アンタゴニスタ（2019年生、母ジニオマッジョーレ）

経歴

デビュー前

3歳（2022年）

2月6日、デビュー戦は川須栄彦騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中京芝1600m 曇/稍重）に出走。馬体重は498kg。16頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では上がり4位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず9着に終わった。

2月20日、中1週で迎えた2戦目は、富田暁騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉芝1800m 曇/重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線では鋭い脚を使えず8着に終わった。

4月24日、中8週で迎えた3戦目は、亀田温心騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島ダート1700m 晴/良）に出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず9着に敗れた。

5月1日、連闘で馬体重を前走から10kg減らして迎えた4戦目は、角田大河騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神ダート1800m 曇/不良）に53kgの軽斤量で出走。14頭立ての13番人気で8番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く6着に終わった。

6月1日、中3週で馬体重を前走から11kg戻して迎えた5戦目は、岡部誠騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のあじめ峡特別（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。8頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では天性の負けじ魂を発揮してゴールまで力闘したが、3着に終わった。

7月23日、中6週で馬体重を前走から11kg絞って迎えた6戦目は、小崎綾也騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉ダート1700m 晴/良）に出走。16頭立ての14番人気で11番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では鋭い脚を使えず12着に終わった。

2022年8月31日付で中央競馬の競走馬登録を抹消した。

8月25日、中4週で馬体重を前走から6kg戻して迎えた7戦目は、酒井学騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のサマーカップ（佐賀ダート1400m 晴/不良）に出走。10頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚が冴えず5着に敗れた。

10月8日、中5週で馬体重を前走から13kg増やして迎えた8戦目は、出水拓人騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2 16（佐賀ダート1400m 晴/不良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のイチゴガリに7馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

10月28日、中2週で馬体重を前走から15kg絞って迎えた9戦目は、福島馬主協会賞（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で出水拓人騎手（1戦1勝）。11頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。主導権を握る恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では迫力満点の伸びを見せたが、テイエムアルプスに交わされて1馬身1/4差の2着となった。

11月12日、中1週で迎えた10戦目は、3歳以上C2-9（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で出水拓人騎手（2戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。敢然とにハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではシャープな伸び脚で猛進したが、ジュリエンヌに交わされて1馬身差の2着に敗北した。

12月4日、中2週で迎えた11戦目は、佐賀競馬移転開設50周年うまてなし賞（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で出水拓人騎手（3戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。先手を奪う形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では自慢の末脚を炸裂させて難なく抜け出し、最後は2着のフークキリカチャンに4馬身の差をつけて2勝目を収める

4歳（2023年）

2月22日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から11kg減らして迎えた12戦目は、山崎誠士騎手を鞍上に迎えて、一般C3六七八（大井ダート1400m 晴/良）に出走。14頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では力強い脚運びでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

3月8日、中1週で迎えた13戦目は、一般C3六七（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山崎誠士騎手（1戦0勝）。11頭立ての3番人気で10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では全く伸びず9着に敗れた。

3月29日、中2週で迎えた14戦目は、一般C3四五六（大井ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で山崎誠士騎手（2戦0勝）。14頭立ての4番人気で12番ゲートからスタート。前に出て、ミドルペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では賦性の負けじ心を発揮してゴールまで頑張り、3着に入った。

9月4日、約5か月半の休み明けで迎えた15戦目は、田中洸多騎手を鞍上に迎えて、一般C3七（大井ダート1200m 曇/不良）に出走。14頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち前のタフネスでしぶとく脚を伸ばしたが、カセノシンユウに交わされて1馬身3/4差の2着に敗北した。

9月17日、中1週で迎えた16戦目は、東京メトロポリタンウィーク賞（大井ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で田中洸多騎手（1戦0勝）。13頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて先頭をうかがい、最後は2着のチェリーシンガーをクビ差振り切って3勝目を奪取した。

10月6日、中2週で迎えた17戦目は、一般C3一二（大井ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で田中洸多騎手（2戦1勝）。14頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では天性の闘争心でゴールまで力闘したが、4着に終わった。

11月3日、中3週で迎えた18戦目は、一般C3一二（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で田中洸多騎手（3戦1勝）。14頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では上がり3位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず7着に敗れた。

11月17日、中1週で迎えた19戦目は、一般C3一二（大井ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で田中洸多騎手（4戦1勝）。13頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のロイヤルエピックに3馬身半の差をつけて4勝目を手にした。

デビュー前

小野寺晋広厩舎（大井）へ入厩。

12月9日、中2週で迎えた20戦目は、C2十一十二（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で田中洸多騎手（5戦2勝）。15頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では天稟の負けじ心を発揮してゴールまで力走し、3着に入った。

12月27日、中2週で迎えた21戦目は、コスモポリタン賞（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で田中洸多騎手（6戦2勝）。14頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では末脚が冴えず6着に敗れた。

5歳（2024年）

1月25日、中3週で迎えた22戦目は、一般C3二三四（大井ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は8戦連続で田中洸多騎手（7戦2勝）。14頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では見せ場なく7着に敗れた。

2月15日、中2週で迎えた23戦目は、栗原大河騎手を鞍上に迎えて、一般C3二三四（大井ダート1200m 晴/良）に出走。14頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。敢然とにハナを切り、少し遅いペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではもうひとつ伸びを欠き、5着に終わった。

3月1日、中1週で迎えた24戦目は、一般C3一二（大井ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で栗原大河騎手（1戦0勝）。16頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではしぶとく脚を使って伸び続けたが、勝ったファルダに詰め切れず、3馬身半差の2着となった。

3月19日、中2週で迎えた25戦目は、一般C2十五十六（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は山崎誠士騎手（3戦0勝）。15頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では決め手に欠いて12着に敗れた。

4月8日、中2週で迎えた26戦目は、C2十六十七（大井ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は田中洸多騎手（8戦2勝）。14頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

4月22日、中1週で迎えた27戦目は、一般C2十三十四十五（大井ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で田中洸多騎手（9戦2勝）。15頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず8着に敗れた。