カゼノスバル（2018年生、母カゼノサファイア）

カゼノスバル（2018年5月10日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名+スバル。星団」。毛色は鹿毛。種牡馬のカゼノグッドボーイ（当時12歳）と交配したカゼノサファイアが9歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者はプログレスファーム。主な勝ち鞍は2022年の逢妻川特別(一般C11)。

経歴

デビュー前

中野栄治厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2021年）

2月13日、デビュー戦は原優介騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（東京ダート1600m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。馬体重は456kg。16頭立ての16番人気で10番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず10着に終わった。

4月20日、中8週で迎えた2戦目は、中島龍也騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の能登禄剛崎賞（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。11頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず5着に終わった。

5月1日、中1週で迎えた3戦目は、角田大和騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟芝2000m 曇/稍重）に53kgの軽斤量で出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての15番人気で大外16番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを16番手で通過。直線では決め手に欠いて16着に終わった。

7月12日、中9週で迎えた4戦目は、菅原辰徳騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のアメジスト賞（盛岡芝1700m 曇/重）に出走。11頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを9番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず8着に終わった。

8月28日、中6週で迎えた5戦目は、嘉藤貴行騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟芝1200m 曇/良）に出走。18頭立ての18番人気で16番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、17番手を追走し、4コーナーは16番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず16着に終わった。

10月13日、中6週で迎えた6戦目は、横井将人騎手を鞍上に迎えて、一般C21（名古屋ダート1400m 曇/稍重）に出走。10頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では天稟の闘争本能でゴールまで力走し、3着に入り込んだ。

10月21日、連闘で迎えた7戦目は、一般C21（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で横井将人騎手（1戦0勝）。10頭立ての5番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では迫力のある伸び脚で追い上げたが、勝ったネイリストに詰め切れず、1馬身半差の2着となった。

11月2日、中1週で迎えた8戦目は、丸野勝虎騎手を鞍上に迎えて、一般C21（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では全く伸びず5着に敗れた。

11月16日、中1週で迎えた9戦目は、一般C22（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は横井将人騎手（2戦0勝）。10頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい4着に終わった。

12月1日、中1週で迎えた10戦目は、グラニちゃん誕生日記念（名古屋ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で横井将人騎手（3戦0勝）。11頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では今一つ伸び切れず5着に敗れた。

12月9日、連闘で迎えた11戦目は、一般C19（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で横井将人騎手（4戦0勝）。11頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では鋭い脚を使えず8着に敗れた。

12月22日、中1週で迎えた12戦目は、まりなちゃん誕生日記念（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で横井将人騎手（5戦0勝）。10頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず6着に終わった。

4歳（2022年）

1月2日、中1週で迎えた13戦目は、一般C24（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で横井将人騎手（6戦0勝）。9頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず7着に終わった。

1月18日、中1週で迎えた14戦目は、一般C23（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で横井将人騎手（7戦0勝）。9頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では決め手が足りず6着に終わった。

2月1日、中1週で迎えた15戦目は、一般C22（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で横井将人騎手（8戦0勝）。11頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では天稟の闘争本能でゴールまで力走し、4着に入り込んだ。

2月15日、中1週で迎えた16戦目は、一般C21（名古屋ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は8戦連続で横井将人騎手（9戦0勝）。9頭立ての7番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では速い脚を使えず7着に終わった。

3月1日、中1週で迎えた17戦目は、一般C18（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で横井将人騎手（10戦0勝）。11頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず5着に終わった。

3月9日、連闘で迎えた18戦目は、れの発表会燎蘭誕生日おめでとう（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で横井将人騎手（11戦0勝）。11頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では切れ味のいい末脚を繰り出し、3着に入り込んだ。

4月11日、中4週で迎えた19戦目は、一般C18（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で横井将人騎手（12戦0勝）。12頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では末脚が冴えず9着に終わった。

4月20日、連闘で迎えた20戦目は、一般C19（名古屋ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は12戦連続で横井将人騎手（13戦0勝）。12頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では決め手が足りず7着に終わった。

5月4日、中1週で迎えた21戦目は、一般C18（名古屋ダート920m 晴/稍重）に出走。鞍上は13戦連続で横井将人騎手（14戦0勝）。11頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず7着に終わった。

