トウコウタカシ（1986年生、母スピードエイト）

トウコウタカシ（1986年5月4日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のパーソナリテイ（当時19歳）と交配したスピードエイトが17歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）杵臼斉藤牧場。戦績は、中央平地9戦0勝2着1回、地方24戦1勝2着5回。主な勝ち鞍は1989年の一般D。

経歴

デビュー前

佐々木猛厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（1988年）

9月10日、デビュー戦は田村正光騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（新潟芝1200m 曇/良）に出走。馬体重は470kg。6頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。逃げを打ち、ミドルペースでレースを進める。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では持ち味の心肺能力で最後まで奮闘したが、勝ったジャンボセイコに詰め切れず、5馬身差の2着に敗れた。

10月8日、中3週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（東京ダート1200m 曇/重）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で田村正光騎手（1戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後はバタバタになってしまい7着に敗れた。

10月22日、中1週で迎えた3戦目は、郷原洋行騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京芝1400m 晴/良）に出走。11頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、少し緩いペースで集団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚色が鈍り11着に敗れた。

12月17日、中7週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（中山芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は田村正光騎手（2戦0勝）。10頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。果敢にハナを切り、平均的なペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚色が悪くなり5着に敗れた。

3歳（1989年）

1月21日、中4週で迎えた5戦目は、4歳未勝利（中山芝1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で田村正光騎手（3戦0勝）。8頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり6着に敗れた。

2月5日、中1週で迎えた6戦目は、4歳未勝利（東京ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で田村正光騎手（4戦0勝）。11頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず11着に終わった。

3月4日、中3週で迎えた7戦目は、藤原英幸騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（中山ダート1200m 曇/稍重）に50kgの軽斤量で出走。16頭立ての8番人気で13番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では末脚を伸ばせず13着に敗れた。

3月18日、中1週で迎えた8戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で藤原英幸騎手（1戦0勝）。16頭立ての13番人気で14番ゲートからスタート。凄まじいハイペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず13着に終わった。

4月8日、中2週で迎えた9戦目は、4歳未勝利（中山芝1400m 曇/稍重）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で藤原英幸騎手（2戦0勝）。10頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後はバタバタになってしまい8着に終わった。

5月25日、中6週で迎えた10戦目は、佐々木一夫騎手を鞍上に迎えて、一般D（帯広ダート1200m 晴/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、勝ったスナークローマンから3馬身差の2着に敗北した。

6月15日、中2週で迎えた11戦目は、一般D（旭川ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐々木一夫騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。3着に終わった。

6月29日、中1週で迎えた12戦目は、一般D（旭川ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で佐々木一夫騎手（2戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。6着に敗れた。

7月13日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた13戦目は、原孝明騎手を鞍上に迎えて、一般D（岩見沢ダート1500m 曇/良）に出走。10頭立ての5番人気で大外10番ゲートからスタート。最後は、勝ったクラウントーランスから1馬身半差の2着となった。

7月26日、中1週で迎えた14戦目は、一般D（岩見沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は佐々木一夫騎手（3戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のアツプルパイに4馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

8月9日、中1週で迎えた15戦目は、一般D（岩見沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐々木一夫騎手（4戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、勝ったマルサンガリバーから2馬身差の2着に敗北した。

8月22日、中1週で迎えた16戦目は、一般D（札幌(地)ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で佐々木一夫騎手（5戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。3着に終わった。

4歳（1990年）

4月17日、約8か月の休養明けで馬体重を前走から30kg増やして迎えた17戦目は、一般D（帯広ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で佐々木一夫騎手（6戦1勝）。8頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。7着に終わった。

4月30日、中1週で迎えた18戦目は、一般D（帯広ダート1700m 雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で佐々木一夫騎手（7戦1勝）。9頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。7着に終わった。

5月14日、中1週で迎えた19戦目は、一般D（帯広ダート1700m 雨/重）に出走。鞍上は6戦連続で佐々木一夫騎手（8戦1勝）。12頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。7着に敗れた。

5月23日、連闘で馬体重を前走から10kg減らして迎えた20戦目は、一般D（帯広ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で佐々木一夫騎手（9戦1勝）。11頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。6着に敗れた。

6月5日、中1週で馬体重を前走から8kg戻して迎えた21戦目は、一般D（岩見沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で佐々木一夫騎手（10戦1勝）。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。3着に終わった。

6月19日、中1週で迎えた22戦目は、一般D（岩見沢ダート1500m 雨/重）に出走。鞍上は原孝明騎手（1戦0勝）。11頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。11着に敗れた。

7月3日、中1週で迎えた23戦目は、一般D（岩見沢ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は佐々木一夫騎手（11戦1勝）。12頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。5着に敗れた。

7月11日、連闘で迎えた24戦目は、一般D（岩見沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐々木一夫騎手（12戦1勝）。10頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。4着に終わった。

7月24日、中1週で迎えた25戦目は、一般D（旭川ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で佐々木一夫騎手（13戦1勝）。9頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。4着に敗れた。

8月6日、中1週で迎えた26戦目は、山田和久騎手を鞍上に迎えて、白金特別（旭川ダート1500m 晴/良）に出走。10頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。7着に終わった。

9月10日、中4週で迎えた27戦目は、一般D（札幌(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は佐々木一夫騎手（14戦1勝）。11頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。11着に終わった。

10月29日、中6週で迎えた28戦目は、一般D（函館(地)ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は山田和久騎手（1戦0勝）。12頭立ての12番人気で4番ゲートからスタート。11着に終わった。

11月7日、連闘で迎えた29戦目は、渡島特別（函館(地)ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で山田和久騎手（2戦0勝）。11頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。8着に終わった。

5歳（1991年）

4月17日、約5か月半の休養明けで迎えた30戦目は、一般D（帯広ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は佐々木一夫騎手（15戦1勝）。9頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。最後は、勝ったベイリーフアーデンから9馬身差の2着となった。

4月30日、中1週で迎えた31戦目は、一般D（帯広ダート1700m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で佐々木一夫騎手（16戦1勝）。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。8着に敗れた。

5月9日、連闘で迎えた32戦目は、一般D（帯広ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で佐々木一夫騎手（17戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったエステーションから2馬身半差の2着に敗北した。

5月22日、中1週で迎えた33戦目は、一般D（帯広ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で佐々木一夫騎手（18戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。3着に終わった。