ラインスピリット（2011年生、母リボンストライプ）

ラインスピリット（2011年3月26日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋精神」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のスウェプトオーヴァーボード（当時14歳）と交配したリボンストライプが20歳のときに産んだ10番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）藤原牧場。2018年のスプリンターズステークス(G1)で3着に入った他、2017年の北九州記念(ハンデG3)で3着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

1歳のとき、藤原牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、大澤繁昌によって735万円で落札された。

松永昌博厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2013年）

8月10日、デビュー戦は幸英明騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（小倉芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は432kg。10頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち味の心肺能力で最後まで奮戦したが、勝ったダンツブロードにねじ伏せられて3馬身差の2着となった。

8月31日、中2週で迎えた2戦目は、浜中俊騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（小倉芝1200m 雨/不良）に出走。18頭立ての5番人気で15番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では上がり4位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず7着に敗れた。

10月19日、中6週で迎えた3戦目は、森一馬騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（京都芝1200m 曇/良）に52kgの軽斤量で出走。17頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。先陣を切る恰好となり、ミドルペースでレースを牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではしっかりと終いの脚を伸ばして、最後は2着のヤマノハヤブサに1馬身1/4の差をつけて初白星を挙げた。

11月17日、中3週で迎えた4戦目は、2歳500万下の秋明菊賞（京都芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は幸英明騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では堅実な伸びを見せたが、抜け出したニホンピロアンバーにクビ差届かず2着に甘んじた。

3歳（2014年）

3月1日、約3か月半の休養明けで迎えた5戦目は、古川吉洋騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下の萌黄賞（小倉芝1200m 曇/良）に出走。18頭立ての3番人気に推されて14番ゲートからスタート。先手を取る形となり、やや厳しいペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では闘争心が光る走りを見せたが、テーオーソルジャーにクビ差交わされて2着に惜敗した。

3月29日、中3週で迎えた6戦目は、3歳500万下（阪神芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で古川吉洋騎手（1戦0勝）。14頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。端に立つ形となり、平均ペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の力で末脚を持続させて、最後は2着のフェブノヘアに2馬身の差をつけて2勝目を掴み取った。

4月26日、中3週で迎えた7戦目は、3歳オープンの橘ステークス（京都芝1400m 外回り晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で古川吉洋騎手（2戦1勝）。9頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではあとひと押しが利かず、3着に終わった。

5月18日、中2週で迎えた8戦目は、3歳オープンの葵ステークス（京都芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で古川吉洋騎手（3戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚勢がやや鈍り、4着に終わった。

8月10日、約3か月の間隔を開けて迎えた9戦目は、3歳以上1000万下のメイショウカイドウカップ（小倉芝1200m 雨/稍重）に出走。鞍上は幸英明騎手（2戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は失速してしまい11着に敗れた。

8月31日、中2週で迎えた10戦目は、ハンデ戦で3歳以上1000万下の天草特別（小倉芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で幸英明騎手（3戦0勝）。17頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。先頭に立つ格好となり、少々速いペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一歩一歩確実に終いの脚を伸ばして、最後は2着のシンジュボシをクビ差振り切って先頭ゴールを果たした。

10月5日、中4週で迎えた11戦目は、3歳以上1600万下の道頓堀ステークス（阪神芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は古川吉洋騎手（4戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、ゆったりとしたペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではきちんと末脚を伸ばして、最後は2着のモズハツコイをクビ差振り切って4勝目を手に入れた。

4歳（2015年）

1月12日、約3か月半の休養明けで迎えた12戦目は、淀短距離ステークス（京都芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で古川吉洋騎手（5戦2勝）。16頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は脚色が悪くなり15着に敗れた。

2月22日、中5週で迎えた13戦目は、洛陽ステークス（京都芝1600m 外回り曇/良）に出走。鞍上は森一馬騎手（1戦1勝）。16頭立ての12番人気で4番ゲートからスタート。主導権を奪う恰好となり、少し緩いペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前のタフさで最後まで敢闘したが、レッドアリオンに交わされて1馬身半差の2着となった。

3月7日、中1週で迎えた14戦目は、G3のオーシャンステークス（中山芝1200m 外回り曇/稍重）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は2戦連続で森一馬騎手（2戦1勝）。16頭立ての13番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では天稟の負けじ魂を発揮してゴールまで力走し、4着を確保した。

4月5日、中3週で迎えた15戦目は、ハンデG3のダービー卿チャレンジトロフィー（中山芝1600m 外回り小雨/良）に出走。鞍上は3戦連続で森一馬騎手（3戦1勝）。16頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。ハナを取り切り、非常に遅いペースでレースを引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚勢が衰えて16着に終わった。

7月11日、約3か月の休み明けで迎えた16戦目は、ハンデ戦で3歳以上1600万下の豊明ステークス（中京芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で森一馬騎手（4戦1勝）。18頭立ての13番人気で3番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。最後はスピードが落ちてしまい18着に終わった。

