パレードタイカン（1997年生、母ワンダフルワールド）

パレードタイカン（1997年3月25日）は、日本の競走馬。毛色は青鹿毛。種牡馬のサクラチトセオー（当時7歳）と交配したワンダフルワールドが7歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）千代田牧場。戦績は、中央平地12戦0勝、地方35戦8勝2着5回。主な勝ち鞍は2002年の一般C2。

経歴

デビュー前

小林常泰厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2000年）

3月18日、デビュー戦は的場均騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。馬体重は454kg。16頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで走り切り、3着に入った。

4月22日、中4週で馬体重を前走から16kg減らして迎えた2戦目は、4歳未勝利（東京芝1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で的場均騎手（1戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では末脚が振るわず11着に敗れた。

5月16日、中2週で迎えた3戦目は、伊藤直人騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の2000川崎フラワー賞3（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。12頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。4着に終わった。

6月19日、中4週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（函館芝1200m 雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で伊藤直人騎手（1戦0勝）。15頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい12着に敗れた。

6月25日、連闘で馬体重を前走から12kg減らして迎えた5戦目は、4歳未勝利（函館ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で伊藤直人騎手（2戦0勝）。8頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後は一杯になって8着に終わった。

7月9日、中1週で迎えた6戦目は、4歳未勝利（函館芝1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で伊藤直人騎手（3戦0勝）。12頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では強靭な末脚を披露し、3着に入り込んだ。

7月22日、中1週で迎えた7戦目は、4歳未勝利（函館芝2000m 小雨/良）に出走。鞍上は5戦連続で伊藤直人騎手（4戦0勝）。9頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。最後は脚を失くしてしまい7着に敗れた。

8月6日、中1週で迎えた8戦目は、4歳未勝利（札幌芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で伊藤直人騎手（5戦0勝）。13頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位争いには参加できず5着に終わった。

8月27日、中2週で迎えた9戦目は、嘉藤貴行騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（中山芝1800m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。16頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで力走し、4着に入った。

9月16日、中2週で迎えた10戦目は、4歳未勝利（中山芝2000m 曇/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で嘉藤貴行騎手（1戦0勝）。17頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では天賦の負けん気を発揮してゴールまで勇戦したが、6着に終わった。

10月1日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた11戦目は、4歳未勝利（福島芝1700m 曇/良）に出走。鞍上は伊藤直人騎手（6戦0勝）。14頭立ての4番人気で12番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では切れる脚を使えず6着に敗れた。

10月21日、中2週で迎えた12戦目は、4歳未勝利（福島芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で伊藤直人騎手（7戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では目立つような脚を使えず10着に敗れた。

11月4日、中1週で迎えた13戦目は、4歳未勝利（福島芝1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で伊藤直人騎手（8戦0勝）。14頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では全く伸びず9着に敗れた。

4歳（2001年）

11月21日、約12か月半の休養明けで迎えた14戦目は、岡田康志騎手を鞍上に迎えて、一般C4ル（足利ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。最後は、勝ったカシマクラウンから2馬身半差の2着となった。

12月29日、中4週で迎えた15戦目は、加藤和博騎手を鞍上に迎えて、一般C4ホ（宇都宮ダート1300m 晴/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。4着に敗れた。

5歳（2002年）

1月19日、中2週で迎えた16戦目は、一般C4ホ（足利ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で加藤和博騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のオイワケカイウンをクビ差制して待望の初勝利を挙げた。

2月3日、中1週で迎えた17戦目は、一般C4ロ（宇都宮ダート1300m 雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で加藤和博騎手（2戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったアブソリミカドからハナ差の2着に甘んじた。

2月18日、中1週で迎えた18戦目は、一般C4イ（宇都宮ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は岡田康志騎手（1戦0勝）。11頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。最後は、勝ったフジノキオーカンから2馬身差の2着となった。

2月27日、連闘で迎えた19戦目は、一般C4（足利ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で岡田康志騎手（2戦0勝）。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。最後は、2着のキングオブダートをクビ差制して勝利を手に入れた。

3月18日、中2週で迎えた20戦目は、水野貴史騎手を鞍上に迎えて、一般C3イ（宇都宮ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。最後は、2着のオレンジベルに半馬身の差をつけて優勝

4月19日、中4週で迎えた21戦目は、早川順一騎手を鞍上に迎えて、光徳賞（宇都宮ダート1500m 晴/良）に出走。10頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。4着に敗れた。

5月5日、中1週で迎えた22戦目は、リーディングジョッキー賞典（宇都宮ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で早川順一騎手（1戦0勝）。12頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。4着に終わった。

