テイエムアルプス（2019年生、母ラヴァーズタイム）

テイエムアルプス（2019年3月10日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名+山脈名」。毛色は鹿毛。種牡馬のホッコータルマエ（当時10歳）と交配したラヴァーズタイムが9歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は大栄牧場。主な勝ち鞍は2022年の福島馬主協会賞(C2 11)。

経歴

デビュー前

浜田多実雄厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2021年）

12月26日、デビュー戦は藤井勘一郎騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。馬体重は476kg。16頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい12着に終わった。

3歳（2022年）

3月5日、中9週で迎えた2戦目は、川端海翼騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。16頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず15着に終わった。

5月14日、中9週で迎えた3戦目は、鷲頭虎太騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京ダート1900m 曇/不良）に53kgの軽斤量で出走。15頭立ての13番人気で7番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では目立つような脚を使えず13着に終わった。

5月22日、連闘で迎えた4戦目は、3歳未勝利（中京ダート1900m 晴/稍重）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は川端海翼騎手（1戦0勝）。16頭立ての16番人気で13番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では超凡な末脚を発揮し、5着に入り込んだ。

6月5日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた5戦目は、3歳未勝利（中京ダート1900m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で川端海翼騎手（2戦0勝）。13頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず5着に終わった。

6月26日、中2週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（阪神ダート2000m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で川端海翼騎手（3戦0勝）。16頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを16番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず13着に終わった。

8月14日、中6週で迎えた7戦目は、3歳未勝利（小倉ダート1700m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は4戦連続で川端海翼騎手（4戦0勝）。15頭立ての12番人気で12番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを9番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず7着に終わった。

2022年8月17日付で中央競馬の競走馬登録を抹消した。

10月9日、中7週で馬体重を前走から26kg増やして迎えた8戦目は、山口勲騎手を鞍上に迎えて、さがけいば無料ネット新聞うまかつ.net賞（佐賀ダート1400m 雨/重）に出走。8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では物凄い伸び脚で急追したが、勝ったルージュディザイアをクビ差捉え切れず2着に甘んじた。

10月28日、中2週で迎えた9戦目は、中山蓮王騎手を鞍上に迎えて、福島馬主協会賞（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。11頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線に入ると、前で粘るアンタゴニスタを次元の違う末脚で交わし去り、最後は1馬身1/4の差をつけて待望の初白星を挙げた。

11月20日、中2週で迎えた10戦目は、3歳以上C2-5（佐賀ダート1300m 曇/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で中山蓮王騎手（1戦1勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

12月3日、中1週で迎えた11戦目は、3歳以上C2-4（佐賀ダート1400m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で中山蓮王騎手（2戦1勝）。11頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したプランタニエールに半馬身届かず2着となった。

12月25日、中2週で迎えた12戦目は、ケフェウス座特選（佐賀ダート1400m 曇/不良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で中山蓮王騎手（3戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したダイメイミライを差し切れず、1馬身差の2着に敗北した。

4歳（2023年）

1月15日、中2週で迎えた13戦目は、佐賀海苔杯（佐賀ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で中山蓮王騎手（4戦1勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のポケットカラキュンをアタマ差振り切って圧倒的人気に応えた。

4月29日、約3か月半の休み明けで迎えた14戦目は、4歳以上C2-3（佐賀ダート1300m 雨/不良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は6戦連続で中山蓮王騎手（5戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位には届かず4着に敗れた。

5月13日、中1週で迎えた15戦目は、かに座特選（佐賀ダート1300m 雨/不良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は7戦連続で中山蓮王騎手（6戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では息の長い末脚を披露したが、4着に終わった。

5月28日、中1週で迎えた16戦目は、さがのうまこ賞（佐賀ダート1300m 曇/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は8戦連続で中山蓮王騎手（7戦2勝）。9頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では目立つような脚を使えず7着に敗れた。

6月11日、中1週で迎えた17戦目は、さがけいば無料ネット新聞うまかつ.net賞（佐賀ダート1400m 曇/重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は9戦連続で中山蓮王騎手（8戦2勝）。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位争いには参加できず7着に敗れた。