8月2日、中2週で迎えた17戦目は、3歳以上1600万下の佐世保ステークス（小倉芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で森一馬騎手（5戦1勝）。13頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。果敢に端を奪い、ミドルペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では余力が残っておらず11着に敗れた。

10月25日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から16kg増やして迎えた18戦目は、3歳以上1600万下の桂川ステークス（京都芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で森一馬騎手（6戦1勝）。15頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。主導権を奪う恰好となり、ユッタリとしたペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では闘争心が光る走りを見せたが、エイシンブルズアイに半馬身交わされて2着となった。

11月15日、中2週で馬体重を前走から16kg絞って迎えた19戦目は、3歳以上1600万下の奥多摩ステークス（東京芝1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で森一馬騎手（7戦1勝）。16頭立ての8番人気で大外16番ゲートからスタート。先頭に立つ格好となり、ミドルペースでレースを牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はスピードが落ちてしまい8着に敗れた。

12月6日、中2週で馬体重を前走から14kg戻して迎えた20戦目は、ハンデ戦で3歳以上1600万下の浜松ステークス（中京芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で森一馬騎手（8戦1勝）。17頭立ての8番人気で14番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではもうワンパンチ足りず、6着に終わった。

5歳（2016年）

1月24日、中6週で迎えた21戦目は、4歳以上1600万下の石清水ステークス（京都芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で森一馬騎手（9戦1勝）。15頭立ての10番人気で14番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、若干遅いペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では余力が残っておらず8着に終わった。

2月21日、中3週で迎えた22戦目は、4歳以上1600万下の斑鳩ステークス（京都芝1400m 外回り晴/稍重）に出走。鞍上は10戦連続で森一馬騎手（10戦1勝）。10頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚色が悪くなり6着に終わった。

3月13日、中2週で迎えた23戦目は、4歳以上1600万下のトリトンステークス（中京芝1400m 曇/良）に出走。鞍上は11戦連続で森一馬騎手（11戦1勝）。14頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では息長く末脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のトーキングドラムを3/4馬身振り切って久々に勝ち星を挙げた。

3月27日、中1週で迎えた24戦目は、六甲ステークス（阪神芝1600m 外回り曇/良）に出走。鞍上は12戦連続で森一馬騎手（12戦2勝）。16頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず6着に終わった。

5月29日、中8週で迎えた25戦目は、ハンデ戦でオープンの安土城ステークス（京都芝1400m 外回り曇/良）に出走。鞍上は13戦連続で森一馬騎手（13戦2勝）。18頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではあとひと押しが足りず、5着に終わった。

7月3日、中4週で迎えた26戦目は、ハンデG3のCBC賞（中京芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は14戦連続で森一馬騎手（14戦2勝）。13頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では上がり3位タイの末脚を見せたが上位には届かず11着に終わった。

8月21日、中6週で迎えた27戦目は、ハンデG3の北九州記念（小倉芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は幸英明騎手（4戦1勝）。12頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。最後は失速してしまい12着に終わった。

10月9日、中6週で馬体重を前走から20kg増やして迎えた28戦目は、ハンデ戦でオープンのオパールステークス（京都芝1200m 晴/稍重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は森一馬騎手（15戦2勝）。13頭立ての13番人気で4番ゲートからスタート。端を取り切り、ややスローペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では生得の持久力で渋太く末脚を持続させて、最後は2着のセカンドテーブルを半馬身振り切って制した。

10月30日、中2週で迎えた29戦目は、ルミエールオータムダッシュ（新潟芝1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で森一馬騎手（16戦3勝）。14頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。最後は、2着のトータルヒートに1馬身1/4の差をつけて勝利を手中に収めた。

11月27日、中3週で迎えた30戦目は、G3の京阪杯（京都芝1200m 雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で森一馬騎手（17戦4勝）。18頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では全く伸びず8着に敗れた。

6歳（2017年）

1月7日、中5週で迎えた31戦目は、淀短距離ステークス（京都芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で森一馬騎手（18戦4勝）。16頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では息の長い末脚を繰り出し、3着に入り込んだ。

1月29日、中2週で迎えた32戦目は、ハンデG3のシルクロードステークス（京都芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で森一馬騎手（19戦4勝）。13頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり3位の末脚を見せたが上位には割り込めず5着に敗れた。

3月26日、中7週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた33戦目は、G1の高松宮記念（中京芝1200m 小雨/稍重）に出走。G1級競走への出走は初となった。鞍上は6戦連続で森一馬騎手（20戦4勝）。18頭立ての14番人気で4番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。最後は垂れてしまい13着に終わった。

7月2日、約3か月半の休養明けで迎えた34戦目は、ハンデG3のCBC賞（中京芝1200m 雨/良）に出走。鞍上は7戦連続で森一馬騎手（21戦4勝）。18頭立ての14番人気で6番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。最後は脚色が衰えて15着に終わった。

7月30日、中3週で迎えた35戦目は、岩田康誠騎手を鞍上に迎えて、G3のアイビスサマーダッシュ（新潟芝1000m 晴/良）に出走。16頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。6着に敗れた。