5月17日、中1週で迎えた22戦目は、丹羽克輝騎手を鞍上に迎えて、一般C18（名古屋ダート1500m 曇/良）に出走。11頭立ての4番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のケフェウステソーロに5馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

5月26日、連闘で迎えた23戦目は、逢妻川特別（名古屋ダート1700m 小雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で丹羽克輝騎手（1戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させてすんなりと抜け出し、最後は2着のダイユウニシキに3馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

6月10日、中1週で迎えた24戦目は、四谷の千枚田特別（名古屋ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で丹羽克輝騎手（2戦2勝）。12頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では天性の敢闘精神でゴールまで力闘し、4着に入り込んだ。

6月24日、中1週で迎えた25戦目は、一般C4（名古屋ダート920m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で丹羽克輝騎手（3戦2勝）。11頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では力強い脚運びでゴールまで頑張り、4着に入り込んだ。

7月8日、中1週で迎えた26戦目は、隆司40ナイナール（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で丹羽克輝騎手（4戦2勝）。11頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい5着に敗れた。

デビュー前

竹下太厩舎（愛知）へ入厩。

7月22日、デビュー戦は丹羽克輝騎手を鞍上に据えて、江藤圭軍団来場記念（名古屋ダート1500m 晴/重）に出走。10頭立ての大外10番ゲートからスタート。出走取消となった。

9月5日、中7週で迎えた27戦目は、一般C3（名古屋ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は横井将人騎手（15戦0勝）。10頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり10着に終わった。

9月16日、中1週で迎えた28戦目は、一般C4（名古屋ダート920m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で横井将人騎手（16戦0勝）。10頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず9着に終わった。

9月30日、中1週で迎えた29戦目は、dan9o先輩誕生おめでと記念（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で横井将人騎手（17戦0勝）。12頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切り、3着を確保した。

10月14日、中1週で迎えた30戦目は、一般C6（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で横井将人騎手（18戦0勝）。12頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では切れる脚を使えず10着に終わった。

10月28日、中1週で迎えた31戦目は、SGP応援記念杯（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で横井将人騎手（19戦0勝）。12頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では末脚が冴えず11着に敗れた。

11月11日、中1週で迎えた32戦目は、一般C7（名古屋ダート920m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で横井将人騎手（20戦0勝）。11頭立ての11番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり9着に終わった。

11月25日、中1週で迎えた33戦目は、一般C7（名古屋ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は7戦連続で横井将人騎手（21戦0勝）。12頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではいい脚を見せられず6着に終わった。

12月7日、中1週で迎えた34戦目は、一般C8（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は丹羽克輝騎手（5戦2勝）。12頭立ての3番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では矢のような伸びで驀進したが、マルターズデイに交わされて3馬身差の2着に敗北した。

12月23日、中1週で迎えた35戦目は、来世せいらお嬢様お誕生日記念（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で丹羽克輝騎手（6戦2勝）。12頭立ての4番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線に入ると、前で粘るコスモパンドラを上がり2位の末脚で3/4馬身差し切って3勝目を手に入れた。

5歳（2023年）

1月3日、中1週で迎えた36戦目は、尾張名古屋杯（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は横井将人騎手（22戦0勝）。12頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線では力強いフットワークでゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

1月20日、中1週で迎えた37戦目は、寄せ鍋賞（名古屋ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は丹羽克輝騎手（7戦3勝）。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のブエナディオサに1馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

1月30日、中0週で迎えた38戦目は、みずがめ座特別（名古屋ダート1700m 小雨/良）に出走。鞍上は横井将人騎手（23戦0勝）。9頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで走り切り、3着に入り込んだ。

2月15日、中1週で迎えた39戦目は、一般B4（名古屋ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で横井将人騎手（24戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では上々の伸びを見せたが、ラフカットジュエルに半馬身交わされて2着に敗北した。

2月28日、中1週で迎えた40戦目は、一般B4（名古屋ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は丹羽克輝騎手（8戦4勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて悠々と抜け出し、最後は2着のアークストーンに5馬身の差をつけて単勝一倍台の支持に応えた。