オーゴンタイセイ（1989年生、母ヨシオカザン）

オーゴンタイセイ（1989年5月17日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のノーリユート（当時11歳）と交配したヨシオカザンが16歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道勇払郡早来町、生産者は社台ファーム。戦績は、中央平地10戦1勝2着1回、地方26戦9勝2着9回。主な勝ち鞍は1992年の4歳未勝利。

経歴

デビュー前

田中良平厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1992年）

8月1日、デビュー戦は田島信行騎手を鞍上に据えて、4歳未勝利（小倉芝1200m 曇/良）に出走。馬体重は472kg。12頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るエイシングレアーを次元の違う末脚で交わし去り、最後は6馬身の差をつけて初白星を挙げた。

8月23日、中2週で迎えた2戦目は、4歳以上500万下の有田特別（小倉芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で田島信行騎手（1戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では終いの伸びを欠き、3着に終わった。

10月25日、中8週で迎えた3戦目は、4歳以上500万下（京都芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で田島信行騎手（2戦1勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて9番ゲートからスタート。先陣を切る恰好となり、ややスローペースでレースを牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線ではシャープな伸び脚で猛追したが、勝ったゴールドマウンテンを半馬身捉え切れず2着に敗北した。

5歳（1994年）

5月14日、約19か月の休み明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた4戦目は、山田泰誠騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（阪神ダート1200m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての3番人気に推されて15番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では脚が残っておらず7着に敗れた。

6月18日、中4週で馬体重を前走から20kg絞って迎えた5戦目は、河内洋騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（中京芝1200m 雨/良）に出走。18頭立ての1番人気に推されて大外18番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では見所を作れず12着に敗れた。

7月23日、中4週で馬体重を前走から18kg戻して迎えた6戦目は、4歳以上500万下の筑紫特別（小倉芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で河内洋騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では脚を伸ばせず7着に敗れた。

9月4日、中5週で迎えた7戦目は、幸英明騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（小倉芝1200m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。12頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では見せ場を作れず7着に敗れた。

6歳（1995年）

3月11日、約6か月半の休み明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた8戦目は、山田和広騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（京都ダート1200m 晴/良）に出走。12頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では脚が残っておらず12着に終わった。

3月26日、中1週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた9戦目は、野元昭嘉騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（中京ダート1000m 晴/不良）に53kgの軽斤量で出走。14頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず9着に終わった。

4月9日、中1週で迎えた10戦目は、川合達彦騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（京都ダート1200m 雨/重）に53kgの軽斤量で出走。16頭立ての15番人気で大外16番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では脚を伸ばせず12着に終わった。

7月10日、約3か月の休養明けで馬体重を前走から20kg減らして迎えた11戦目は、安東章騎手を鞍上に迎えて、一般C2（中津ダート1300m 晴/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のエイシンスポーケンに1馬身の差をつけて久方ぶりに白星を挙げた。

7月17日、連闘で迎えた12戦目は、一般C2（中津ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で安東章騎手（1戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったサンデーオーから半馬身差の2着に敗北した。

7月24日、連闘で迎えた13戦目は、一般C2（中津ダート1300m 雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で安東章騎手（2戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。4着に敗れた。

7月31日、連闘で迎えた14戦目は、一般C2（中津ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で安東章騎手（3戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のスマイルユーに4馬身の差をつけて3勝目を収める

8月15日、中1週で迎えた15戦目は、あさがお特別（中津ダート1620m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で安東章騎手（4戦2勝）。8頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。3着に終わった。

8月27日、中1週で迎えた16戦目は、一般C（中津ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で安東章騎手（5戦2勝）。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。3着に終わった。

9月2日、連闘で迎えた17戦目は、一般C（中津ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で安東章騎手（6戦2勝）。7頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のゴールドネバーに1馬身の差をつけて4勝目を手中に収めた。

10月8日、中4週で迎えた18戦目は、服部茂史騎手を鞍上に迎えて、一般C2（中津ダート1300m 晴/稍重）に出走。8頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。5着に敗れた。

10月14日、連闘で迎えた19戦目は、一般C2（中津ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は安東章騎手（7戦3勝）。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。最後は、勝ったマンナセイコーから1馬身差の2着に敗北した。

7歳（1996年）

4月8日、約6か月の休養明けで馬体重を前走から16kg増やして迎えた20戦目は、中西達也騎手を鞍上に迎えて、一般C2（中津ダート1300m 晴/良）に出走。8頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のアミハリケーンに4馬身の差をつけて久しぶりの一戦をモノにした。

4月15日、連闘で迎えた21戦目は、一般C2（中津ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で中西達也騎手（1戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったオカノグレースからクビ差の2着に甘んじた。

5月3日、中2週で迎えた22戦目は、一般C1（中津ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で中西達也騎手（2戦1勝）。7頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったアミハリケーンからアタマ差の2着に甘んじた。

5月20日、中1週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた23戦目は、一般C2（中津ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で中西達也騎手（3戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のユミノレジェンドに7馬身の差をつけて制した。

5月27日、連闘で迎えた24戦目は、一般C2（中津ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で中西達也騎手（4戦2勝）。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のフミノワイルドに半馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

7月1日、中4週で迎えた25戦目は、一般C1（中津ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で中西達也騎手（5戦3勝）。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったシンウイングから1馬身差の2着に敗北した。

7月21日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた26戦目は、一般C（中津ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は安東章騎手（8戦3勝）。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のナミノピタリティをクビ差制して8勝目をマークした。

8月16日、中3週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた27戦目は、杉村一樹騎手を鞍上に迎えて、ひまわり特別（中津ダート1760m 晴/良）に出走。9頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。9着に終わった。

9月7日、中2週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた28戦目は、大分県馬主会長賞特別（中津ダート1760m 曇/良）に出走。鞍上は安東章騎手（9戦4勝）。8頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。4着に敗れた。

11月2日、中7週で馬体重を前走からさらに14kg増やして迎えた29戦目は、一般C1（中津ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は中西達也騎手（6戦3勝）。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったブンゴムスメからアタマ差の2着に甘んじた。

12月8日、中4週で馬体重を前走からさらに12kg増やして迎えた30戦目は、一般C（中津ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で中西達也騎手（7戦3勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。最後は、勝ったアミハリケーンから1馬身半差の2着に敗北した。

12月23日、中1週で馬体重を前走から10kg絞って迎えた31戦目は、一般C1（中津ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は安東章騎手（10戦4勝）。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。最後は、勝ったリンガスヒーローから2馬身半差の2着となった。

8歳（1997年）

1月27日、中4週で迎えた32戦目は、一般C1（中津ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は中西達也騎手（8戦3勝）。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のユミノレジェンドに2馬身半の差をつけて9勝目を掴み取った。

2月8日、中1週で迎えた33戦目は、日刊スポ杯（中津ダート1760m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で中西達也騎手（9戦4勝）。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。9着に敗れた。

3月3日、中2週で迎えた34戦目は、一般C1（中津ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で中西達也騎手（10戦4勝）。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。最後は、勝ったプラニエータから1馬身半差の2着に敗北した。

4月28日、中7週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた35戦目は、下田雅晴騎手を鞍上に迎えて、一般B（中津ダート1300m 曇/不良）に出走。8頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。最後は、2着のレインボーイチバンに3馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

5月17日、中2週で迎えた36戦目は、一般B（中津ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は杉村一樹騎手（1戦0勝）。8頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。3着を確保した。