キャッスルホワイト（1990年生、母トチギロイヤル）

キャッスルホワイト（1990年5月1日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のカーホワイト（当時16歳）と交配したトチギロイヤルが20歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は沖田忠幸。戦績は、中央平地8戦0勝、中央障害2戦0勝、地方15戦5勝2着1回。主な勝ち鞍は1995年の5歳以上C2。

経歴

デビュー前

福永甲厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1993年）

5月30日、デビュー戦は石橋守騎手を鞍上に据えて、4歳未勝利（阪神芝1600m 曇/稍重）に出走。馬体重は524kg。18頭立ての9番人気で大外18番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、馬場の外目を回って10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、5着に終わった。

6月19日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた2戦目は、4歳未勝利（京都芝1800m 外回り雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で石橋守騎手（1戦0勝）。15頭立ての6番人気で13番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを15番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい15着に敗れた。

10月23日、約4か月の休養明けで馬体重を前走から8kg戻して迎えた3戦目は、横山雄一騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（福島芝1800m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず10着に終わった。

12月4日、中5週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた4戦目は、4歳以上500万下（中京ダート2300m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で横山雄一騎手（1戦0勝）。11頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではいいところがなく11着に終わった。

4歳（1994年）

1月29日、中7週で迎えた5戦目は、西園正都騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（小倉芝2600m 曇/重）に出走。12頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線ではいいところがなく7着に終わった。

2月5日、連闘で迎えた6戦目は、5歳以上500万下（小倉芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で西園正都騎手（1戦0勝）。16頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを9番手で通過。直線では上がり4位タイの末脚を繰り出したが上位争いには加われず9着に終わった。

2月27日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた7戦目は、5歳以上500万下（小倉ダート1700m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は3戦連続で西園正都騎手（2戦0勝）。10頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では伸びが鈍く10着に終わった。

3月19日、中2週で迎えた8戦目は、5歳以上500万下（小倉芝2600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で西園正都騎手（3戦0勝）。14頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では見せ場なく9着に終わった。

5月7日、中6週で迎えた9戦目は、北村卓士騎手を鞍上に迎えて、障害5歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート3000m 晴）に出走。8頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。8着に終わった。

5月14日、連闘で迎えた10戦目は、大森勇一騎手を鞍上に迎えて、障害5歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート3000m 晴）に出走。9頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。7着に終わった。

8月17日、約3か月の休養明けで迎えた11戦目は、根岸良昌騎手を鞍上に迎えて、一般C4イ（三条ダート1200m 晴/良）に出走。7頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。5着に敗れた。

8月31日、中1週で迎えた12戦目は、小嶋耕輝騎手を鞍上に迎えて、一般C3ロ（三条ダート1200m 晴/良）に出走。8頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。3着を確保した。

9月14日、中1週で迎えた13戦目は、一般C4（新潟(地)ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で小嶋耕輝騎手（1戦0勝）。8頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。5着に敗れた。

9月24日、中0週で迎えた14戦目は、一般C4イ（新潟(地)ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で小嶋耕輝騎手（2戦0勝）。7頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。6着に終わった。

10月3日、連闘で馬体重を前走から11kg増やして迎えた15戦目は、一般C4ハ（新潟(地)ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で小嶋耕輝騎手（3戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったスクラムシチーからハナ差の2着に甘んじた。

10月16日、中1週で迎えた16戦目は、津野総夫騎手を鞍上に迎えて、一般C4（新潟(地)ダート1600m 曇/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のマスターリードに1馬身半の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

11月2日、中1週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた17戦目は、一般C4（新潟(地)ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は小嶋耕輝騎手（4戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。最後は、2着のメジャーメルベイユに半馬身の差をつけて2勝目を掴み取った。

11月15日、中1週で迎えた18戦目は、一般C3（新潟(地)ダート1600m 雨/稍重）に出走。鞍上は津野総夫騎手（1戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のリネンセイコーに半馬身の差をつけて3勝目を獲得した。

11月27日、中1週で迎えた19戦目は、一般C2（新潟(地)ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は小嶋耕輝騎手（5戦1勝）。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。4着に敗れた。

12月10日、中1週で迎えた20戦目は、一般C2イ（新潟(地)ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で小嶋耕輝騎手（6戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のハイトップジャパンに半馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

5歳（1995年）

1月2日、中2週で馬体重を前走から13kg減らして迎えた21戦目は、大島静夫騎手を鞍上に迎えて、5歳以上C2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。9着に敗れた。

1月15日、中1週で迎えた22戦目は、5歳以上C2（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で大島静夫騎手（1戦0勝）。9頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。3着を確保した。

1月28日、中1週で迎えた23戦目は、5歳以上C2（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で大島静夫騎手（2戦0勝）。8頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。最後は、2着のイシノソニアに6馬身の差をつけて優勝

2月11日、中1週で迎えた24戦目は、5歳以上C1（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で大島静夫騎手（3戦1勝）。9頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。4着に敗れた。

2月27日、中1週で迎えた25戦目は、東真市騎手を鞍上に迎えて、5歳以上C1（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。9頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。8着に終わった。