ホクテンホウオウ（1992年生、母ホクテンオール）

ホクテンホウオウ（1992年4月27日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のレジェンドテイオー（当時9歳）と交配したホクテンオールが11歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は山野牧場。戦績は、中央平地5戦0勝、地方23戦6勝2着7回。1994年の中京盃サラで2着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

高田勝良厩舎（笠松）へ入厩。

2歳（1994年）

6月7日、デビュー戦は井上孝彦騎手を鞍上に据えて、3歳（笠松ダート800m 曇/良）に出走。馬体重は452kg。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったライデンリーダーから2馬身半差の2着に敗北した。

7月13日、中4週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた2戦目は、3歳（笠松ダート800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で井上孝彦騎手（1戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。5着に敗れた。

8月15日、中4週で馬体重を前走から10kg絞って迎えた3戦目は、3歳（笠松ダート800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で井上孝彦騎手（2戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のヤマニンミンクスに4馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

8月28日、中1週で迎えた4戦目は、2歳戦の秋風ジュニア（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で井上孝彦騎手（3戦1勝）。8頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。3着を確保した。

9月28日、中3週で迎えた5戦目は、2歳オープンの中京盃サラ（名古屋ダート1400m 小雨/重）に出走。鞍上は5戦連続で井上孝彦騎手（4戦1勝）。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。最後は、勝ったライデンリーダーから8馬身差の2着となった。

10月23日、中3週で迎えた6戦目は、3歳（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で井上孝彦騎手（5戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。5着に敗れた。

12月11日、中6週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた7戦目は、横山誠騎手を鞍上に迎えて、3歳（笠松ダート1400m 雨/不良）に出走。8頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。最後は、勝ったヤマニホルダーから3馬身差の2着となった。

12月29日、中2週で迎えた8戦目は、2歳戦のジュニアグランプリ（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は井上孝彦騎手（6戦1勝）。9頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。3着を確保した。

3歳（1995年）

1月11日、中1週で迎えた9戦目は、3歳戦のゴールドジュニア（笠松ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で井上孝彦騎手（7戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。3着に終わった。

1月30日、中2週で迎えた10戦目は、吉田稔騎手を鞍上に迎えて、10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のマウントストリームに2馬身の差をつけて2勝目を収める

3月1日、中3週で迎えた11戦目は、3歳戦のスプリングカップ（名古屋ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で吉田稔騎手（1戦1勝）。10頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。最後は、勝ったコルテスチェリーから半馬身差の2着となった。

4月2日、中4週で迎えた12戦目は、3歳戦の新緑賞（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で吉田稔騎手（2戦1勝）。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。4着に敗れた。

5月3日、中3週で迎えた13戦目は、3歳戦の駿蹄賞（中京(地)芝1800m 小雨/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は4戦連続で吉田稔騎手（3戦1勝）。11頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。4着に終わった。

5月31日、中3週で迎えた14戦目は、3歳戦の東海ダービー（名古屋ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で吉田稔騎手（4戦1勝）。12頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。4着に終わった。

6月14日、中1週で迎えた15戦目は、C1ロ（名古屋ダート1600m 小雨/不良）に出走。鞍上は6戦連続で吉田稔騎手（5戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のサンライトブレーヴに1馬身の差をつけて3勝目を挙げた。

7月19日、中4週で迎えた16戦目は、3歳戦の岐阜王冠賞（笠松ダート1900m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で吉田稔騎手（6戦2勝）。10頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。5着に敗れた。

9月27日、中9週で迎えた17戦目は、3歳戦の東海チャンピオンシップ（名古屋ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で吉田稔騎手（7戦2勝）。12頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。最後は、勝ったライデンリーダーから3馬身差の2着となった。

10月24日、中3週で迎えた18戦目は、稲穂特別（名古屋ダート1600m 雨/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で吉田稔騎手（8戦2勝）。11頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のマウントストリームをハナ差制して勝利を手に入れた。

11月15日、中2週で迎えた19戦目は、黄菊特別（名古屋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は10戦連続で吉田稔騎手（9戦3勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のリキアラシに1馬身の差をつけて勝利をモノにする

12月8日、中2週で迎えた20戦目は、愛知県畜産特別（名古屋ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で吉田稔騎手（10戦4勝）。12頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、勝ったミリオンボールから1馬身半差の2着に敗北した。

4歳（1996年）

5月5日、約5か月の休養明けで迎えた21戦目は、B2ロ（名古屋ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は12戦連続で吉田稔騎手（11戦4勝）。11頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のナオノタイクーンに4馬身の差をつけて久しぶりの一戦を物にした。

5月29日、中2週で迎えた22戦目は、かきつばた特別（名古屋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は13戦連続で吉田稔騎手（12戦5勝）。8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。3着に終わった。

6月18日、中2週で迎えた23戦目は、しらゆり特別（名古屋ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は14戦連続で吉田稔騎手（13戦5勝）。12頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったマルブツホープからクビ差の2着に甘んじた。

8月4日、中6週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた24戦目は、牧田和弥騎手を鞍上に迎えて、4歳以上900万下の佐渡ステークス（新潟芝2000m 外回り晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。10頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。先手を取る形となり、超スローペースで馬群を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は減速してしまい6着に終わった。

8月24日、中2週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた25戦目は、鹿戸雄一騎手を鞍上に迎えて、4歳以上900万下の函館日刊スポーツ杯（函館芝2000m 晴/良）に出走。12頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では伸びを欠き8着に敗れた。

8月31日、連闘で迎えた26戦目は、ハンデ戦で4歳以上900万下のSTV杯（函館芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で鹿戸雄一騎手（1戦0勝）。9頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。端を奪い、緩やかなペースで一団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後はバタバタになってしまい7着に終わった。

9月22日、中2週で迎えた27戦目は、ハンデ戦で4歳以上900万下の噴火湾特別（函館ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で鹿戸雄一騎手（2戦0勝）。11頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では伸びが劣勢になり8着に終わった。

5歳（1997年）

7月6日、約9か月半の休養明けで馬体重を前走から10kg減らして迎えた28戦目は、芹沢純一騎手を鞍上に迎えて、5歳以上900万下の三宮特別（阪神芝1600m 晴/良）に出走。13頭立ての13番人気で8番ゲートからスタート。壮絶なハイペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを10番手で通過。直線ではいい脚を見せられず12着に終わった。