レモンスフレ（2021年生、母アルレガーロ）

レモンスフレ（2021年3月28日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「レモンスフレ」。毛色は青鹿毛。種牡馬のローレルゲレイロ（当時17歳）と交配したアルレガーロが13歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は村田牧場。戦績は、中央平地3戦0勝、地方10戦2勝2着3回。主な勝ち鞍は2024年の能登半島地震復興支援杯16(B3)。

経歴

デビュー前

1歳のとき、村田牧場から「北海道セプテンバーセールサラブレッド1歳」に上場され、田頭勇貴によって462万円で落札された。

羽月友彦厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2023年）

12月3日、デビュー戦は水口優也騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中京芝1400m 晴/良）に出走。馬体重は430kg。10頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。逃げる恰好となり、非常に遅いペースでレースを牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚勢が鈍り7着に終わった。

3歳（2024年）

2月4日、中8週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（小倉芝1200m 曇/重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で水口優也騎手（1戦0勝）。18頭立ての13番人気で14番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では見せ場なく9着に終わった。

2月24日、中2週で迎えた3戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（阪神ダート1400m 曇/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は3戦連続で水口優也騎手（2戦0勝）。16頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい12着に終わった。

4月3日、中5週で迎えた4戦目は、堀場裕充騎手を鞍上に迎えて、3歳B4（金沢ダート1400m 雨/稍重）に出走。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず5着に敗れた。

4月15日、中1週で迎えた5戦目は、3歳B4（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で堀場裕充騎手（1戦0勝）。11頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。敢然とにハナを切り、で集団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線ではものすごい伸び脚で猛追したが、勝ったバスターショットを3/4馬身捉え切れず2着となった。

4月28日、中1週で迎えた6戦目は、3歳戦の能登半島地震復興支援杯16（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で堀場裕充騎手（2戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。敢然と先頭に立ち、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のスノーソフィーに1馬身半の差をつけて初白星を挙げた。

5月12日、中1週で迎えた7戦目は、3歳戦の健祥会15周年記念（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で堀場裕充騎手（3戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。端を取り切り、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではきっちりと末脚を伸ばして、最後は2着のトリプレッタを半馬身振り切って制した。

6月9日、中3週で迎えた8戦目は、3歳戦の地方競馬爆推しコンビ初任給獲得記念（金沢ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で堀場裕充騎手（4戦2勝）。11頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。最後は力尽きて11着に敗れた。

7月9日、中3週で迎えた9戦目は、牝馬限定3歳戦の加賀片山津賞（金沢ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で堀場裕充騎手（5戦2勝）。10頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では全く伸びず6着に終わった。

7月22日、中1週で迎えた10戦目は、3歳戦の野々市じょんから祭り特別（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で堀場裕充騎手（6戦2勝）。11頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では決め手に欠いて8着に終わった。

8月5日、中1週で迎えた11戦目は、葛山晃平騎手を鞍上に迎えて、3歳A3（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。9頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。端をきり、で一団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったアイスブレイカーに詰め切れず、2馬身差の2着となった。

9月1日、中3週で迎えた12戦目は、加藤翔馬騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の能登半島地震復興応援杯（56）（金沢ダート1500m 晴/重）に出走。9頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい6着に終わった。

9月21日、中2週で迎えた13戦目は、ぽにこ☆わかんない☆おめでとう記念（金沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は葛山晃平騎手（1戦0勝）。11頭立ての3番人気で10番ゲートからスタート。敢然とにハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では矢のような伸びを見せたが、パワポケプリメーロに半馬身交わされて2着となった。

10月8日、中1週で迎えた14戦目は、特別編成（金沢ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で葛山晃平騎手（2戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では豪脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のグッドラックスターに2馬身の差をつけて勝利を手に入れた。