チョウカイハート（2002年生、母チョウカイウイット）

チョウカイハート（2002年2月26日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋父名の一部」。毛色は鹿毛。種牡馬のチーフベアハート（当時9歳）と交配したチョウカイウイットが11歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）谷川牧場。戦績は、中央平地2戦0勝、地方34戦6勝2着7回。主な勝ち鞍は2006年のリゲル特別(一般C3-1)。

経歴

デビュー前

沢峰次厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2005年）

7月17日、デビュー戦は大西直宏騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（新潟芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は426kg。18頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始17番手を追走。直線ではいいところがなく18着に終わった。

9月4日、中6週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（新潟ダート1200m 曇/重）に出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で大西直宏騎手（1戦0勝）。15頭立ての11番人気で14番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり14着に終わった。

10月9日、中4週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた3戦目は、松戸政也騎手を鞍上に迎えて、3歳B8（金沢ダート1400m 晴/重）に出走。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、逃げるカネスサンライズを捕まえ切れず、3/4馬身差の2着となった。

10月25日、中1週で迎えた4戦目は、3歳B7（金沢ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で松戸政也騎手（1戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したルスナイステラを捕まえ切れず、1馬身差の2着に敗北した。

11月6日、中1週で迎えた5戦目は、吉原寛人騎手を鞍上に迎えて、3歳B6（金沢ダート1400m 雨/稍重）に出走。12頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のチャンピオンボトルに9馬身の差をつけて初白星を挙げた。

11月27日、中2週で迎えた6戦目は、3歳B6（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は松戸政也騎手（2戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端をきり、で一団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したナゴミヒーローを捕まえ切れず、2馬身差の2着に敗北した。

12月4日、連闘で迎えた7戦目は、シャディサラダ館金沢桂町店杯（金沢ダート1500m 晴/不良）に出走。鞍上は吉原寛人騎手（1戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったコスモラップランドにねじ伏せられて1馬身半差の2着に敗北した。

4歳（2006年）

3月27日、約4か月の休養明けで馬体重を前走から13kg増やして迎えた8戦目は、一般C3-4（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は松戸政也騎手（3戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端に立つ形となり、で馬群を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、逃げるアロマハンターを捕まえ切れず、4馬身差の2着に敗北した。

4月4日、連闘で迎えた9戦目は、一般C3-3（金沢ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は吉原寛人騎手（2戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るトウホーパイオニアを上がり0位の末脚で交わし去り、最後は2馬身の差をつけて優勝

4月18日、中1週で迎えた10戦目は、リゲル特別（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉原寛人騎手（3戦2勝）。7頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら先頭で通過。直線に入ると、前で粘るサニーロングツアーを上がり0位の末脚で交わし去り、最後は1馬身の差をつけて3勝目をつかんだ。

5月5日、中1週で迎えた11戦目は、金沢競馬売店組合森本売店杯（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は松戸政也騎手（4戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナを切る恰好となり、で集団を先導。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したジークカイザーを捕まえ切れず、4馬身差の2着に敗北した。

5月21日、中1週で迎えた12戦目は、シリウス特別（金沢ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は吉原寛人騎手（4戦3勝）。11頭立ての3番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では伸びを欠き5着に敗れた。

6月20日、中3週で迎えた13戦目は、端勝成騎手を鞍上に迎えて、プロキオン特別（金沢ダート1300m 晴/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では速い脚を持続できず、3着に終わった。

7月4日、中1週で迎えた14戦目は、プロキオン特別（金沢ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は松戸政也騎手（5戦0勝）。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。主導権を奪う恰好となり、で集団を牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ホーエイトップに交わされて1馬身差の2着となった。

7月16日、中1週で迎えた15戦目は、平瀬城久騎手を鞍上に迎えて、プロキオン特別（金沢ダート1500m 雨/不良）に出走。11頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線に入ると、前で粘るトウホーパイオニアを上がり0位の末脚で3/4馬身差し切って4勝目を奪取した。

