ハクサンドリーム（2009年生、母タイキアヴェニュー）

ハクサンドリーム（2009年5月16日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は栗毛。種牡馬のタイムパラドックス（当時11歳）と交配したタイキアヴェニューが10歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は貞廣牧場。戦績は、地方37戦5勝2着7回。2011年の兵庫若駒賞(地方重賞)で3着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

橋本和男厩舎（園田）へ入厩。

2歳（2011年）

8月9日、デビュー戦は板野央騎手を鞍上に据えて、2歳戦のファーストトライ（園田ダート820m 晴/良）に出走。馬体重は437kg。9頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では詰めが甘くなり、3着に終わった。

8月24日、中1週で迎えた2戦目は、有馬澄男騎手を鞍上に迎えて、2歳（園田ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。端をきる形となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一際目立つ伸びを見せたが、イルピラータに3/4馬身交わされて2着となった。

9月7日、中1週で迎えた3戦目は、2歳戦のセカンドトライ（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で有馬澄男騎手（1戦0勝）。12頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では長く末脚を持続させて、最後は2着のミサキジュリアンをクビ差振り切って初勝利を挙げた。

9月29日、中2週で迎えた4戦目は、2歳（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で有馬澄男騎手（2戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。先頭に立ち、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ着実に末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のウインスパートに1馬身の差をつけて制した。

10月20日、中2週で迎えた5戦目は、2歳地方重賞の兵庫若駒賞（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で有馬澄男騎手（3戦2勝）。9頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では伸びが続かず、3着に終わった。

11月17日、中3週で迎えた6戦目は、2歳（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で有馬澄男騎手（4戦2勝）。11頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではやや伸びを欠き、3着に終わった。

12月1日、中1週で迎えた7戦目は、2歳（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で有馬澄男騎手（5戦2勝）。11頭立ての5番人気で12番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では伸びが甘くなり、3着に終わった。

12月31日、中3週で迎えた8戦目は、2歳地方重賞の園田ジュニアカップ（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で有馬澄男騎手（6戦2勝）。11頭立ての7番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。最後はガス欠状態になり10着に終わった。

3歳（2012年）

1月19日、中2週で迎えた9戦目は、川原正一騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定3歳地方重賞の園田クイーンセレクション（園田ダート1400m 雨/重）に出走。12頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。主導権を奪う形となり、で馬群を牽引。しかし、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。最後は勢いを失って11着に終わった。

6月28日、約5か月半の休み明けで馬体重を前走から15kg減らして迎えた10戦目は、3歳A（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は有馬澄男騎手（7戦2勝）。12頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。先頭に立つ形となり、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の豊富なスタミナでしぶとく走り抜いたが、ホクセツラインに交わされて5馬身差の2着となった。

7月26日、中3週で迎えた11戦目は、あさがお賞（姫路ダート1400m 晴/良）に牝馬ながら54kgの斤量を背負って出走。鞍上は2戦連続で有馬澄男騎手（8戦2勝）。11頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では今一つ伸び切れず6着に終わった。

8月21日、中3週で迎えた12戦目は、大日本プロレスカップ（姫路ダート1500m 晴/良）に牝馬ながら54kgの斤量を背負って出走。鞍上は3戦連続で有馬澄男騎手（9戦2勝）。12頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。主導権を奪う恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では渾身の力で末脚を持続させて、最後は2着のシルクユニヴァースをアタマ差振り切って3勝目を奪取した。

9月13日、中2週で迎えた13戦目は、3歳以上B1 B2（園田ダート1230m 晴/良）に牝馬ながら55kgの斤量を背負って出走。鞍上は4戦連続で有馬澄男騎手（10戦3勝）。11頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい10着に敗れた。

10月3日、中2週で迎えた14戦目は、「近江米・秋の詩」特別（園田ダート1700m 晴/稍重）に牝馬ながら55kgの斤量を背負って出走。鞍上は5戦連続で有馬澄男騎手（11戦3勝）。12頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。先手を奪い、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では最後まで息が続かず10着に敗れた。

10月17日、中1週で迎えた15戦目は、杉浦健太騎手を鞍上に迎えて、南あわじ市淡路人形特別（園田ダート1400m 雨/稍重）に出走。12頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。最後は力尽きて7着に終わった。

11月2日、中1週で迎えた16戦目は、兵庫県産たまご特別（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は有馬澄男騎手（12戦3勝）。12頭立ての8番人気で大外12番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、で集団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚色が鈍り7着に終わった。