5月27日、中2週で迎えた23戦目は、一般C3（高崎ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で早川順一騎手（2戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のコスモティファニーに1馬身の差をつけて勝利をモノにする

6月9日、中1週で迎えた24戦目は、光徳賞（宇都宮ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は加藤和博騎手（3戦1勝）。10頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。5着に敗れた。

6月22日、中1週で迎えた25戦目は、一般C2（宇都宮ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で加藤和博騎手（4戦1勝）。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。7着に敗れた。

7月8日、中1週で迎えた26戦目は、金井正幸騎手を鞍上に迎えて、一般C2イ（宇都宮ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。最後は、勝ったカヌマツヨシから2馬身半差の2着となった。

7月18日、中0週で迎えた27戦目は、竜頭賞（宇都宮ダート1900m 晴/稍重）に出走。鞍上は岡田康志騎手（3戦1勝）。12頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。7着に終わった。

8月11日、中2週で迎えた28戦目は、一般C2（足利ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は早川順一騎手（3戦1勝）。9頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。最後は、2着のカヌマツヨシをアタマ差制して5勝目を手にした。

9月1日、中2週で迎えた29戦目は、竜頭賞（宇都宮ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で早川順一騎手（4戦2勝）。10頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。3着に終わった。

9月16日、中1週で迎えた30戦目は、竜頭賞（宇都宮ダート1900m 雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で早川順一騎手（5戦2勝）。12頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。12着に終わった。

11月10日、中7週で迎えた31戦目は、一般C2（宇都宮ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は岡田康志騎手（4戦1勝）。10頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。3着を確保した。

11月24日、中1週で迎えた32戦目は、竜頭賞（宇都宮ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で岡田康志騎手（5戦1勝）。10頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。7着に終わった。

12月29日、中4週で迎えた33戦目は、小野三夫騎手を鞍上に迎えて、一般C2（宇都宮ダート1500m 晴/稍重）に出走。10頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。7着に終わった。

6歳（2003年）

1月9日、中1週で迎えた34戦目は、一般C2ロ（宇都宮ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は早川順一騎手（6戦2勝）。11頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。最後は、勝ったカヌマワンダーから3/4馬身差の2着となった。

2月8日、中3週で迎えた35戦目は、大木義一騎手を鞍上に迎えて、一般C2（宇都宮ダート1500m 曇/良）に出走。10頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。9着に終わった。

2月22日、中1週で迎えた36戦目は、一般C2ハ（足利ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で大木義一騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のカナハラサクセスに3/4馬身の差をつけて6勝目を手に入れた。

3月16日、中2週で迎えた37戦目は、森泰斗騎手を鞍上に迎えて、一般C1（宇都宮ダート1500m 曇/良）に出走。10頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。6着に終わった。

4月13日、中3週で迎えた38戦目は、一般C1イ C2イ（宇都宮ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は大木義一騎手（2戦1勝）。11頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。最後は、2着のローズワンに半馬身の差をつけて7勝目を掴み取った。

5月4日、中2週で迎えた39戦目は、幸の湖賞（宇都宮ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は小野三夫騎手（1戦0勝）。10頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。5着に終わった。

5月16日、中1週で迎えた40戦目は、幸の湖賞（宇都宮ダート1900m 曇/不良）に出走。鞍上は大木義一騎手（3戦2勝）。11頭立ての3番人気で10番ゲートからスタート。3着に終わった。

5月24日、連闘で迎えた41戦目は、ベゴニア特別（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は小野三夫騎手（2戦0勝）。11頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。6着に終わった。

6月9日、中1週で迎えた42戦目は、幸の湖賞（宇都宮ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は森泰斗騎手（1戦0勝）。10頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。10着に敗れた。

6月14日、連闘で迎えた43戦目は、初夏特別（高崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は小野三夫騎手（3戦0勝）。12頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。9着に終わった。

6月28日、中1週で迎えた44戦目は、一般C1ロ（宇都宮ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は大木義一騎手（4戦2勝）。11頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。10着に敗れた。

7月10日、中1週で迎えた45戦目は、一般C2ハ（宇都宮ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は早川順一騎手（7戦2勝）。11頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のクリノメイプルに3/4馬身の差をつけて優勝

8月16日、中4週で迎えた46戦目は、一般C2（宇都宮ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は小野三夫騎手（4戦0勝）。8頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。5着に終わった。

8月31日、中1週で迎えた47戦目は、竜頭賞（宇都宮ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で小野三夫騎手（5戦0勝）。10頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。7着に終わった。