ゴールデンタイガー（2008年生、母ピュアブライティア）

ゴールデンタイガー（2008年4月11日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のトウカイテイオー（当時20歳）と交配したピュアブライティアが13歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は原田牧場。戦績は、地方19戦1勝2着2回。2011年の金杯(地方重賞)で2着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

1歳のとき、原田牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。

村上昌幸厩舎（水沢）へ入厩。

2歳（2010年）

6月20日、デビュー戦は小林俊彦騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフューチャー（水沢ダート850m 雨/不良）に出走。馬体重は453kg。9頭立ての4番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では伸びが鈍く5着に敗れた。

7月3日、中1週で迎えた2戦目は、2歳（水沢ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で小林俊彦騎手（1戦0勝）。5頭立ての2番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では決め手に欠いて3着に敗れた。

7月26日、中2週で迎えた3戦目は、2歳（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で小林俊彦騎手（2戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず4着に敗れた。

8月9日、中1週で迎えた4戦目は、2歳（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で小林俊彦騎手（3戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く6着に敗れた。

8月21日、中1週で迎えた5戦目は、2歳（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で小林俊彦騎手（4戦0勝）。9頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では今一つ伸び切れず4着に敗れた。

9月4日、中1週で迎えた6戦目は、2歳戦のホープフル（水沢ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で小林俊彦騎手（5戦0勝）。9頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

9月18日、中1週で迎えた7戦目は、2歳戦のホープフル（盛岡芝1000m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は7戦連続で小林俊彦騎手（6戦0勝）。8頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず8着に終わった。

10月17日、中3週で迎えた8戦目は、2歳戦のホープフル（盛岡芝1000m 晴/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で小林俊彦騎手（7戦0勝）。10頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで走り切り、3着に入り込んだ。

10月31日、中1週で迎えた9戦目は、2歳戦のホープフル（水沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で小林俊彦騎手（8戦0勝）。10頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では長くいい末脚でゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

11月13日、中1週で迎えた10戦目は、2歳戦のホープフル（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で小林俊彦騎手（9戦0勝）。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では決め手に欠いて8着に敗れた。

11月28日、中1週で迎えた11戦目は、2歳戦のホープフル（水沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は11戦連続で小林俊彦騎手（10戦0勝）。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では鮮やかな末脚を爆発させて先頭をうかがい、最後は2着のワタリハヤタケをアタマ差振り切って待望の初勝利を挙げた。

12月12日、中1週で迎えた12戦目は、沢田盛夫利騎手を鞍上に迎えて、2歳戦の寒菊賞（水沢ダート1600m 曇/重）に出走。11頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では見所を作れず10着に終わった。

12月25日、中1週で迎えた13戦目は、阿部英俊騎手を鞍上に迎えて、2歳A（水沢ダート1600m 小雪/不良）に出走。5頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、トーホクポラリスに半馬身交わされて2着となった。

3歳（2011年）

1月2日、連闘で迎えた14戦目は、3歳地方重賞の金杯（水沢ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は小林俊彦騎手（11戦1勝）。9頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したベストマイヒーローを捕まえ切れず、4馬身差の2着となった。

2月7日、中4週で迎えた15戦目は、村上忍騎手を鞍上に迎えて、3歳（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず6着に敗れた。

2月21日、中1週で迎えた16戦目は、御神本訓史騎手を鞍上に迎えて、3歳（船橋ダート1600m 曇/重）に出走。8頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず6着に終わった。

4月19日、中7週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた17戦目は、葛山晃平騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の東日本大震災復興支援復興を応援します名取（金沢ダート1700m 曇/重）に出走。7頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず4着に終わった。

5月4日、中1週で迎えた18戦目は、平瀬城久騎手を鞍上に迎えて、3歳地方重賞の北日本新聞杯（金沢ダート1700m 晴/良）に出走。12頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず6着に終わった。

5月28日、中2週で迎えた19戦目は、3歳B1（盛岡ダート1600m 小雨/稍重）に出走。鞍上は小林俊彦騎手（12戦1勝）。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。競走中止となった。