ミサキジュリアン（2009年生、母ニッポージュリアン）

ミサキジュリアン（2009年3月18日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のゼンノエルシド（当時12歳）と交配したニッポージュリアンが12歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）出口牧場。戦績は、地方11戦1勝2着2回。主な勝ち鞍は2012年の3歳C2二。

経歴

デビュー前

1歳のとき、出口牧場から「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。

田中道夫厩舎（西脇）へ入厩。

2歳（2011年）

8月17日、デビュー戦は田中学騎手を鞍上に据えて、2歳戦のファーストトライ（園田ダート820m 晴/良）に出走。馬体重は419kg。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では弾けるような伸び脚で追い上げたが、勝ったセリアマリポーサに詰め切れず、2馬身半差の2着に敗北した。

9月7日、中2週で迎えた2戦目は、2歳戦のセカンドトライ（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で田中学騎手（1戦0勝）。12頭立ての4番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では一際目立つ伸び脚で猛追したが、抜け出したハクサンドリームにクビ差届かず2着に惜敗した。

3歳（2012年）

4月17日、約7か月半の休養明けで馬体重を前走から11kg増やして迎えた3戦目は、3歳C2一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で田中学騎手（2戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。敢然とにハナを切り、で集団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は力尽きて9着に敗れた。

4月30日、中1週で馬体重を前走から7kg絞って迎えた4戦目は、3歳C2二（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で田中学騎手（3戦0勝）。11頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線で前を交わして先頭に立つと、鬼脚を炸裂させて、最後は2着のジェントルラヴに2馬身の差をつけて初白星を挙げた。

5月16日、中1週で迎えた5戦目は、3歳C1（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で田中学騎手（4戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では脚色がやや鈍り、4着に終わった。

5月31日、中1週で迎えた6戦目は、3歳C1（園田ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で田中学騎手（5戦1勝）。11頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではいいところがなく5着に敗れた。

6月21日、中2週で迎えた7戦目は、3歳C1（園田ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は7戦連続で田中学騎手（6戦1勝）。12頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線では天授の負けじ心を発揮してゴールまで頑張り、3着に入った。

7月4日、中1週で迎えた8戦目は、3歳以上C2一（姫路ダート1400m 晴/不良）に牝馬ながら54kgの斤量を背負って出走。鞍上は8戦連続で田中学騎手（7戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後はバタバタになってしまい10着に敗れた。

8月8日、中4週で迎えた9戦目は、3歳以上C2一（姫路ダート1400m 晴/良）に牝馬ながら54kgの斤量を背負って出走。鞍上は9戦連続で田中学騎手（8戦1勝）。10頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では伸びを欠き5着に終わった。

12月18日、約4か月半の休み明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた10戦目は、中田貴士騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C3（園田ダート1400m 曇/稍重）に出走。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では天稟のガッツでゴールまで力走したが、3着に終わった。

12月30日、中1週で迎えた11戦目は、3歳以上C3二（園田ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は田中学騎手（9戦1勝）。10頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。競走中止となった。