ユキノバッカス（2015年生、母ユキノシンデレラ）

ユキノバッカス（2015年4月25日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋酒の神」。毛色は鹿毛。種牡馬のタニノギムレット（当時16歳）と交配したユキノシンデレラが16歳のときに産んだ10番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）フジワラ・ファーム。主な勝ち鞍は2019年の一般C18。

経歴

デビュー前

笹野博司厩舎（笠松）へ入厩。

4歳（2019年）

3月6日、デビュー戦は渡辺竜也騎手を鞍上に据えて、一般C20（笠松ダート800m 晴/良）に出走。馬体重は512kg。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位争いには参加できず4着に敗れた。

4月2日、中3週で馬体重を前走から28kg減らして迎えた2戦目は、水野翔騎手を鞍上に迎えて、一般C25（笠松ダート800m 晴/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではビュッと切れる脚を見せたが、ウインフルマークスに交わされて2馬身差の2着に敗北した。

4月23日、中2週で迎えた3戦目は、一般C23（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で水野翔騎手（1戦0勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では豪快な末脚を弾けさせて、最後は2着のヒルノオークランドに2馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

5月22日、中3週で迎えた4戦目は、根尾川特別（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は渡辺竜也騎手（1戦0勝）。10頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず5着に終わった。

7月3日、中5週で迎えた5戦目は、佐藤友則騎手を鞍上に迎えて、一般C18（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったクロマメに詰め切れず、3馬身差の2着に敗北した。

7月17日、中1週で迎えた6戦目は、一般C18（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は渡辺竜也騎手（2戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。逃げる形となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では豪快な末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のクリノジョヴァンナに2馬身の差をつけて人気に違わぬ実力を証明した。

8月13日、中3週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた7戦目は、郡上徹夜踊り特別（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で渡辺竜也騎手（3戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。競走中止となった。