ナカモトクリスタル（2008年生、母ハドリセンプー）

ナカモトクリスタル（2008年2月29日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は栗毛。種牡馬のアドマイヤジャパン（当時6歳）と交配したハドリセンプーが21歳のときに産んだ15番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）中本牧場。戦績は、地方17戦5勝2着3回。主な勝ち鞍は2011年の「おはようモーニングとく戦」。

経歴

デビュー前

恵多谷豊厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（2010年）

8月24日、デビュー戦は佐々木国明騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュチャレンジ（門別ダート1000m 曇/不良）に出走。馬体重は464kg。11頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では脚が残っておらず11着に終わった。

9月8日、中1週で迎えた2戦目は、斉藤正弘騎手を鞍上に迎えて、2歳（門別ダート1200m 晴/稍重）に出走。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。他馬と併走しながら先頭に立つ形となり、で一団を牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では堅実な伸びを見せたが、コスモレーヴドールに交わされて1馬身半差の2着となった。

9月23日、中1週で迎えた3戦目は、牝馬限定の2歳（門別ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で斉藤正弘騎手（1戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。他馬と併走しながら先頭に立ち、でレースを引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では驚異的な末脚を弾けさせて楽々と抜け出し、最後は2着のフレアリングピュアに4馬身の差をつけて初白星を挙げた。

10月7日、中1週で迎えた4戦目は、牝馬限定2歳戦のアタックチャレンジ（門別ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で斉藤正弘騎手（2戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では見所を作れず5着に敗れた。

10月21日、中1週で迎えた5戦目は、五十嵐冬樹騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のアタックチャレンジ（門別ダート1000m 晴/稍重）に出走。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず6着に敗れた。

11月3日、中1週で迎えた6戦目は、服部茂史騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定2歳戦のアタックチャレンジ（門別ダート1000m 曇/重）に出走。12頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始11番手を追走。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位には届かず8着に敗れた。

11月18日、中1週で迎えた7戦目は、2歳戦のアタックチャレンジ（門別ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は斉藤正弘騎手（3戦1勝）。12頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後はタレてしまい10着に敗れた。

12月18日、中3週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた8戦目は、三村展久騎手を鞍上に迎えて、2歳（福山ダート1250m 晴/稍重）に出走。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、勝ったギキリンゼンから1馬身差の2着に敗北した。

12月26日、連闘で迎えた9戦目は、2歳（福山ダート1250m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で三村展久騎手（1戦0勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のモリデンパシュートに1馬身の差をつけて断然人気に応えた。

3歳（2011年）

1月3日、連闘で迎えた10戦目は、3歳（福山ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で三村展久騎手（2戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のヒカルコンコルドに4馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

1月16日、中1週で迎えた11戦目は、3歳戦の「おはようモーニングとく戦」（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で三村展久騎手（3戦2勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のナイスバンカーに2馬身の差をつけて断然人気に応えた。

1月23日、連闘で迎えた12戦目は、3歳（福山ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で三村展久騎手（4戦3勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。3着に終わった。

2月6日、中1週で迎えた13戦目は、3歳（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で三村展久騎手（5戦3勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったキタイセシャトルから半馬身差の2着に敗北した。

3月13日、中4週で迎えた14戦目は、3歳戦の「おはようモーニングとく戦」（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で三村展久騎手（6戦3勝）。8頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。5着に敗れた。

3月27日、中1週で迎えた15戦目は、3歳戦の弥生賞（福山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で三村展久騎手（7戦3勝）。10頭立ての5番人気で大外10番ゲートからスタート。6着に敗れた。

4月10日、中1週で迎えた16戦目は、3歳（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で三村展久騎手（8戦3勝）。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。最後は、2着のリニアステップをアタマ差制して5勝目を挙げた。

4月16日、連闘で迎えた17戦目は、3歳（福山ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で三村展久騎手（9戦4勝）。9頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。9着に終わった。