ルスナイステラ（2002年生、母フォーティプリマ）

ルスナイステラ（2002年5月2日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋一流の、優秀な」。毛色は鹿毛。種牡馬のオジジアン（当時19歳）と交配したフォーティプリマが6歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は（有）高昭牧場。戦績は、中央平地4戦0勝、地方35戦3勝2着2回。主な勝ち鞍は2005年の3歳B7。

経歴

デビュー前

蛯名信広厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2005年）

4月30日、デビュー戦は塚田祥雄騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳未勝利（新潟ダート1200m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。馬体重は436kg。15頭立ての13番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では見せ場を作れず14着に終わった。

5月21日、中2週で迎えた2戦目は、松岡正海騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（東京芝1400m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。17頭立ての13番人気で2番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後はバタバタになってしまい15着に終わった。

6月25日、中4週で迎えた3戦目は、加藤士津八騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島ダート1150m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。15頭立ての14番人気で11番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後は脚勢が鈍り15着に終わった。

8月21日、中7週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（新潟ダート1200m 晴/重）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で加藤士津八騎手（1戦0勝）。15頭立ての14番人気で11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は脚勢が衰えて13着に終わった。

9月25日、中4週で迎えた5戦目は、竹田吉孝騎手を鞍上に迎えて、3歳B7（金沢ダート1300m 雨/良）に51kgの軽斤量で出走。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端をきる恰好となり、で集団を牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、パンタムクリスタルに交わされて3馬身差の2着に敗北した。

10月9日、中1週で迎えた6戦目は、吉原寛人騎手を鞍上に迎えて、3歳B7（金沢ダート1300m 晴/重）に出走。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端に立つ形となり、で馬群を牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線ではあとひと踏ん張りが利かず、3着に終わった。

10月25日、中1週で迎えた7戦目は、3歳B7（金沢ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で吉原寛人騎手（1戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナを切る形となり、で馬群を牽引。道中で単騎先頭に変わり、1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のチョウカイハートに1馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

11月15日、中2週で迎えた8戦目は、3歳B5（金沢ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で吉原寛人騎手（2戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線ではいいところがなく11着に敗れた。

4歳（2006年）

1月2日、中6週で迎えた9戦目は、初日の出特別（金沢ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は竹田吉孝騎手（1戦0勝）。9頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では鋭い脚を使えず8着に敗れた。

3月25日、約2か月半の間隔を開けて迎えた10戦目は、熊木良介騎手を鞍上に迎えて、スピカ特別（金沢ダート1400m 晴/稍重）に出走。9頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端に立つ形となり、で馬群を牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを4番手で通過。最後はバテてしまい8着に敗れた。

4月9日、中1週で馬体重を前走から13kg増やして迎えた11戦目は、一般C3-6（金沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は吉原寛人騎手（3戦1勝）。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。ハナを奪う恰好となり、で集団を先導。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では見所を作れず7着に敗れた。

4月16日、連闘で迎えた12戦目は、一般C4-2（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で吉原寛人騎手（4戦1勝）。11頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナに立つ形となり、で馬群を先導。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では伸びあぐねて7着に終わった。

5月3日、中1週で迎えた13戦目は、一般C4-4（金沢ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で吉原寛人騎手（5戦1勝）。8頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには参加できず4着に終わった。

5月16日、中1週で迎えた14戦目は、一般C4-2（金沢ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で吉原寛人騎手（6戦1勝）。10頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナに立ち、リードを2馬身以上保って、で集団を引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを4番手で通過。直線では脚を伸ばせず5着に敗れた。

5月30日、中1週で迎えた15戦目は、牝馬限定戦のヒアシンス賞（金沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で吉原寛人騎手（7戦1勝）。9頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では鋭い脚を使えず5着に敗れた。

6月27日、中3週で迎えた16戦目は、一般C4-3（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で吉原寛人騎手（8戦1勝）。10頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず4着に敗れた。

7月11日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた17戦目は、牝馬限定戦のオリーブ賞（金沢ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は7戦連続で吉原寛人騎手（9戦1勝）。10頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず8着に敗れた。