8月20日、中2週で迎えた36戦目は、ハンデG3の北九州記念（小倉芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は森一馬騎手（22戦4勝）。18頭立ての15番人気で大外18番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始3番手を追走。直線では天稟の闘争心でゴールまで力走し、3着に入り込んだ。

10月29日、中9週で迎えた37戦目は、ルミエールオータムダッシュ（新潟芝1000m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で森一馬騎手（23戦4勝）。18頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。7着に敗れた。

11月26日、中3週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた38戦目は、G3の京阪杯（京都芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で森一馬騎手（24戦4勝）。16頭立ての12番人気で2番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では伸びを欠き6着に終わった。

12月16日、中2週で迎えた39戦目は、ハンデ戦でオープンのタンザナイトステークス（阪神芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で森一馬騎手（25戦4勝）。16頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の豊富なスタミナでしぶとく走り抜いたが、伸びてきたミッキーラブソング決め手に屈してハナ差の2着に惜敗した。

7歳（2018年）

1月13日、中3週で迎えた40戦目は、淀短距離ステークス（京都芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で森一馬騎手（26戦4勝）。11頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るアクティブミノルをクビ差だけ差し切って優勝

3月3日、中6週で迎えた41戦目は、G3のオーシャンステークス（中山芝1200m 外回り晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で森一馬騎手（27戦5勝）。16頭立ての9番人気で12番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。最後はタレてしまい8着に終わった。

3月25日、中2週で迎えた42戦目は、G1の高松宮記念（中京芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で森一馬騎手（28戦5勝）。18頭立ての16番人気で大外18番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では目立つような脚を使えず15着に終わった。

5月12日、中6週で迎えた43戦目は、G2の京王杯スプリングカップ（東京芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で森一馬騎手（29戦5勝）。18頭立ての14番人気で4番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では天賦の負けじ魂を発揮してゴールまで勇戦し、5着を確保した。

6月17日、中4週で迎えた44戦目は、G3の函館スプリントステークス（函館芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で森一馬騎手（30戦5勝）。16頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではいい脚を見せられず6着に終わった。

7月29日、中5週で迎えた45戦目は、G3のアイビスサマーダッシュ（新潟芝1000m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で森一馬騎手（31戦5勝）。17頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。5着に終わった。

9月9日、中5週で迎えた46戦目は、G2のセントウルステークス（阪神芝1200m 雨/重）に出走。鞍上は11戦連続で森一馬騎手（32戦5勝）。15頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では天授の負けん気を発揮してゴールまで頑張り、5着を確保した。

9月30日、中2週で迎えた47戦目は、武豊騎手を鞍上に迎えて、G1のスプリンターズステークス（中山芝1200m 外回り雨/稍重）に出走。16頭立ての13番人気で1番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では天性の敢闘精神でゴールまで力闘し、3着に入り込んだ。

12月22日、約3か月の間隔を開けて迎えた48戦目は、G2の阪神カップ（阪神芝1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で武豊騎手（1戦0勝）。16頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚勢が衰えて10着に終わった。

8歳（2019年）

1月27日、中4週で迎えた49戦目は、ハンデG3のシルクロードステークス（京都芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は森一馬騎手（33戦5勝）。18頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚が上がってしまい14着に敗れた。

2月24日、中3週で迎えた50戦目は、G3の阪急杯（阪神芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で森一馬騎手（34戦5勝）。18頭立ての14番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では見せ場を作れず8着に終わった。

3月24日、中3週で迎えた51戦目は、G1の高松宮記念（中京芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で森一馬騎手（35戦5勝）。18頭立ての16番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では伸びが劣勢になり10着に終わった。

6月30日、約3か月半の休養明けで迎えた52戦目は、ハンデG3のCBC賞（中京芝1200m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で森一馬騎手（36戦5勝）。13頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は失速してしまい9着に終わった。

7月28日、中3週で迎えた53戦目は、G3のアイビスサマーダッシュ（新潟芝1000m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で森一馬騎手（37戦5勝）。18頭立ての11番人気で12番ゲートからスタート。10着に終わった。

8月18日、中2週で迎えた54戦目は、ハンデG3の北九州記念（小倉芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で森一馬騎手（38戦5勝）。18頭立ての15番人気で1番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。最後は脚色が鈍り15着に終わった。

10月6日、中6週で迎えた55戦目は、障害3歳以上未勝利（新潟障害芝2850m 外→内曇/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で森一馬騎手（39戦5勝）。13頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。11着に敗れた。

2019年10月9日付で中央競馬の競走馬登録を抹消した。

11月13日、中4週で迎えた56戦目は、佐藤友則騎手を鞍上に迎えて、黄葉賞（大井ダート1200m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。12頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。最後は脚が止まってしまい12着に終わった。

12月10日、中3週で迎えた57戦目は、笹川翼騎手を鞍上に迎えて、総の国オープン（船橋ダート1600m 曇/稍重）に出走。11頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では見せ場を作れず11着に終わった。

2021年4月1日付で地方競馬の競走馬登録を抹消した。