6月25日、中1週で迎えた18戦目は、4歳以上C1 12（佐賀ダート1400m 雨/重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は10戦連続で中山蓮王騎手（9戦2勝）。12頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では息の長い末脚を披露したが、4着に終わった。

7月9日、中1週で迎えた19戦目は、首藤志奈さん来場記念（佐賀ダート1400m 雨/不良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は11戦連続で中山蓮王騎手（10戦2勝）。9頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず4着に敗れた。

7月22日、中1週で迎えた20戦目は、4歳以上C1-10（佐賀ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は12戦連続で中山蓮王騎手（11戦2勝）。12頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを7番手で通過。直線に入ると、前で粘るソルパシオンを次元の違う末脚でクビ差だけ差し切って優勝

8月19日、中3週で迎えた21戦目は、SAGAリベンジャーズ（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は13戦連続で中山蓮王騎手（12戦3勝）。12頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず8着に敗れた。

9月2日、中1週で迎えた22戦目は、うまかつJC 1St第8戦（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は14戦連続で中山蓮王騎手（13戦3勝）。11頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず6着に敗れた。

9月17日、中1週で迎えた23戦目は、4歳以上C1-7（佐賀ダート1300m 小雨/不良）に出走。鞍上は15戦連続で中山蓮王騎手（14戦3勝）。9頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のルーチェビアンカに4馬身の差をつけて4勝目を挙げた。

10月14日、中3週で迎えた24戦目は、KYUSHU DREAM賞（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は16戦連続で中山蓮王騎手（15戦4勝）。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では決め手が足りず6着に敗れた。

10月28日、中1週で迎えた25戦目は、ほとめきナイター賞（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は17戦連続で中山蓮王騎手（16戦4勝）。10頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では決め手に欠いて7着に敗れた。

11月11日、中1週で迎えた26戦目は、KYUSHU DREAM賞（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は18戦連続で中山蓮王騎手（17戦4勝）。11頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を繰り出したが上位争いには絡めず6着に終わった。

11月26日、中1週で迎えた27戦目は、KYUSHU DREAM賞（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は19戦連続で中山蓮王騎手（18戦4勝）。11頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では決め手が足りず7着に終わった。

12月9日、中1週で迎えた28戦目は、加茂飛翔騎手を鞍上に迎えて、三冬月賞（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず7着に終わった。

12月23日、中1週で迎えた29戦目は、KYUSHU DREAM賞（佐賀ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は中山蓮王騎手（19戦4勝）。11頭立ての5番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線ではゴールまでジワジワと伸びたが、4着に終わった。

5歳（2024年）

1月7日、中1週で迎えた30戦目は、吉兆賞（佐賀ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で中山蓮王騎手（20戦4勝）。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず4着に敗れた。

1月25日、中2週で迎えた31戦目は、早梅賞（佐賀ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で中山蓮王騎手（21戦4勝）。11頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり8着に敗れた。

2月10日、中1週で迎えた32戦目は、うまかつJC 2nd 第8戦（佐賀ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で中山蓮王騎手（22戦4勝）。10頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では決め手に欠いて9着に終わった。

2月22日、中1週で迎えた33戦目は、下萌賞（佐賀ダート1300m 小雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で中山蓮王騎手（23戦4勝）。10頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では物凄い伸び脚で猛追したが、抜け出したミスマチルダにアタマ差届かず2着となった。

3月8日、中1週で迎えた34戦目は、SAGAリベンジャーズ（佐賀ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で中山蓮王騎手（24戦4勝）。12頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始12番手を追走。直線では上がり3位の末脚を見せたが上位争いには絡めず9着に終わった。

3月23日、中1週で迎えた35戦目は、早花咲月賞（佐賀ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は7戦連続で中山蓮王騎手（25戦4勝）。9頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位には届かず7着に終わった。

4月13日、中2週で迎えた36戦目は、田野豊三騎手を鞍上に迎えて、鎮月賞（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての5番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では今一つ伸び切れず7着に敗れた。