7月25日、中1週で迎えた18戦目は、鬼束亮騎手を鞍上に迎えて、一般C4-3（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。9頭立ての5番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線に入ると、前で粘るテンエイウエルカムを上がり0位の末脚で3/4馬身差し切って2勝目を奪取した。

8月6日、中1週で迎えた19戦目は、リゲル特別（金沢ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で鬼束亮騎手（1戦1勝）。8頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入り込んだ。

8月20日、中1週で迎えた20戦目は、一般C3-4（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で鬼束亮騎手（2戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したリゲルを捕まえ切れず、アタマ差の2着に甘んじた。

9月3日、中1週で迎えた21戦目は、一般C3-3（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で鬼束亮騎手（3戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

9月17日、中1週で馬体重を前走から17kg減らして迎えた22戦目は、牝馬限定戦のコリウス賞（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で鬼束亮騎手（4戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のスイートケーナに2馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

10月1日、中1週で迎えた23戦目は、リゲル特別（金沢ダート1500m 雨/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で鬼束亮騎手（5戦2勝）。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には届かず4着に敗れた。

10月15日、中1週で迎えた24戦目は、リゲル特別（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で鬼束亮騎手（6戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では見所を作れず5着に敗れた。

11月5日、中2週で迎えた25戦目は、一般C2-5（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で鬼束亮騎手（7戦2勝）。11頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では全く伸びず7着に敗れた。

11月19日、中1週で迎えた26戦目は、粂川京利騎手を鞍上に迎えて、（株）三崎ストアー賞（金沢ダート1400m 曇/重）に出走。10頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では伸びを欠き4着に終わった。

12月5日、中1週で迎えた27戦目は、牝馬限定戦のサイネリア賞（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で粂川京利騎手（1戦0勝）。11頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では伸びが劣勢になり5着に敗れた。

12月17日、中1週で迎えた28戦目は、一般C2-4（金沢ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で粂川京利騎手（2戦0勝）。10頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。端をきる形となり、で馬群を牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では全く伸びず8着に終わった。

12月27日、中0週で迎えた29戦目は、一般C2-4（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で粂川京利騎手（3戦0勝）。9頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では末脚に勢いがなく7着に敗れた。

5歳（2007年）

1月3日、連闘で迎えた30戦目は、青柳正義騎手を鞍上に迎えて、一般C3-2（金沢ダート1300m 曇/重）に出走。10頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では見所を作れず9着に終わった。

4月9日、約3か月の休み明けで迎えた31戦目は、プロキオン特別（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で青柳正義騎手（1戦0勝）。10頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では脚が上がってしまい9着に終わった。

4月23日、中1週で迎えた32戦目は、一般C2-2（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で青柳正義騎手（2戦0勝）。10頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く8着に終わった。

5月6日、中1週で迎えた33戦目は、牝馬限定戦のライラック賞（金沢ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は4戦連続で青柳正義騎手（3戦0勝）。10頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く6着に敗れた。

5月21日、中1週で迎えた34戦目は、一般C2-2（金沢ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で青柳正義騎手（4戦0勝）。10頭立ての8番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では末脚を伸ばせず9着に終わった。

6月4日、中1週で迎えた35戦目は、プロキオン特別（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で青柳正義騎手（5戦0勝）。10頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。端をきり、で一団を引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。最後はガス欠状態になり9着に終わった。

6月18日、中1週で迎えた36戦目は、元気宣言能登島民宿浜の会杯（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は鬼束亮騎手（8戦2勝）。10頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では伸びあぐねて9着に終わった。

7月1日、中1週で迎えた37戦目は、一般C1-2（金沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で鬼束亮騎手（9戦2勝）。8頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚にキレが無く8着に終わった。

7月16日、中1週で迎えた38戦目は、売店組合レストホースピア杯（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で鬼束亮騎手（10戦2勝）。10頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず6着に終わった。

7月29日、中1週で迎えた39戦目は、ドリームガール杯（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で鬼束亮騎手（11戦2勝）。10頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず5着に終わった。