バンクリュー（2002年生、母マックスアミーラ）

Van Clew

2002.04.23

バンクリュー（2002年4月23日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のジョリーズヘイロー（当時15歳）と交配したマックスアミーラが5歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道幌泉郡えりも町、生産者は（有）上島牧場。戦績は、地方7戦2勝2着2回。主な勝ち鞍は2005年の3歳。

経歴

デビュー前

1歳のとき、上島牧場から「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場され、小田吉男によって945万円で落札された。

岡林光浩厩舎（船橋）へ入厩。

2歳（2004年）

12月17日、デビュー戦は左海誠二騎手を鞍上に据えて、2歳（船橋ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は464kg。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では天稟の闘争心でゴールまで力走したが、3着に終わった。

3歳（2005年）

2月21日、中8週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた2戦目は、3歳（船橋ダート1400m 内回り 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で左海誠二騎手（1戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。端を奪い、ミドルペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて、最後は2着のサムターンを3/4馬身振り切って初白星を挙げた。

3月14日、中2週で迎えた3戦目は、3歳（船橋ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で左海誠二騎手（2戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では豪快な末脚を弾けさせて先頭に立ち、最後は2着のノーストーチをクビ差振り切って優勝

4月5日、中2週で迎えた4戦目は、3歳戦のアイリス特別（大井ダート1600m 内回り 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で左海誠二騎手（3戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では脚が残っておらず7着に敗れた。

4月22日、中1週で迎えた5戦目は、3歳（船橋ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で左海誠二騎手（4戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では目を引く伸び脚で追い上げたが、勝ったヨシノダイオに詰め切れず、4馬身差の2着に敗北した。

11月21日、約7か月の休養明けで迎えた6戦目は、3歳（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で左海誠二騎手（5戦2勝）。12頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを先頭で通過。直線では逸出した伸び脚で驀進したが、テンテンにクビ差交わされて2着に惜敗した。

12月12日、中2週で迎えた7戦目は、張田京騎手を鞍上に迎えて、3歳（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。14頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では末脚を伸ばせず11着に敗れた。