ロックシティボーイ（2021年生、母ミシシッピコースト）

ロックシティボーイ（2021年4月7日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「音楽のジャンル+都会で洗練された暮らしをする人」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のCity of Light（当時7歳）と交配したミシシッピコーストが6歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は浜本牧場。戦績は、中央平地5戦0勝、地方8戦4勝2着3回。主な勝ち鞍は2024年の3歳B5。

経歴

デビュー前

1歳のとき、浜本牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。

伊藤伸一厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2023年）

8月12日、デビュー戦は北村宏司騎手を鞍上に据えて、2歳未勝利（新潟芝1800m 外回り曇/良）に出走。馬体重は446kg。10頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい10着に終わった。

11月26日、約3か月半の休養明けで迎えた2戦目は、小林凌大騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（東京ダート1400m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての16番人気で8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり12着に終わった。

12月16日、中2週で迎えた3戦目は、2歳未勝利（中山ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で小林凌大騎手（1戦0勝）。16頭立ての16番人気で7番ゲートからスタート。激烈なハイペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず10着に終わった。

3歳（2024年）

1月13日、中3週で迎えた4戦目は、勝浦正樹騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に出走。16頭立ての14番人気で10番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず6着に終わった。

1月27日、中1週で迎えた5戦目は、水口優也騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京ダート2100m 晴/良）に出走。15頭立ての13番人気で10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では末脚が冴えず6着に終わった。

4月16日、約2か月半の間隔を開けて迎えた6戦目は、堀場裕充騎手を鞍上に迎えて、3歳B5（金沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。8頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線に入ると、前で粘るスノーソフィーを豪快な末脚でハナ差だけ差し切って初白星を挙げた。

4月30日、中1週で迎えた7戦目は、3歳戦の能登半島地震復興支援杯17（金沢ダート1400m 小雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で堀場裕充騎手（1戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを先頭で通過。直線に入ると、前で粘るバスターショットを次元の違う末脚で交わし去り、最後は5馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

5月12日、中1週で迎えた8戦目は、3歳戦の石川優駿トライアル特別（金沢ダート1900m 雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で堀場裕充騎手（2戦2勝）。6頭立ての2番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではスパッと切れる脚で追い上げたが、勝ったナミダノキスに詰め切れず、3馬身差の2着に敗れた。

6月9日、中3週で迎えた9戦目は、3歳戦の石川優駿（金沢ダート2000m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で堀場裕充騎手（3戦2勝）。12頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線では瞬発力に優れた末脚を繰り出したが、3着に終わった。

6月23日、中1週で迎えた10戦目は、3歳戦の楽天競馬で特産品プレゼント締切間近!特別（金沢ダート1700m 雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で堀場裕充騎手（4戦2勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したエイシンノヴァを差し切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

8月5日、中5週で迎えた11戦目は、鈴木太一騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の能登半島地震復興応援杯（47）（金沢ダート1700m 晴/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のサザンフィールドに9馬身の差をつけてファンの高評価に応えた。

9月10日、中4週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた12戦目は、お熊甲祭特別（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で鈴木太一騎手（1戦1勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のグッドラックスターに5馬身の差をつけて断然人気に応えた。

10月5日、中3週で迎えた13戦目は、3歳戦のサラブレッド大賞典（金沢ダート2000m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で鈴木太一騎手（2戦2勝）。11頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったナミダノキスに詰め切れず、8馬身差の2着に敗北した。