ユキエンゼル（2008年生、母ゲイリーマドンナ）

ユキエンゼル（2008年1月24日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のキングヘイロー（当時13歳）と交配したゲイリーマドンナが9歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は高橋牧場。戦績は、地方36戦4勝2着3回。2011年の荒尾クイーン特別(牝)に勝利した他、2011年の荒炎賞(KJ3)で2着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

1歳のとき、門別牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。2歳のとき、門別牧場から「北海道トレーニングセールサラブレッド2歳」に上場されたが主取りとなった。

松島壽厩舎（荒尾）へ入厩。

2歳（2010年）

9月5日、デビュー戦は松島慧騎手を鞍上に据えて、2歳戦のストロングホース（荒尾ダート950m 曇/良）に出走。馬体重は429kg。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。4着に敗れた。

9月23日、中2週で迎えた2戦目は、2歳戦の若駒特別（荒尾ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で松島慧騎手（1戦0勝）。7頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。5着に敗れた。

10月14日、中2週で迎えた3戦目は、2歳（荒尾ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で松島慧騎手（2戦0勝）。5頭立ての2番人気で3番ゲートからスタート。3着に敗れた。

10月22日、連闘で迎えた4戦目は、吉留孝司騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のわれもこう特選（荒尾ダート1300m 晴/良）に出走。7頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。最後は、2着のコウザンコに3馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

11月3日、中1週で迎えた5戦目は、2歳オープンの荒尾むぞらしかスプリント（荒尾ダート950m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉留孝司騎手（1戦1勝）。9頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。5着に敗れた。

12月3日、中3週で迎えた6戦目は、2歳戦のファイナルホース（荒尾ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で吉留孝司騎手（2戦1勝）。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。最後は、勝ったコウザンコから2馬身半差の2着となった。

12月23日、中2週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた7戦目は、山口勲騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定2歳オープンのプリンセス賞（荒尾ダート1500m 晴/重）に出走。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。8着に敗れた。

3歳（2011年）

1月1日、連闘で迎えた8戦目は、3歳地方重賞の門松賞（荒尾ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は松島慧騎手（3戦0勝）。9頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。9着に終わった。

1月20日、中2週で迎えた9戦目は、3歳（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は吉留孝司騎手（3戦1勝）。9頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。5着に終わった。

2月4日、中1週で迎えた10戦目は、3歳（荒尾ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉留孝司騎手（4戦1勝）。8頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。最後は、2着のミランダに1馬身の差をつけて2勝目を奪取した。

2月17日、中1週で迎えた11戦目は、3歳戦の萌黄特選（荒尾ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で吉留孝司騎手（5戦2勝）。9頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。6着に終わった。

3月4日、中1週で迎えた12戦目は、3歳オープンの北海道産馬特別（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で吉留孝司騎手（6戦2勝）。8頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。4着に終わった。

3月17日、中1週で迎えた13戦目は、3歳オープンの荒尾レディース特別（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で吉留孝司騎手（7戦2勝）。8頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。4着に敗れた。

3月26日、連闘で迎えた14戦目は、杉村一樹騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の乙女椿特選（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての6番人気で大外9番ゲートからスタート。4着に終わった。

4月8日、中1週で迎えた15戦目は、3歳オープンのスイートピー賞（荒尾ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は松島慧騎手（4戦0勝）。10頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。10着に敗れた。

4月22日、中1週で迎えた16戦目は、3歳戦の月桂樹特選（荒尾ダート1500m 雨/稍重）に出走。鞍上は杉村一樹騎手（1戦0勝）。9頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。3着に終わった。

5月1日、連闘で迎えた17戦目は、3歳KJ3の荒尾ダービー（荒尾ダート2000m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で杉村一樹騎手（2戦0勝）。11頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。7着に終わった。

5月20日、中2週で迎えた18戦目は、牝馬限定3歳オープンの荒尾クイーン特別（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は松島慧騎手（5戦0勝）。7頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。最後は、2着のテイエムライチョウをクビ差制して3勝目を手にした。

6月3日、中1週で迎えた19戦目は、3歳戦の虫歯予防デー特選（荒尾ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で松島慧騎手（6戦1勝）。8頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。3着に終わった。

6月24日、中2週で迎えた20戦目は、3歳戦のパール特選（荒尾ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で松島慧騎手（7戦1勝）。8頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。6着に終わった。

7月1日、連闘で馬体重を前走から13kg減らして迎えた21戦目は、3歳（荒尾ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で松島慧騎手（8戦1勝）。7頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。5着に終わった。

7月15日、中1週で迎えた22戦目は、西村栄喜騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の梅雨あけ特選（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。4着に終わった。

7月29日、中1週で迎えた23戦目は、一般C7（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は松島慧騎手（9戦1勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、勝ったシルクフォンテンからハナ差の2着に甘んじた。

8月5日、連闘で迎えた24戦目は、3歳戦の荒尾商工会議所杯（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で松島慧騎手（10戦1勝）。8頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。最後は、2着のタキノプリンセスに半馬身の差をつけて4勝目をゲットした。

9月2日、中3週で迎えた25戦目は、3歳KJ3の荒炎賞（荒尾ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で松島慧騎手（11戦2勝）。8頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。最後は、勝ったタキノプリンセスから1馬身差の2着となった。

9月23日、中2週で迎えた26戦目は、九州競馬ブロガー賞（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で松島慧騎手（12戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。5着に敗れた。

9月29日、連闘で迎えた27戦目は、一般C3（荒尾ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は5戦連続で松島慧騎手（13戦2勝）。8頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。4着に敗れた。

10月14日、中1週で迎えた28戦目は、荒尾でテイエムオペラオー杯（荒尾ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は6戦連続で松島慧騎手（14戦2勝）。10頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。7着に終わった。

10月20日、連闘で迎えた29戦目は、チャーリー君☆九州上陸記念（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で松島慧騎手（15戦2勝）。9頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。6着に終わった。

11月4日、中1週で迎えた30戦目は、一般C3（荒尾ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で松島慧騎手（16戦2勝）。10頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。9着に終わった。

11月11日、連闘で迎えた31戦目は、シャロンはツンデレでゲソ!（荒尾ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は9戦連続で松島慧騎手（17戦2勝）。9頭立ての6番人気で大外9番ゲートからスタート。6着に終わった。

11月25日、中1週で馬体重を前走から16kg増やして迎えた32戦目は、一明・和歌子40ラブ賞（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で松島慧騎手（18戦2勝）。9頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。9着に終わった。

12月1日、連闘で迎えた33戦目は、頑張れオールターゲット賞（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は11戦連続で松島慧騎手（19戦2勝）。8頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。8着に終わった。

12月16日、中1週で迎えた34戦目は、（有）旭製作所杯（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は12戦連続で松島慧騎手（20戦2勝）。9頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。9着に終わった。

4歳（2012年）

2月12日、中7週で馬体重を前走から13kg増やして迎えた35戦目は、岩永千明騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C1-4（佐賀ダート1400m 晴/重）に出走。9頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず9着に終わった。

3月11日、中3週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた36戦目は、真島正徳騎手を鞍上に迎えて、ホープフルカップ（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。8頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい8着に終わった。