11月15日、中1週で迎えた17戦目は、つわぶき賞（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で有馬澄男騎手（13戦3勝）。10頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。最後は勢いを失って9着に終わった。

11月29日、中1週で迎えた18戦目は、りんどう賞（園田ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で有馬澄男騎手（14戦3勝）。12頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では末脚が振るわず11着に終わった。

12月13日、中1週で迎えた19戦目は、ゴールデンジョッキーカップ（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は川原正一騎手（1戦0勝）。12頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。端をきる形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では天稟の敢闘精神でゴールまで力走し、4着を確保した。

12月31日、中2週で迎えた20戦目は、3歳以上C1一（園田ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で川原正一騎手（2戦0勝）。11頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。果敢にハナを切り、で集団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚色が悪くなり11着に敗れた。

4歳（2013年）

1月15日、中1週で迎えた21戦目は、4歳以上C1（園田ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は有馬澄男騎手（15戦3勝）。12頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。敢然と端をきり、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では天資の勝負根性でゴールまで力戦し、4着を確保した。

1月30日、中1週で迎えた22戦目は、4歳以上C1（園田ダート1230m 晴/良）に出走。鞍上は川原正一騎手（3戦0勝）。12頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい9着に敗れた。

2月13日、中1週で迎えた23戦目は、4歳以上C1（園田ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は有馬澄男騎手（16戦3勝）。10頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。主導権を奪う恰好となり、で集団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は一杯になって10着に終わった。

2月27日、中1週で迎えた24戦目は、4歳以上C1一（園田ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で有馬澄男騎手（17戦3勝）。12頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。ハナを切り、で集団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では脚を伸ばせず6着に終わった。

3月13日、中1週で迎えた25戦目は、4歳以上C2（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で有馬澄男騎手（18戦3勝）。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。端を奪う恰好となり、で集団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線ではいい脚を見せられず4着に敗れた。

3月26日、中1週で迎えた26戦目は、4歳以上C2（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で有馬澄男騎手（19戦3勝）。10頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後は勢いを失って8着に終わった。

4月11日、中1週で迎えた27戦目は、4歳以上C2二（園田ダート1400m 雨/良）に出走。鞍上は川原正一騎手（4戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち味のタフネスで最後まで奮闘したが、ジャックスワローに交わされて1馬身3/4差の2着に敗北した。

4月25日、中1週で迎えた28戦目は、4歳以上C2二（園田ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で川原正一騎手（5戦0勝）。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では息長く末脚を伸ばして、最後は2着のラウレアに2馬身の差をつけて4勝目をマークした。

5月9日、中1週で迎えた29戦目は、4歳以上C1（園田ダート1230m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で川原正一騎手（6戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

5月23日、中1週で迎えた30戦目は、はなてまり賞（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で川原正一騎手（7戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では脚色がやや衰え、3着に終わった。

6月6日、中1週で迎えた31戦目は、吉村智洋騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C1一（園田ダート1400m 曇/良）に出走。11頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。主導権を奪い、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち味のスタミナで最後まで奮闘したが、ヒューストニアに交わされて3馬身差の2着となった。

6月27日、中2週で迎えた32戦目は、4歳以上C1一（園田ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は川原正一騎手（8戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。ハナに立ち、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚色が衰えて6着に敗れた。

7月11日、中1週で迎えた33戦目は、3歳以上C1一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で川原正一騎手（9戦1勝）。12頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。ハナを取り切り、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち味のファイティングスピリットで最後まで奮闘したが、マーティントゥルーに3/4馬身交わされて2着となった。

7月24日、中1週で迎えた34戦目は、あさがお賞（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で川原正一騎手（10戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。ハナを取り切り、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では強烈な末脚を炸裂させて悠々と抜け出し、最後は2着のハリファックスに4馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

8月14日、中2週で迎えた35戦目は、そのたんカップ（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で川原正一騎手（11戦2勝）。12頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。端をきる恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち味のタフさで最後まで奮闘したが、シャトーコジーンに交わされて3馬身半差の2着となった。

8月29日、中1週で迎えた36戦目は、たかさご万灯祭特別（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で川原正一騎手（12戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。端をきり、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では闘争心が光る走りを見せたが、タガノレガーロにハナ差交わされて2着に甘んじた。

9月12日、中1週で迎えた37戦目は、3歳以上B1 B2（園田ダート1230m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で川原正一騎手（13戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚が振るわず6着に敗れた。