サンデーオー（1991年生、母レディバード）

サンデーオー（1991年3月8日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のパークリージエント（当時10歳）と交配したレディバードが17歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）鎌田牧場。戦績は、中央平地7戦0勝、中央障害5戦0勝、地方13戦9勝2着2回。主な勝ち鞍は1995年の一般C2。

経歴

デビュー前

田中良平厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1994年）

1月30日、デビュー戦は山田泰誠騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（阪神芝1600m 曇/良）に出走。馬体重は464kg。11頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では切れ味鋭い末脚を繰り出し、4着に入り込んだ。

2月13日、中1週で迎えた2戦目は、4歳新馬（阪神ダート1800m 曇/不良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で山田泰誠騎手（1戦0勝）。11頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず10着に敗れた。

10月1日、約7か月半の休養明けで迎えた3戦目は、4歳未勝利（福島芝1800m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は3戦連続で山田泰誠騎手（2戦0勝）。13頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。最後は脚色が衰えて12着に終わった。

10月8日、連闘で迎えた4戦目は、4歳未勝利（福島芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で山田泰誠騎手（3戦0勝）。14頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。最後は脚勢が悪くなり12着に終わった。

11月6日、中3週で馬体重を前走から16kg減らして迎えた5戦目は、4歳未勝利（福島芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で山田泰誠騎手（4戦0勝）。13頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では末脚にキレが無く6着に終わった。

11月20日、中1週で迎えた6戦目は、4歳未勝利（福島芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で山田泰誠騎手（5戦0勝）。14頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。端をきる恰好となり、些か速いペースで集団を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では天性の負けじ心を発揮してゴールまで力闘し、5着を確保した。

11月26日、連闘で迎えた7戦目は、4歳以上500万下（中京ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で山田泰誠騎手（6戦0勝）。16頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では見せ場なく9着に敗れた。

12月18日、中2週で迎えた8戦目は、村山明騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート3000m 晴）に出走。12頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。9着に終わった。

4歳（1995年）

1月8日、中2週で迎えた9戦目は、障害5歳以上未勝利（京都障害芝→ダート2910m 晴）に出走。鞍上は2戦連続で村山明騎手（1戦0勝）。14頭立ての13番人気で11番ゲートからスタート。7着に終わった。

2月4日、中3週で迎えた10戦目は、東田幸男騎手を鞍上に迎えて、障害5歳以上未勝利（京都障害芝→ダート2910m 曇）に出走。13頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。9着に終わった。

2月18日、中1週で迎えた11戦目は、嘉堂信雄騎手を鞍上に迎えて、障害5歳以上未勝利（京都障害芝→ダート2910m 晴）に出走。10頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。9着に終わった。

3月12日、中2週で迎えた12戦目は、大森勇一騎手を鞍上に迎えて、障害5歳以上未勝利（京都障害芝→ダート2910m 晴）に出走。13頭立ての13番人気で2番ゲートからスタート。10着に終わった。

4月29日、中6週で馬体重を前走から24kg増やして迎えた13戦目は、尾林幸彦騎手を鞍上に迎えて、一般C（中津ダート1300m 雨/稍重）に出走。8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のシルクロイヤルに6馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

5月3日、連闘で馬体重を前走から12kg絞って迎えた14戦目は、一般C（中津ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で尾林幸彦騎手（1戦1勝）。7頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のワイエスダズルに2馬身半の差をつけて先頭ゴールを果たした。

5月20日、中1週で迎えた15戦目は、中西達也騎手を鞍上に迎えて、一般C2（中津ダート1300m 曇/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のミノリタイコウに5馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

5月28日、連闘で迎えた16戦目は、一般C2（中津ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は尾林幸彦騎手（2戦2勝）。8頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、2着のハクサンロベルタに2馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

7月9日、中5週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた17戦目は、一般C2（中津ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で尾林幸彦騎手（3戦3勝）。7頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のリュウウエーブに2馬身の差をつけて怒涛の5連勝を決めた。

7月17日、連闘で迎えた18戦目は、一般C2（中津ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で尾林幸彦騎手（4戦4勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のオーゴンタイセイに半馬身の差をつけて獅子奮迅の6連勝を決めた。

5歳（1996年）

5月18日、約10か月の休養明けで迎えた19戦目は、杉村一樹騎手を鞍上に迎えて、一般C2（中津ダート1300m 晴/良）に出走。9頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。最後は、2着のリュウチャンピオンをアタマ差制して圧巻の7連勝を決めた。

6月16日、中3週で迎えた20戦目は、鹿児島県桜島賞特別（中津ダート1620m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で杉村一樹騎手（1戦1勝）。9頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。最後は、勝ったダイシンダッシュから2馬身差の2着となった。

7月1日、中1週で迎えた21戦目は、一般C2（中津ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で杉村一樹騎手（2戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。6着に敗れた。

7月6日、連闘で迎えた22戦目は、一般C2（中津ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で杉村一樹騎手（3戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のタヤスジュウベエに3馬身の差をつけて8勝目を獲得した。

7月20日、中1週で迎えた23戦目は、一般C（中津ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で杉村一樹騎手（4戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のアイゼンハルカに3馬身の差をつけて9勝目を収める

8月16日、中3週で迎えた24戦目は、ひまわり特別（中津ダート1760m 晴/良）に出走。鞍上は尾林幸彦騎手（5戦5勝）。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったスナークダンディから2馬身差の2着に敗北した。

11月2日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から20kg増やして迎えた25戦目は、みすみ特別（中津ダート1760m 曇/不良）に出走。鞍上は杉村一樹騎手（5戦3勝）。9頭立ての6番人気で大外9番ゲートからスタート。9着に終わった。