ライデンリーダー（1992年生、母ヒカリリーダー）

ライデンリーダー（1992年5月25日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。1995年にNARグランプリサラブレッド系3歳最優秀馬及び年度代表馬、2014年にNARグランプリ特別表彰馬を受賞した。毛色は鹿毛。種牡馬のワカオライデン（当時11歳）と交配したヒカリリーダーが14歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）ヒカル牧場。戦績は、中央平地7戦1勝、地方17戦12勝2着1回。1995年の報知杯4歳牝馬特別(牝G2)に勝利した他、1995年の桜花賞(牝G1)で4着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

荒川友司厩舎（笠松）へ入厩。

2歳（1994年）

6月7日、デビュー戦は安藤勝己騎手を鞍上に据えて、3歳（笠松ダート800m 曇/良）に出走。馬体重は452kg。9頭立ての3番人気で10番ゲートからスタート。最後は、2着のホクテンホウオウに2馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

6月19日、中1週で迎えた2戦目は、3歳（笠松ダート800m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で安藤勝己騎手（1戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のムービングロマンに2馬身半の差をつけて2勝目を獲得した。

7月13日、中2週で迎えた3戦目は、3歳（笠松ダート800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で安藤勝己騎手（2戦2勝）。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のムービングロマンに4馬身の差をつけて負け無しの3連勝を決めた。

8月15日、中4週で迎えた4戦目は、3歳（笠松ダート800m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で安藤勝己騎手（3戦3勝）。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のフジノタイショウに2馬身の差をつけて負け知らずの4連勝を決めた。

8月28日、中1週で迎えた5戦目は、2歳戦の秋風ジュニア（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で安藤勝己騎手（4戦4勝）。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のフジノタイショウに1馬身半の差をつけて土付かずの5連勝を決めた。

9月28日、中3週で迎えた6戦目は、2歳オープンの中京盃サラ（名古屋ダート1400m 小雨/重）に出走。鞍上は6戦連続で安藤勝己騎手（5戦5勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のホクテンホウオウに8馬身の差をつけて無傷の6連勝を決めた。

11月6日、中5週で迎えた7戦目は、2歳戦のサラ・プリンセス特別（笠松ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は7戦連続で安藤勝己騎手（6戦6勝）。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のホクテンマドンナに6馬身の差をつけて無傷の7連勝を決めた。

12月7日、中3週で迎えた8戦目は、2歳戦のゴールドウイング賞（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で安藤勝己騎手（7戦7勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のラッキーダイナに6馬身の差をつけて無傷の8連勝を決めた。

12月29日、中2週で迎えた9戦目は、2歳戦のジュニアグランプリ（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で安藤勝己騎手（8戦8勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のベッスルキングに1馬身半の差をつけて無傷の9連勝を決めた。

3歳（1995年）

2月20日、中7週で迎えた10戦目は、うぐいす特別（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で安藤勝己騎手（9戦9勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のオスカーピークに7馬身の差をつけて無傷の10連勝を決めた。

3月19日、中3週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた11戦目は、牝馬限定3歳G2の報知杯4歳牝馬特別（京都芝1400m 外回り曇/良）に出走。芝レース及び重賞競走への出走は初となった。鞍上は11戦連続で安藤勝己騎手（10戦10勝）。16頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では凄まじい末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のエイユーギャルに3馬身半の差をつけて重賞初挑戦初制覇を果たした。

4月9日、中2週で迎えた12戦目は、牝馬限定3歳G1の桜花賞（京都芝1600m 外回り雨/稍重）に出走。G1級競走への出走は初となった。鞍上は12戦連続で安藤勝己騎手（11戦11勝）。18頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではキレのある末脚を繰り出したが、4着に終わった。

5月21日、中5週で迎えた13戦目は、牝馬限定3歳G1のオークス（優駿牝馬）（東京芝2400m 曇/良）に出走。鞍上は13戦連続で安藤勝己騎手（12戦11勝）。18頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後はバテてしまい13着に敗れた。

9月27日、約4か月半の休み明けで馬体重を前走から30kg増やして迎えた14戦目は、3歳戦の東海チャンピオンシップ（名古屋ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は14戦連続で安藤勝己騎手（13戦11勝）。12頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のホクテンホウオウに3馬身の差をつけて久方ぶりの一戦を制した。

10月22日、中3週で迎えた15戦目は、牝馬限定3歳G2のローズステークス（京都芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は15戦連続で安藤勝己騎手（14戦12勝）。16頭立ての1番人気に推されて13番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

11月12日、中2週で迎えた16戦目は、牝馬限定3歳G1のエリザベス女王杯（京都芝2400m 外回り晴/良）に出走。鞍上は16戦連続で安藤勝己騎手（15戦12勝）。18頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では脚が残っておらず13着に敗れた。

4歳（1996年）

1月15日、中8週で迎えた17戦目は、G3の平安ステークス（京都ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は17戦連続で安藤勝己騎手（16戦12勝）。11頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。ハナに立ち、かなり緩いペースで集団を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚色が悪くなり8着に敗れた。

2月12日、中3週で馬体重を前走から24kg増やして迎えた18戦目は、白銀争覇（笠松ダート1900m 晴/稍重）に出走。鞍上は18戦連続で安藤勝己騎手（17戦12勝）。8頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。3着に終わった。

4月28日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から16kg絞って迎えた19戦目は、G3のシルクロードステークス（京都芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は19戦連続で安藤勝己騎手（18戦12勝）。13頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では上がり3位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず6着に敗れた。

8月31日、約4か月の休み明けで馬体重を前走から22kg戻して迎えた20戦目は、高原特別（笠松ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は20戦連続で安藤勝己騎手（19戦12勝）。7頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のコルテスチェリーに3馬身の差をつけて久しぶりの実戦を制した。

12月11日、約3か月半の休養明けで迎えた21戦目は、愛知県畜産特別（名古屋ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は21戦連続で安藤勝己騎手（20戦13勝）。12頭立ての1番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。8着に敗れた。

5歳（1997年）

1月14日、中4週で迎えた22戦目は、新春短距離特別（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は22戦連続で安藤勝己騎手（21戦13勝）。7頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったオーミビクトリーからクビ差の2着に甘んじた。

2月25日、中5週で迎えた23戦目は、アメジスト特別（笠松ダート1600m 雨/良）に出走。鞍上は23戦連続で安藤勝己騎手（22戦13勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。4着に敗れた。

3月11日、中1週で迎えた24戦目は、中央競馬騎手招待（笠松ダート1900m 晴/重）に出走。鞍上は24戦連続で安藤勝己騎手（23戦13勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。5着に敗れた。