7月30日、中1週で迎えた16戦目は、シリウス特別（金沢ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で平瀬城久騎手（1戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のシルキーギガに2馬身の差をつけて制した。

8月15日、中1週で迎えた17戦目は、シリウス特別（金沢ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で平瀬城久騎手（2戦2勝）。9頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後は脚勢が鈍り9着に敗れた。

9月5日、中2週で迎えた18戦目は、一般B4-2（金沢ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は吉原寛人騎手（5戦3勝）。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のマルゴフォーチュンをクビ差振り切って制した。

9月19日、中1週で迎えた19戦目は、葛の花特別（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で吉原寛人騎手（6戦4勝）。11頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。主導権を握る恰好となり、で集団を先導。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには絡めず5着に敗れた。

10月1日、中1週で迎えた20戦目は、一般B3-3（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で吉原寛人騎手（7戦4勝）。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

10月17日、中1週で迎えた21戦目は、一般B3-3（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は平瀬城久騎手（3戦2勝）。11頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず9着に敗れた。

10月31日、中1週で迎えた22戦目は、あけび特別（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で平瀬城久騎手（4戦2勝）。11頭立ての5番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では見所を作れず8着に敗れた。

11月14日、中1週で迎えた23戦目は、楓特別（金沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で平瀬城久騎手（5戦2勝）。10頭立ての7番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには絡めず10着に終わった。

12月10日、中3週で迎えた24戦目は、金沢カップ（金沢ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で平瀬城久騎手（6戦2勝）。9頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、で集団を先導。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線ではいいところがなく8着に終わった。

12月24日、中1週で迎えた25戦目は、桑野等騎手を鞍上に迎えて、能登島・民宿「浜の会」杯（金沢ダート1400m 晴/重）に出走。11頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナに立ち、で集団を引っ張る。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では見せ場を作れず7着に終わった。

5歳（2007年）

1月3日、中0週で迎えた26戦目は、福梅特別（金沢ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は松戸政也騎手（6戦0勝）。10頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には食い込めず9着に終わった。

2月4日、中4週で迎えた27戦目は、岡田祥嗣騎手を鞍上に迎えて、一般C2-2（福山ダート1250m 晴/良）に出走。9頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。4着に終わった。

2月24日、中2週で迎えた28戦目は、一般C2-3（福山ダート1250m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で岡田祥嗣騎手（1戦0勝）。8頭立ての3番人気で大外8番ゲートからスタート。5着に敗れた。

3月3日、連闘で迎えた29戦目は、一般C2-5ロ（福山ダート1250m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で岡田祥嗣騎手（2戦0勝）。7頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。7着に終わった。

3月24日、中2週で迎えた30戦目は、一般C2-3（福山ダート1250m 雨/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で岡田祥嗣騎手（3戦0勝）。9頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。3着に入り込んだ。

4月22日、中3週で迎えた31戦目は、﨏畑雄一郎騎手を鞍上に迎えて、ナオ・ナナ・カップ（福山ダート1600m 雨/重）に出走。7頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。6着に終わった。

5月5日、中1週で迎えた32戦目は、池田敏樹騎手を鞍上に迎えて、一般C2-1（福山ダート1600m 曇/良）に出走。8頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。3着に入り込んだ。

5月27日、中2週で迎えた33戦目は、一般C2-2（福山ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は岡田祥嗣騎手（4戦0勝）。8頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。7着に敗れた。

6月10日、中1週で迎えた34戦目は、一般C2-2（福山ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で岡田祥嗣騎手（5戦0勝）。9頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。7着に終わった。

6月30日、中2週で迎えた35戦目は、一般C2-2（福山ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で岡田祥嗣騎手（6戦0勝）。8頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。7着に終わった。

7月8日、連闘で迎えた36戦目は、一般C2-2（福山ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で岡田祥嗣騎手（7戦0勝）。9頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。7着に終わった。