えて、KYUSHU DREAM賞（佐賀ダート1300m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。11頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では伸びを欠き11着に終わった。

4月23日、中2週で迎えた25戦目は、4歳以上C2 14（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は加茂飛翔騎手（9戦1勝）。11頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり9着に終わった。

5月7日、中1週で迎えた26戦目は、4歳以上C2 13（佐賀ダート1300m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で加茂飛翔騎手（10戦1勝）。10頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では目立つような脚を使えず5着に終わった。

5月21日、中1週で迎えた27戦目は、チャレンジシリーズ（佐賀ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で加茂飛翔騎手（11戦1勝）。10頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着を確保した。

6月5日、中1週で迎えた28戦目は、4歳以上C2 11（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で加茂飛翔騎手（12戦1勝）。9頭立ての3番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではぐいぐいと終いの脚を伸ばして、最後は2着のハウダニットをクビ差振り切って4勝目を獲得した。

6月25日、中2週で迎えた29戦目は、うれしの茶賞（佐賀ダート1400m 小雨/重）に出走。鞍上は5戦連続で加茂飛翔騎手（13戦2勝）。10頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。逃げを打ち、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘りを欠いて4着に敗れた。

7月8日、中1週で迎えた30戦目は、4歳以上C2-4（佐賀ダート1300m 雨/不良）に出走。鞍上は6戦連続で加茂飛翔騎手（14戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。先陣を切る形となり、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では豪脚を炸裂させてあっさりと抜け出し、最後は2着のリッカウィンドウに3馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

7月23日、中1週で迎えた31戦目は、KYUSHU DREAM賞（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で加茂飛翔騎手（15戦3勝）。12頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。端を奪い、で一団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では末脚がパッとせず5着に敗れた。

8月20日、中3週で迎えた32戦目は、村松翔太騎手を鞍上に迎えて、おいしがうれしが賞（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では見せ場を作れず5着に敗れた。

9月10日、中2週で迎えた33戦目は、KYUSHU DREAM賞（佐賀ダート1300m 小雨/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は青海大樹騎手（1戦0勝）。11頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線ではきっちりと終いの脚を伸ばして、最後は2着のアンデュレイトを3/4馬身振り切って先頭ゴールを果たした。

9月17日、連闘で迎えた34戦目は、4歳以上C1-7（佐賀ダート1300m 小雨/不良）に出走。鞍上は加茂飛翔騎手（16戦3勝）。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではものすごい伸び脚で追い上げたが、勝ったテイエムアルプスに詰め切れず、4馬身差の2着に敗北した。

10月15日、中3週で迎えた35戦目は、SAGAリベンジャーズ（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で加茂飛翔騎手（17戦3勝）。12頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鬼脚を爆発させて先頭を奪い、最後は2着のアクラシアに2馬身半の差をつけて7勝目を挙げた。

11月6日、中2週で迎えた36戦目は、3歳以上C1-6（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で加茂飛翔騎手（18戦4勝）。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。先頭に立つ格好となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鮮やかな末脚を爆発させてあっさりと抜け出し、最後は2着のハラジュクに3馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

6歳（2024年）

1月30日、約3か月の間隔を開けて迎えた37戦目は、和田譲治騎手を鞍上に迎えて、初雷賞（川崎ダート900m 晴/良）に出走。12頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では見せ場なく9着に敗れた。

2月21日、中2週で迎えた38戦目は、室陽一朗騎手を鞍上に迎えて、越生梅林賞（浦和ダート1400m 雨/良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。端に立つ形となり、平均ペースで馬群を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では末脚を伸ばせず5着に敗れた。

3月14日、中2週で迎えた39戦目は、森泰斗騎手を鞍上に迎えて、一般C2六七八（川崎ダート1400m 晴/稍重）に出走。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。先手を奪い、遅いペースで一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では最後まで息が続かず5着に敗れた。

4月2日、中2週で迎えた40戦目は、春雷賞（川崎ダート900m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で森泰斗騎手（1戦0勝）。11頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では伸びが甘くなり、4着に終わった。